プリュスオーはスムースとモイストのどっちがオススメ?メロウシャンプーとメルティシャンプーの違いを徹底比較!
フランス語で”水”という意味を持つ”eau”という単語が名前に入っている通り、保湿力に注力したプリュスオーシャンプー。
発売後人気シャンプーとして上位をキープしてきたプリュスオーシャンプーですが、「メロウシャンプースムース」と「メルティシャンプーモイスト」の2種類展開されています。
今回はプリュスオーシャンプーのメロウシャンプースムースとメルティシャンプーモイストの配合成分と使用感を実際に使って徹底比較していきたいと思います。
2024年10月に最新のプリュスオーリポアシャンプーが販売されました!こちらもレビューしていますのでぜひチェックしてみてください!
プリュスオーは全体的にバランスの取れたクオリティの高いシャンプー
プリュスオーはその名前の通り、保湿力に注力をしたシャンプーだよ!
プリュスオーシリーズのシャンプー総合評価 | |
スムース | モイスト |
冒頭でもお伝えをした通り、オー(eau)というのはフランス語で水を意味する言葉で、保湿力に力を入れているシャンプーに思います。
配合成分でいうと全体的にクオリティが高く、使用感としてもいい感じなので、トータルとしては評価の高いシャンプーだと言えるでしょう。
一方でそれぞれ配合成分や使用感で特徴があるため、今回はその違いを細かく紹介していきたいと思います。
スムースとモイストを配合成分の違いで評価をしてみる
配合成分量は違いますが、ベースや特徴は比較的似ているように思います。
スムース | モイスト |
水、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドDEA、コカミドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸Na、ココイル加水分解コラーゲンK、加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)、加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解シルク、オプンティアストレプタカンサエキス、異性化糖、ヘマチン、メドウフォーム-δ-ラクトン、ココイルメチルタウリンNa、ツボクサエキス、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、セラミドNP、アルガニアスピノサ核油、セラミドEOP、セラミドAP、ヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、EDTA-2Na、加水分解ダイズタンパク、加水分解ローヤルゼリータンパク、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-7、アボカド油、バオバブ種子油、ポリクオタニウム-51、ヒマワリ種子油、ホホバ種子油、ヤシ油アルキルグルコシド、プロポリスエキス、シャクヤク根エキス、オタネニンジン根エキス、カミツレ花エキス、ハチミツ、ハチミツエキス、ローヤルゼリー、BG、ラウロイルラクチレートNa、グリセリン、ジステアリン酸PEG-150、グリチルリチン酸2K、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、トコフェロール、フィトスフィンゴシン、キサンタンガム、カルボマー、エチドロン酸、コレステロール、エチドロン酸4Na、クエン酸、メチルパラベン、エタノール、フェノキシエタノール、香料 | 水、グリセリン、コカミドプロピルベタイン、ラウラミドDEA、ココイルメチルタウリンNa、コカミドDEA、ラウロイルメチルアラニンNa、ココイル加水分解コラーゲンK、ココイル加水分解ケラチンK、ココイルグリシンNa、加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)、加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解シルク、セレブロシド、セラミドNP、ヘマチン、メドウフォーム-δ-ラクトン、セラミドEOP、セラミドAP、ツボクサエキス、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、オプンティアストレプタカンサエキス、異性化糖、アルガニアスピノサ核油、ヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、EDTA-3Na、加水分解ダイズタンパク、加水分解ローヤルゼリータンパク、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-7、アボカド油、バオバブ種子油、ポリクオタニウム-52、ヒマワリ種子油、ホホバ種子油、ヤシ油アルキルグルコシド、プロポリスエキス、シャクヤク根エキス、オタネニンジン根エキス、カミツレ花エキス、ハチミツ、ハチミツエキス、ローヤルゼリー、BG、ラウロイルラクチレートNa、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、ジステアリン酸PEG-150、グリチルリチン酸2K、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、PEG-32、PEG-1ラウリルグリコール、トコフェロール、フィトスフィンゴシン、キサンタンガム、カルボマー、エチドロン酸、コレステロール、エチドロン酸4Na、クエン酸、メチルパラベン、エタノール、フェノキシエタノール、香料 |
まずは配合成分での比較。
黄色の成分がスムースのみ配合されているもので、青色の成分がモイストのみ配合されているものになります。
さて、この違いを一言で説明すると、スムースに配合されているものはほぼ全てモイストに配合されているということです。
さらに言ってしまうと、スムースに含まれるEDTA-2Naとポリクオタニウム-51はモイストに含まれるEDTA-3Naとポリクオタニウム-52は効果としてほぼ同じものなので、実質スムースの全ての成分がモイストに含まれていることになります。
じゃあスムースにプラスで成分が配合されているモイストの方がいいね!となるかというと、そうはなりません。
グリセリンが一番わかりやすいですが、配合している成分は同じでも各成分の配合量が変わっているので、洗い心地やまとまり感にかなり差が出ます(今回のプリュスオーもそうです)。
あとモイストの方が配合種類は多いですが、優秀な成分がプラスで配合されているかというとそんなことは全くないので、配合成分による差はほぼありません。
スムースとモイストを使用感で評価してみる
スムースとモイストを使用感で評価してみたよ!
