モロッカンビューティ ハイドロリペア シャンプー|成分解析評価と効果を口コミ
超人気シャンプーとしてもはや取り扱っていないコスメショップはないであろう、もロッカンビューティーシャンプー。
なんとそのモロッカンビューティーシリーズから保湿力と補修力に特化したシャンプーが発売されました!
というわけで今回はモロッカンビューティーハイドロリペアシャンプーの成分解析と使用感を正直にレビューしていきたいと思います!
ちなみに「シャンプーとは?」や「このサイトでのシャンプーの評価の仕方」を知っておくとこのサイトのレビュー記事を読んだ時の納得値がとても上がると思うので、まずは会話ベースでポンポン読める以下の記事を読んでみてください!
エイトザタラソのクレンジングリペア&スムースシャンプーってどんなシャンプーなの?
モロッカンビューティーハイドロリペアシャンプーってどんなシャンプーなの?
この保湿成分と補修成分のラインナップはマジでやばいな…(いい意味で)
価格 | 1595円 |
内容量 | 430ml |
コストパフォーマンス評価 | A+ |
成分満足度 | A |
香りの良さ | A |
泡立ちの良さ | A |
指通りの良さ | S |
総合評価 | A+ |
敏感肌 | 乾燥肌 | 普通肌 | 脂性肌 |
軟毛 | クセ毛 | 乾燥毛 | ダメージ毛 |
ショートヘア | ミディアムヘア | ロングヘア |
超シットリ | シットリ | 普通 | サッパリ | 超サッパリ |
超人気シャンプーシリーズを多く手掛けるボトルワークスブランドから展開されるモロッカンビューティーシリーズ。
今回はそのシリーズから新しく展開されたのが、うねりとダメージ補修に特化したハイドロリペアシャンプー。
実際に配合成分をチェックしてみると、同価格帯のシャンプー全てと比較しても圧倒的な保湿成分と補修成分のラインナップになっており、改めてクオリティの高さに驚かされました…!
個人的に保湿成分や補修成分にはこの成分が入っていると優秀だな、と感じている成分が多くあるんですが、このシャンプーはそれらの私がこだわる成分をかなりの割合で網羅してきています。
いってしまえば、美容トレンドをしっかりおさえた王道的優秀シャンプーに仕上がっています!
そのため使用感としても非常に良く、ロングヘアの妻が使ってもかなり満足のいく指通りとまとまり感を感じることができています。
一部敏感肌の人だと気になるかもなーというところもありましたが、乾燥やダメージを気にしている人であれば絶対にチェックしてもらいたいシャンプーです。
これだけ優秀なトータルバランスにも関わらず価格は1500円前後と中価格帯を維持している点は、かなりコスパはいいと言えます!
- コストパフォーマンスの評価
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(5.0点/5.0点)
モロッカンビューティーハイドロリペアシャンプーの配合成分を確認してみる
- 配合成分はこちら
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水、コカミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウレス-6カルボン酸Na、ラウラミドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸TEA、コカミドDEA、ラウロイル加水分解シルクNa、アルガニアスピノサ核油、アルガニアスピノサカルス培養エキス、加水分解シルク、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解シルク、オプンチアフィクスインジカ種子油、センチフォリアバラ花油、γ-ドコサラクトン、ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解シルク、ポリクオタニウム-64、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、加水分解コラーゲン、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAP、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、ヒドロキシエチルウレア、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、(アブラナ種子油/シナアブラギリ種子油)コポリマー、ポリクオタニウム-92、ゼイン、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、PPG-3カプリリルエーテル、セバシン酸ジエチル、ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-47、ポリクオタニウム-53、クオタニウム-33、コレステロール、ココイルグリシンK、ココイルメチルタウリンNa、コカミドメチルMEA、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、イソマルト、レシチン、イソプロパノール、プロパンジオール、BG、PG、塩化Na、塩化Mg、ジステアリルジモニウムクロリド、フィチン酸、クエン酸、クエン酸Na、デシルグルコシド、ポリソルベート80、ヤシ脂肪酸K、トリイソステアリン酸PEG-160ソルビタン、ペンテト酸5Na、硝酸Mg、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、安息香酸Na、酸化銀、EDTA-2Na、DPG、トコフェロール、フェノキシエタノール、香料
界面活性剤 | シリコン | アルコール | |||
合成防腐剤 | 合成香料 | 合成着色料 |
界面活性剤 | |
保湿成分 | |
コンディショニング補修成分 | |
頭皮ケア成分 | |
植物エキス成分 | |
その他成分 | |
総合成分評価 |
さてハイドロリペアシャンプーですが、さすがボトルワークスブランドといった感じで、保湿成分と補修成分はえげつないくらい優秀な内容になっています。
