2024.02.28 2024.04.01

ドロアスダメージリペアシャンプー｜成分解析評価と効果を口コミ

kiririn0830

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人気シャンプーとしてかなり息の長いドロアスシリーズ。

その名前の通り泥のクレンジング効果に注目をしたシャンプーになっていて、シリーズからは3種類展開されています。

今回はそんなドロアスダメージリペアシャンプーの成分解析と使用感を正直にレビューしていきたいと思います！

ドロアスダメージリペアシャンプーってどんなシャンプーなの？

ハゲデブ君

ドロアスダメージリペアシャンプーってどんなシャンプーなの？

ヤス

ドロアスシリーズの中では最もバランスの取れたシャンプーだよ！

価格	1100円
内容量	400ml
コストパフォーマンス評価	B
成分満足度	B
香りの良さ	B
泡立ちの良さ	A+
指通りの良さ	A
総合評価	B

敏感肌

乾燥肌

普通肌

脂性肌

軟毛

クセ毛

乾燥毛

ダメージ毛

ショートヘア

ミディアムヘア

ロングヘア

超シットリ

シットリ

普通

サッパリ

超サッパリ

ドロアスは様々な泥（クレイ）に注目してつくられたシャンプーシリーズです。

自然由来の成分によるクレンジング効果や保湿効果に期待して、クレイ系やマリン系成分がたくさん配合されていて、こだわりを感じる内容になっています。

そしてこのダメージリペアシャンプーは他のドロアスシャンプーで懸念だった部分が一部解消されていて、配合成分も使用感も最もバランスの取れたシャンプーになっています。

もし私がドロアスの中でひとつ選べと言われたらこのダメージリペアシャンプーを選ぶかなーと思います。

ただし肝心な洗浄成分が残念なのは変わらず、使用感も毛髪の状態や長さによってはコンディショナーが必要になったりと懸念点はあるので、安いもののコスパはいいと言わざるを得ないですね。

コストパフォーマンスの評価: （3.5点／5.0点）

ドロアスダメージリペアシャンプーの配合成分を確認してみる

配合成分はこちら: 水、オレフィン（Ｃ１４－１６）スルホン酸Ｎａ、コカミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンＮａ、ココイルグルタミン酸ＴＥＡ、モロッコ溶岩クレイ、カオリン、粘土、マイカ、モンモリロナイト、海塩、加水分解ケラチン（羊毛）、加水分解シルク、加水分解コラーゲン、加水分解サケ卵巣膜エキス、サクシノイルアテロコラーゲン、イソステアロイル加水分解コラーゲン、セラミドＮＧ、セラミドＮＰ、セラミドＡＰ、ヒドロキシエチルウレア、シア脂、ヒバマタエキス、加水分解コンキオリン、アルガニアスピノサ核油、アラニン、アルギニン、グルタミン酸、コカミドメチルＭＥＡ、ポリクオタニウム－１０、ポリクオタニウム－５０、ペンチレングリコール、塩化Ｎａ、イソステアリン酸、ＤＰＧ、ＢＧ、コレステロール、ヒドロキシアパタイト、ポリソルベート２０、キトサンヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、クオタニウム－１８、クオタニウム－３３、ＰＧ、クエン酸、クエン酸Ｎａ、ＥＤＴＡ－２Ｎａ、フェノキシエタノール、安息香酸Ｎａ、香料

界面活性剤
保湿成分
コンディショニング補修成分
頭皮ケア成分
植物エキス成分
その他成分
総合成分評価

ドロアスのシャンプーはその名前の通り、泥（クレイ）に注目した製品で、複数のクレイやマリン系の成分を豊富に配合したシャンプーになっています。

配合内容的にはドロアスシリーズでは一番優秀で、引っかかる部分が一番少ない内容になっています。

保湿成分と補修成分は比較的優秀な内容になっていますし、頭皮ケア成分もクレイにこだわるからこその内容になっており、通常のシャンプーではあまりみられないいい意味で変わった内容になっています。

一方でシリーズを通しですが、シャンプーで最も大切な洗浄成分で使用されている成分が残念で、せっかくのこだわりも微妙にしている感が否めない内容になっています。

おそらく女性向けのブランドだと思いますが、この成分が全く女性向けとマッチしていないので、もう少し価格は高くてもいいから洗浄成分だけなんとかしてくれーと強く思っています。。。

界面活性剤

界面活性剤一覧

オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
アニオン系界面活性剤。ヤシ油由来ではあるものの洗浄力や脱脂力は強めなので、乾燥肌の人には不向きな成分。