実際に私が成分解析をした評価と、実際に使った上での使用感の評価をここにまとめましたので、まずは軽く目を通してください。
配合成分にこだわりたい:どっちもほとんど変わらない
配合成分量に違いはありますが、ほとんど違いはないと思います。
プリュスオーシリーズのシャンプー成分評価 | |
スムース | モイスト |
A | A |
先ほどの配合成分の違いでも伝えましたが、スムースとモイストで違いはほとんどありません。
そのため使用している配合成分の評価ポイントと懸念点も一緒です。
評価ポイントはCMC系成分(セラミドやコレステロール)、リピジュア、ペリセア、異性化糖、ヒートプロテクト成分など、保湿力やコンディショニング力に優れた成分がたくさん使われている点です。
懸念点は一部キレート剤の配合量(スムースはEDTA-2NaでモイストはEDTA-3Na)。
通常上記キレート剤は配合量が少ないため、配合順位的に最後の方に記載されるものですが、これらのシャンプーにおいては真ん中よりも上に記載をされているため、違和感があります。
キレート剤の配合量が多いとはあまり考えづらいので、そうするとこの成分以下の成分の配合量がかなり少ないということになります。
つまりせっかく優秀な成分を配合していたとしても配合量が少なかったら意味がなく、今回もキレート剤以下のPPT系成分やリピジュアもかなり少ないのではと勘繰ってしまいます。
そこらへんのアミノ酸系シャンプーに比べればクオリティは高いことは間違い無いですが、痒いところに手が届かないのがこのシャンプーの残念なところです。
香りにこだわりたい:全く一緒
珍しくシリーズで共通の香りを使用しています!
プリュスオーシリーズのシャンプー香り評価 | |
スムース | モイスト |
A+ | A+ |
プリュスオーのシャンプーはどちらも同じでホワイトフローラル&ペアーの香り。
一般的に複数のシリーズを展開するブランドでは香りも帰ることがほとんどですが、プリュスオーのシャンプーにおいては同じ香りを使用しています。
そしてこの共通の香りがめちゃくちゃいい香り。
言ってしまうとオーソドックスなソープの香りなのですが、万人受けするような好き嫌いがあまり発生しないであろうサッパリ系の香りに仕上がっています。
実際に私も妻も非常に好みの香りで、香りだけであればリピートしてもいいと思えるくらいの香りでした。
気になる人はぜひ一度テスターで確かめてください。
泡立ちで選びたい:強いていうのであればスムース
泡立ちはどちらも控えめな印象です。
プリュスオーシリーズのシャンプー泡立ち評価 | |
スムース | モイスト |
B- | B- |
プリュスオーのシャンプーの泡立ちはどちらも控えめな印象。
使用している洗浄成分的に想定はしていましたが、モコモコと泡立つようなタイプでは無いのと、どちらも若干水っぽい泡立ちになります。
そのため泡立ち重視の人はどちらもあまりおすすめできないですが、強いていうのであればスムースの方が泡立ちはいいように感じました。
もし泡立ち重視に人でプリュスオーのシャンプーの購入を検討している場合は、スムースを購入して若干多めにシャンプー液を使用することをオススメします。
洗い上がりの状態にこだわりたい:よりオススメなのはスムース
乾かしたあとはどちらもいい感じの仕上がり!
プリュスオーシリーズのシャンプー仕上がり評価 | |
スムース | モイスト |
S | B |
スムースもモイストも乾かしたあとはどちらも指通りがよく、ロングヘアの妻も毛先のまとまりは満足のいくものになったようです。
スムースとモイストの乾かした後の差はあまり感じないようだったので、どちらも仕上がりは満足のいくものという評価でした。
一方で髪を洗い流している最中は違いがあり、スムースはシットリで指通りがいいですがモイストは結構キシキシしたテクスチャーになります。
もしショートヘアであればあまり影響はないレベルですが、ロングヘアの場合は摩擦や引っ掛かりの影響も考えられるので、指通りの良さを求めるのであればスムースがオススメです。
コストパフォーマンスにこだわりたい:スムースがオススメ
総合的に判断するとスムースがオススメですね!
プリュスオーシリーズのシャンプーコスパ評価 | |
スムース | モイスト |
A | B |
コストパフォーマンスで比較をするのであればスムースがオススメ。
先に紹介をしている通り、価格、内容量、香りは全く変わらないですし配合成分にもほとんど違いはありません。
そのため使用感から比較をすることになりますが、使用感で比べると指通りや泡立ちなどの良さからスムースが一歩リードな印象です。
そのため同価格帯なのであれば、使用感のいいスムースの方がコスパはいいと言わざるを得ないですね。
スムースとモイストの選ぶポイントはこれ
どちらのクオリティは高いシャンプーですが、最後に選ぶポイントを紹介します!
どちらもそこらへんのアミノ酸系シャンプーに比べればかなりクオリティの高いシャンプーに仕上がっていますが、今回この2種類のうちどちらを選ぶか、となった場合の選ぶポイントをお伝えしたいと思います。
大前提、どちらも保湿力や補修力には優れているということを伝えさせてもらった上で、さらにどのてんで選ぶか、というのを上記で記載をしてます。
言ってしまえば使用感重視なのであればスムース、保湿力重視であればモイストを選ぶ、でいいのではないでしょうか。
使用感については先ほどお伝えをした通りですが、やはりシャンプーにおいては使用感はかなり大切なので、全体的な評価としてはスムースが上だと言わざるを得ないですね。
一方で保湿力についてはグリセリンの配合量から推察するにモイストの方が強いと判断しています。
毛髪が乾燥すると広がったりまとまりが悪くなったりすることが多いので、日々そういった状態に悩まされる人や乾燥しやすい冬などにはモイストがいいかもしれないですね。
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今回の記事を気に入ってくれたらぜひ個別記事も見てみてください!
さて今回はプリュスオーのシャンプー2種類を比較評価してみました!
最後に私がもし使うのであれば、という観点で評価をさせてもらうとすれば、スムース一択です。
この記事を読んで「いいな!」と思っていただいた方は、より詳細に配合成分や使用感の評価をしていますので、個別記事も読んでみてください。
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