MCTオイル|ハゲデブへの影響・選び方・摂取タイミング
この記事は「これを見ればMCTオイルの全てがわかる」をコンセプトに書いています。
MCTオイルの基礎知識、効果や種類、プロテインの選び方、摂取のタイミング、そしてこのサイトならではのハゲデブへの影響、食事制限への影響まで幅広くまとめています。
記事は長めですが、ぜひしっかり読み込んでMCTオイルの理解を深めましょう!
MCTオイルとは
まずはMCTオイルについて正しく学びましょう!
中鎖脂肪酸の一種。筋トレ時のエネルギー補給に最適。
MCTは「Medium Chain Triglyceride」の略で、中鎖脂肪酸を意味します。
市販されているMCTオイルはこの中鎖脂肪酸100%の油を言います。
このMCTオイルは体内への吸収スピードが他の油と比べると4倍も早く、スピーディにエネルギーとして変換されやすいという特徴があります。
また脂肪として吸収されづらいため、効率よくエネルギーとして使用することができます。
特に糖質制限中のエネルギー源としては最適で、糖質制限やケトジェニックをしながら筋トレをする人にとっては必須アイテムと言っても過言ではありません。
MCTオイルの効果
MCTオイルはエネルギー供給とミトコンドリアへの影響だね!
筋トレ時のエネルギー供給
ミトコンドリア量の増加
※サプリメントの効果ではなく配合される一部の成分効果です。
筋トレ時のエネルギー供給
MCTオイルは他の油と比べて吸収〜エネルギー変換までがかなりスピーディなので、筋トレの際のエネルギー供給方法として非常に優れています。
特に糖質制限時には身体がケトーシスという脂肪をエネルギーとして変換させる状態に変化するのですが、そのエネルギー源となるケトン体へMCTオイルはスピーディに変化します。
糖質制限時はダイエットに繋がりやすい一方で、筋分解が進みやすいというリスクがありますので、筋分解を防ぐためにもMCTオイルは非常に重要です。
ミトコンドリア量の増加
MCTオイルは継続摂取することで細胞内のミトコンドリアの量が増えることが確認されています。
ミトコンドリアは体内の糖質や脂質をエネルギーに変換する重要な機能を持つので、この数が増えるとエネルギー代謝が良くなり、ダイエットにも効果があります。
糖質制限でダイエットをする人にとっては必須レベルの栄養素だと思います。
MCTオイルの種類
MCTオイルの種類は全部で2種類あります!
粉末タイプ
…筋トレや運動をしている人向け。
オイルタイプ
…筋トレや運動をせず食事の中で摂取したい人向け。
カプセルタイプ
…効率よく摂取したい人向け。
MCTオイルは全部で2種類あり、粉末タイプとオイルタイプがあります。
粉末タイプはMCTオイルを粉末状に加工したもので、その他粉状のサプリメントと一緒に飲みやすくなっています。
粉末タイプのものは水に馴染みやすくなっているので分離しにくく、運動している人だとプロテインと混ぜても飲みやすくなっています。
一方でオイルタイプは食事と併せて摂取しやすく、サラダや料理にかけるなどして摂取しやすくなっています。
カプセルタイプは飲みやすさ重視です。カプセルに入っているためいつでも簡単に摂取ができるので、自分の好きな時に飲みたい、という人向けです。
MCTオイルの選び方
MCTオイルの選び方について理解しましょう!
ココナッツオイル由来かどうか
使われている中鎖脂肪酸の種類が何か
ココナッツオイル由来かどうか
安全性の面からココナッツオイル由来のものがベストです。
スーパーなどで安価で販売されているMCTオイルはパーム油などが由来のものが多いと思います。
パーム油由来のMCTオイルが決して悪いというわけではありませんが、発がん性などの面で不安があるため、できる限りココナッツオイルを使用したMCTオイルを選ぶようにしましょう。
使われている中鎖脂肪酸の種類が何か
中鎖脂肪酸にはC8(カプリル酸またはオクタン酸)、C10(カプリン酸またはデカン酸)、C12(ラウリン酸またはドデカン酸)の3種類がありますが、最も吸収率がよくエネルギーに変換されやすいのは炭素数の少ないC8です。
製品によっては記載されていないものがありますが、できればC8が中心で使われているMCTオイルを選ぶことをオススメします。
MCTオイルの摂り方
私が実践してきたMCTオイルの摂取の仕方について紹介します!
運動前のプロテインと混ぜてまとめて摂取する
料理などに混ぜて1日分を分けて摂取する
先ほどもお伝えした通り、基本的にはMCTオイルの摂取方法は運動前にプロテインと混ぜて摂るか、料理に混ぜて摂るかどちらかです。
ちなみに私はMCTオイルは運動をする日としない日で使い分けています。
私は運動をする日は筋トレ前にプロテインと混ぜて摂取して、運動をしない日は料理に小分けにして1日量を摂取していました。
運動をする日はエネルギーに変換したいのでまとめて摂りますが、運動をしない日はカロリー分散と栄養分散目的で小分けにして摂取していました。
MCTオイルの摂取量
オススメのMCTオイルの摂取量を紹介します!