コカミドプロピルベタイン
アニオン系界面活性剤。ベタイン系洗浄成分。増粘作用や帯電防止作用、高いコンディショニング効果を持つ。また洗浄力や刺激性の強い洗浄成分の緩和のために配合されることも多い。

コカミドメチルMEA
ノニオン系界面活性剤。気泡力補助剤として使用される。

ココイルグルタミン酸ＴＥＡ
アニオン系界面活性剤。アミノ酸系洗浄成分。シットリした仕上がりになりやすくコンディショニング効果が高い。ただし泡立ちは弱め。

ポリソルベート20
ノニオン界面活性剤。乳化剤。

メインで使っている洗浄成分がオレフィンスルホン酸Naという残念な成分。

石油系成分ではないので安全性は高いものの、脱脂力がとにかく高いので個人的には使われていて欲しくない成分。

ベタインが緩衝材になってはいるものの女性には不向きな成分だと思うので、もう少し価格を高くしてもいいからアミノ酸系洗浄成分をメインで使って欲しかった。

シリーズ通して言えることですが、できればクレイなど自然由来の成分のクレンジング効果を謳うのであればあまり洗浄力の強い成分を使うのは微妙な気がしますが。

保湿成分

保湿成分一覧

ＤＰＧ
高い保湿力を持つ。製品の品質を維持する作用も併せ持つ。

ＢＧ
保湿成分。製品の品質を維持する効果。

アラニン、アルギニン、グルタミン酸
保湿成分。毛髪の主成分であるケラチンを構成するアミノ酸。

ペンチレングリコール
保湿作用。製品の保存性を高める効果もある。

サクシノイルアテロコラーゲン
コラーゲンの末端にあるアレルゲンを除去したもの。肌に張り付くような感触で保湿効果を付与。少量の配合で高い保湿力を発揮し、増粘剤的な垂れにくいテクスチャーにすることができる。

シア脂
シアバター。皮脂に近い性質で髪や頭皮への馴染みがよく保湿効果がある。ベビーシャンプーにもよく使われる。

セラミドＮＧ
細胞間脂質に含まれるセラミドの一種で肌の保湿やバリア機能の強化、エイジングケアなど様々な美容効果が期待される。

セラミドＮＰ
高い保湿力を持つ。肌や毛髪の表面でしなやかな保護膜を作り、コンディショニング効果を高めます。

セラミドAP
細胞間脂質であるセラミドの一種。強い結合の膜を作ることで皮膚バリア強化や角質代謝作用に期待できる。

コレステロール
重要な生体成分の一種で保湿効果や乳化安定剤としても使われる。

ヒドロキシアパタイト
皮膚や髪の保護効果のほか、汚れに吸着して除去するような清浄効果などを付与。

ＰＧ
保湿成分。乳化作用。

海塩
マリンソルト。ミネラルを豊富に含む。

いい感じじゃないですかね。

今回テーマでもあるクレイ成分のモロッコ溶岩クレイ（ガスールクレイ）やCMC系成分（セラミドやコレステロール）を主に使用しているみたいです。

CMCは細胞間脂質という天然で頭皮や毛髪に存在する成分で毛髪や頭皮の保湿力に影響する重要な成分です。

またここにはまとめてないですが、マリンプラセンタやヒロドキシエチルウレアなど保湿力の高い成分も配合されており、かなり保湿力には期待ができそうです。

コンディショニング・補修成分

コンディショニング・補修成分一覧

クオタニウム－３３
髪にしなやかさと艶を与える効果がある。

ポリクオタニウム－１０
毛髪に対する吸着性があり指通りを良くする効果がある。帯電防止効果もある。

ポリクオタニウム－５０
洗浄剤に混合され、シリコーンのような潤滑性を毛髪に与える。帯電防止剤、皮膜形成剤。

加水分解コラーゲン
高い保湿力を持つ。肌や毛髪の表面でしなやかな保護膜を作り、コンディショニング効果を高める。

イソステアロイル加水分解コラーゲン
傷んだ毛髪にタンパク質と脂肪酸を同時に補充することでダメージを補修。毛髪の内部構造体であるCMC（細胞膜複合体）に類似した構造を持ち、CMC同様の働きをする成分。

加水分解ケラチン（羊毛）
髪の主成分であるケラチンを加水分解して作られたもので、髪のダメージ部分に浸透し補修することで髪にハリコシを与える作用がある。

加水分解シルク
保湿効果や皮膜形成効果があり、髪のダメージ部分に吸着しハリコシを与える。

マイカ
雲母。光沢剤としてパールのような光沢を与えたい場合に使用される。

ヒドロキシエチルウレア
保湿効果だけではなくキューティクル平滑効果にも期待ができ、持続性も高いといわれている。安全性も高い。

加水分解コンキオリン
真珠貝の貝殻から抽出される成分。髪に艶を与える効果のほかにも活性酵素消化作用が知られているためエイジングケア化粧品に配合されることが多い。

キトサンヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド
カニやエビなどの甲殻に含まれているキチンを加水分解して得られるキトサン。それをカチオン化した誘導体。ダメージ部に選択的に吸着し、コーティング・制菌作用・ナチュラルな感触を付与するテクスチャー向上を司る成分。

こちらも結構いい感じです！

オーソドックスなポリクオタニウムシリーズに加えて、PPT系の加水分解シリーズが5種類ほど配合されていて、補修力にはかなりこだわっているように思います。

あとはキトサンやマイカ、コンキオリンといった毛髪に艶を出す効果に期待できる成分も配合されているので、補修だけではなく仕上がりも良くなりそう。

配合内容的にもテーマ沿ったものが多く、クレイやマリン系の成分が豊富でこだわりを感じる内容になっています。

ただなぜその他のドロアスシリーズには配合されていたヒートプロテクト成分を排除してしまったのかは不明です。。。

頭皮ケア成分

頭皮ケア成分一覧

加水分解サケ卵巣膜エキス
マリンプラセンタと呼ばれる鮭卵巣膜から抽出されたプラセンタエキス。肌の水分保持能力を高め、エキス中に含まれる成分が皮膚のコラーゲンやエラスチンの生成を促進させるという報告ある。抗酸化作用にも期待される。

モロッコ溶岩クレイ
ガスールクレイ。モロッコの山岳地帯で採取される黒い粘土。吸着力が高く毛穴の汚れや黒ずみを吸着して取り除く効果がある。殺菌作用、保湿作用、美白作用、抗酸化作用等に期待される。

粘土
多孔質の性質から汚れ、油成分を吸着するという特性がある。清浄効果やデオドラント効果に期待される。

カオリン
カオリナイトを主成分とする花崗岩が熱水分解されて形成された天然粘土鉱物。毛穴の汚れや余分な角質を吸着・除去するクレイとしても使われる。

モンモリロナイト
粘土の一種。抱水性が高く吸着性が高い粘土。肌や髪に吸着し皮膜形成することでの保湿効果や汚れを吸着する清浄効果に期待される。

テーマに沿ったこだわりの内容になっていますね。

天然クレイのクレンジング効果や保湿効果に注目し、モロッコ溶岩クレイをはじめとした4種類のクレイが配合されています。

あとはマリンプラセンタですね。コラーゲンやエラスチンといった成分の産生促進に期待される成分ですが、これらの成分は頭皮の真皮に存在する膠原繊維や弾力繊維の元になっている栄養素です。

頭皮を健康な状態にする上で大切な栄養素になるので、どこまで実感ができるかは不明ですが、成分としては優秀だと思います。

植物エキス成分

植物エキス成分一覧

ヒバマタエキス
海藻ヒバマタから抽出されるエキス。アミノ酸やミネラルなどを豊富に含んでおり、血行促進作用や新陳代謝促進作用に期待される。

アルガニアスピノサ核油
アルガンの木から1リットルしか採取できない貴重なオイル。オレイン酸やリノール酸を豊富に含み、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンEを含む。また高い保湿力を持つ。

ざっくり分けただけですが、おおよそ2種類ですかね。

ヒバマタエキスというミネラルを豊富に含む海藻から抽出されるエキスとオーガニックシャンプーに配合されることの多いアルガンオイルです。

どちらも保湿力に優れる成分で、栄養も豊富なので頭皮にとってもありがたい成分です。

その他成分

その他成分一覧

塩化Na
増粘調整剤。乳化安定剤。

イソステアリン酸
天然系の乳化剤。

クエン酸
キレート剤。pH調整剤。

クエン酸Na
pH調整剤。

EDTA-2Na
キレート剤。金属イオンを不活性化させる代表成分。

フェノキシエタノール
防腐剤。

安息香酸Ｎａ
防腐剤。

香料
人工香料。

微妙ですね。

公式の表示の通りパラベンは配合されていないですが、そのほかの防腐剤やキレート剤、調整剤など盛りだくさんです。

まあこの価格帯のシャンプーにこの「その他成分」については期待はしていませんでしたが、こだわりを感じる内容ではありません。

ただ品質を保持するためには必要な成分なので否定はしないです。

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ドロアスダメージリペアシャンプーの使用感についてレビュー