オススメの摂取量 | 5g〜15g |
摂取上限量 | 30g〜 |
まずは1日5gから始めて慣れ始めたら1日15gを上限で摂取しましょう。
MCTオイルは人によっては下痢や腹痛の原因になってしまうので、まずは小さじ1杯(5g)から始めることをオススメします。
摂取上限量は完全に私基準ですが、30g以上のMCTオイルを摂取した日(計測を間違えた)はかなりお腹が緩くなったので、個人的には多くても15gを上限として摂取しています。
ちなみに私は2gから始めて1ヶ月ごとに2gずつ増やしていき、今では毎日15gを摂取するようにしています。(理由は「MCTオイルの効果が出るまでどれくらい?」で説明します)
MCTオイルの効果が出るまでどれくらい?
MCTオイルを継続摂取して約3ヶ月が目安だね!
ある研究結果では中鎖脂肪酸1.6g(オイルにして約2g)を12週間を摂取し続けることで、ダイエット効果(体脂肪量減少、ウエスト減少、内臓脂肪減少)が認められたとのこと。
これはオイルを摂取しただけでの効果だと思いますので、これに加えて運動習慣を加えることで更なる期待ができます。
一方で身体は一定期間で慣れてきてしまうので、徐々にMCTオイル量を増やしていくと継続効果をしっかり感じられると思います。
運動時のMCTオイルの摂取タイミング
私が実践していたMCTオイルの摂取タイミングを紹介します!
基本的には運動1時間前に摂取しましょう。
MCTオイルが体内に吸収されてエネルギーに変換されるまで約60分必要と言われています。そのため運動する時間から逆算して摂取するようにしましょう。
私は筋トレをする日はプロテインとアルギニン・シトルリンも摂取しているのですが、どちらも運動1時間前に摂取する必要があるので、これにMCTオイルを混ぜて摂取しています。
MCTオイルのハゲデブへの影響度
続いて私が考えるMCTオイルの薄毛と肥満への影響について紹介します!
ハゲへの影響度 | ◎ |
デブへの影響度 | ◎ |
ハゲへの影響度
これまであまりお伝えしてきませんでしたが、実はMCTオイルは薄毛にとってもいい影響があると言われています。
糖質制限中は特にそうですが、脂質から生まれるエネルギーであるケトン体には抗酸化作用があり、この作用によって活性酸素から毛母細胞のある毛根を守る効果に期待ができます。
抗酸化作用は血管にもいい影響を与え、血管が健康であれば栄養を頭皮にしっかりと運ぶことができますので、薄毛にもいい影響があるといわれています。
デブへの影響度
こちらは先ほどお伝えした通りですが、MCTオイルを継続摂取することでダイエット効果を得ることができます。
さらにMCTオイルはスピーディにエネルギー変換されるため、筋トレのパフォーマンスを向上させ筋肥大をさせることができます。
筋肉量増加によって基礎代謝量も上がり脂肪燃焼量も増えるので、将来的にはさらなるデブへのいい影響が考えられます。
MCTオイルの食事制限への影響
各食事制限中に摂取しても影響がないかをチェックしましょう!
糖質制限への影響 | ◎ |
脂質制限への影響 | × |
糖質制限への影響
私は積極的に摂取していました。
繰り返しになりますが、糖質制限中のMCTオイル摂取は「ダイエット効果促進」「筋トレのパフォーマンス向上」「筋分解抑制」「毛髪への好影響」などいいことが非常に多いです。
糖質制限中にMCTオイルを摂取しないのはもったいなさすぎるので、毎日必ず摂取することをオススメします。
脂質制限への影響
脂質制限中のMCTオイルの摂取は基本的にNGです。
MCTオイルは簡単に言ってしまえば脂質です。脂質制限中の脂質摂取は基本的には避けたいので、できれば取らないほうがいいでしょう。
しかし脂質制限中でもEPA、DHA、CLAなど必要な脂質は取るべきだと思っているので、食事の中で必要脂質量に届かない日などはMCTオイルを摂取してもいいと思います。
ハゲデブを気にするならまずは検査キットがオススメ
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今回ご紹介したサプリメントを検討する理由は人それぞれですが、このブログ記事を読んでいる人は少なからずハゲデブを気にする人も多いはずです。
ただ私もハゲデブ経験者なので分かりますが、病院で相談をすればいいとわかっていつつも、ハゲデブは人に相談しづらい内容だという気持ちもメチャクチャ良く分かります。
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- 参考文献一覧
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https://shop.nisshin.oilliogroup.com/shop/g/g02117400/
https://valx.jp/column/8615/
https://www.kclinic.co.jp/news/detail.php?id=7507&page=560
https://www.lukesashiya.com/blog/2017/03/post-161.html
https://www.tanaka-cl.or.jp/aging-topics/topics-085/