ヤス

続いてはドロアスダメージリペアシャンプーの使用感についてレビューしていきます！

さて続いて実際にドロアスダメージリペアシャンプーで頭皮や髪を洗ってみて感じた感想をレビューしていきたいと思います。

チェックポイントは以下の通り。

チェックポイント4カ条

シャンプーの香り
泡立ちの良さ
洗い上がりの状態
ドロアスダメージリペアシャンプーがオススメの方

シャンプーの香り：オーソドックスなフローラルな香り

ヤス

爽やかなサッパリめの香りです！

ドロアスダメージリペアシャンプーはリフレッシュフローラルの香り。

甘めではなく爽やか寄りの香りで、男性が使っても違和感はないと思いますが、シリーズの中では女性の方がマッチする香りのように感じます。

比較的オーソドックスな香りですし強く残りすぎるわけではないので、使いやすい香りじゃないかなーとは思います。

香りの評価: （4.0点／5.0点）

泡立ちの良さ：泡質が結構良い感じ！

ヤス

メンズシャンプーに負けず劣らずの泡立ち！

泡立ちはとてもいい感じです！

通常シャンプーレビューをするときは毛髪の長さや状態が違う妻と私でそれぞれが使うようにしているのですが、どちらも泡立ちの良さを感じました！

私は比較的泡立ちにはうるさい方ですが、メインで使っている洗浄成分がオレフィンだからか、メンズシャンプーに負けないような泡立ちになっています。

毛髪がワックスなどで汚れていても泡立ちはしっかりしていますので、泡立ち重視なら比較的満足がいくのではないでしょうか。

泡立ちの評価: （5.0点／5.0点）

洗い上がりの状態：シャンプーだけでも比較的いい感じに！

ヤス

洗い上がりも乾かした後も悪くない！

洗い流している最中と乾かした後の2軸で評価をいていきます。

洗い流している最中は絡むことなくテクスチャーはかなりいい感じで、ロングヘアの妻曰く、シリーズの中では最もいい洗い心地になるようです。

乾かした後も指通りは結構良くなりますし妻もシャンプーだけでいけなくはない、という評価でしたが、毛先のまとまりはもうひとつ、といった感じとのこと。

私のようなショートヘアであればあまり差はなく、シャンプーだけで十分だとは思いますが、ダメージが強い人やロングヘアの人はコンディショナーも使用した方がいいかもしれないです。

洗い上がりの評価: （4.5点／5.0点）

ドロアスダメージリペアシャンプーと相性が良い人と悪い人をチェック！

ヤス

さてここではドロアスダメージリペアシャンプーと相性の良い人と悪い人についてお伝えしていきます！

ここまでは実際に使った使用感をレビューしてきましたが、ここからは購入を考えている皆さんがドロアスダメージリペアシャンプーと相性が良いか悪いかを判断してもらうための情報をお伝えします！

相性のいい人

・強い洗浄力が好みの人
・ショート〜ミディアムくらいの長さの人
・運動後の使用を考えている人

相性の悪い人

・乾燥肌の人
・ロングヘアの人
・毛髪ダメージの強い人

まずメインで使われている洗浄成分が強いので、洗浄力の強いシャンプーが好きな人や頭皮や毛髪が汚れがちな運動後や夏メインで使いたいのであればいいのではないでしょうか。

ショートやミディアムくらいの髪の長さであれば、シャンプーだけでも指通りの良さを感じられるのではないかと思います。

一方で毛髪のダメージ状態やロングヘアの人はダメージの蓄積しやすい毛先などはまとまりが悪く感じる人もいる気がするので、コンディショナーも併せて使うことをオススメします。

ドロアスダメージリペアシャンプーのまとめ評価

さて今回はドロアスダメージリペアシャンプーをレビューしてきました。

使用感は悪くないですし配合成分にも一定こだわりは感じられる内容でしたが、残念ながらレギュラーシャンプーにするほどのものではありませんでした。

ただし、ドロアスの全シリーズを使ってみましたが、私がドロアスシリーズの中では一番バランスが取れたシャンプーのような気がします。

とにかくメインで使用している成分をリニューアルで変更してほしい。。。

ドロアス3種類を比較した記事も書いていますので、是非チェックしてみてください！

界面活性剤		シリコン		アルコール
合成防腐剤		合成香料		合成着色料

ドロアスダメージリペアシャンプー｜成分解析評価と効果を口コミ

ドロアスダメージリペアシャンプーってどんなシャンプーなの？