同価格帯のシャンプーで保湿成分と補修成分がここまでハイクオリティに仕上がっているものは現時点ではほぼないといってもいいくらいのラインナップになっています。
そのため普段から重いダメージや重い乾燥に悩んでいる人にとっては、とてもありがたい配合内容のシャンプーに仕上がっているんじゃないかなと思います。
一方でカチオン系界面活性剤の配合種類が多く、頭皮への刺激性が懸念。
その他成分にもイソプロパノールやメチルクロロイソチアゾリノンなど刺激性が気になるものが配合されていることもあり、総合的に見ると非常に惜しいラインナップになっています。
刺激性を気にする人でなければ、十分に使う価値のあるシャンプーだと間違いなく言えるクオリティです。
界面活性剤
- 界面活性剤一覧
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コカミドプロピルベタイン
アニオン系界面活性剤。ベタイン系洗浄成分。増粘作用や帯電防止作用、高いコンディショニング効果を持つ。また洗浄力や刺激性の強い洗浄成分の緩和のために配合されることも多い。ラウロイルメチルアラニンNa
アニオン界面活性剤。アミノ酸系洗浄成分。泡立ちから洗浄力までバランスのいい成分。サッパリ系の仕上がりになりやすい。ラウレス-6カルボン酸Na
アニオン界面活性剤。酸性石けんと呼ばれるもので使用感が石けんに似ていてさっぱりに仕上がる。石けんと違い酸性側でも安定して洗浄効果、起泡性を得られる。肌にも低刺激。ラウラミドプロピルベタイン
両性界面活性剤。ベタイン系洗浄成分。帯電防止効果があり仕上がりをよくするコンディショニング効果がある。ココイルグルタミン酸TEA
アニオン系界面活性剤。アミノ酸系洗浄成分。シットリした仕上がりになりやすくコンディショニング効果が高い。ただし泡立ちは弱め。コカミドDEA
ノニオン系界面活性剤。増粘作用。気泡力補助作用。ラウロイル加水分解シルクNa
アニオン系界面活性剤。PPT系洗浄成分。泡立ちがしっかりしていてコンディショニング効果が高い。程よい洗浄力で優秀な洗浄成分である反面高価であるというデメリットがある。クオタニウム-33
カチオン界面活性剤。髪にしなやかさと艶を与える効果がある。18-MEAという髪のキューティクルを美しく保つのに必須の成分が含まれている。ココイルグリシンK
アニオン系界面活性剤。アミノ酸系洗浄成分。アミノ酸系ではあるが洗浄力が結構強めなので乾燥肌の人にはあまり向かない成分。ココイルメチルタウリンNa
アニオン系界面活性剤。アミノ酸系洗浄成分。程よい洗浄力から泡立ちまでバランスの良い成分。ベビーシャンプーなどにもよく使われる。コカミドメチルMEA
ノニオン系界面活性剤。気泡力補助剤として使用される。グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド
カチオン系界面活性剤。帯電防止効果。レシチン
両性界面活性剤。乳化補助剤。ジステアリルジモニウムクロリド
カチオン界面活性剤。マイナスに帯電している毛髪に吸着し、柔軟性や静電気防止などの効果に期待できる。肌刺激性が強いため髪のみに使うことが推奨される。デシルグルコシド
ノニオン界面活性剤。皮脂や汚れを落とす作用は強く、水分は取り過ぎないという特徴を持つ。ポリソルベート80
ノニオン界面活性剤。乳化安定剤。ヤシ脂肪酸K
アニオン界面活性剤。ラウリン酸を主としたヤシ油由来の石鹸。泡立ちが大きくさっぱりと洗い上げる。乾燥肌には向かない。トリイソステアリン酸PEG-160ソルビタン
ノニオン界面活性剤。乳化作用・増粘効果。
洗浄成分は色々なタイプをミックスで使っていますね!
ベタイン系をメインとして、アミノ酸系、石鹸系、PPT系を補助剤として複数使っている感じですね。
補助剤に洗浄力が強いものが多めに使われていることもあって、全体的な洗浄力としては中中〜中強くらいに仕上がっている印象です。
使っている洗浄成分は比較的オーソドックスなので特に違和感なかったのですが、気になったのがカチオン系界面活性剤の多さ…。
カチオン系界面活性剤は毛髪のテクスチャーを良くする効果に期待ができますが、その反面頭皮への刺激性が懸念されており敏感肌の人には微妙な成分。
ポリクタニウム系は良いとしても、刺激性の強い4級アンモニウム塩は使う人との相性もあるため、あまり使われていて嬉しい成分ではないんですよね…。
洗浄成分は悪くないものの、それ以外の界面活性剤が微妙なため、良いとは言えないラインナップです。
保湿成分
- 保湿成分一覧
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加水分解シルク
フィブロインというタンパク質を加水分解してできる成分。10種類以上のアミノ酸を含むため保湿だけではなく毛髪のツヤだしやダメージ部分に吸着しハリコシを与える。ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解シルク
毛髪に吸着しやすいようにカチオン化された加水分解シルク。 毛髪に柔軟性、帯電防止、またシルクPPTによるハリコシの付与効果がある。ポリクオタニウム-64
リピジュア。ヒアルロン酸より保湿力が高いといわれ、水洗いしてもその効果は失われず潤いが継続する。水にも油にもなじみやすいので肌への親和性が高く、優れた保湿力に期待される。加水分解コラーゲン
高い保湿力を持つ。肌や毛髪の表面でしなやかな保護膜を作り、コンディショニング効果を高めます。セラミドNG
CMCや細胞間脂質の主成分。肌や毛髪の水分保持能力に関係する大切な成分。セラミド2と表現されることもある。セラミドNP
CMCや細胞間脂質の主成分。肌や毛髪の水分保持能力に関係する大切な成分。セラミド3と表現されることもある。セラミドAP
CMCや細胞間脂質の主成分。肌や毛髪の水分保持能力に関係する大切な成分。セラミド6Ⅱと表現されることもある。ヒドロキシエチルウレア
保湿効果だけではなくキューティクル平滑効果にも期待ができ、持続性も高いといわれている。安全性も高い。ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム
従来のヒアルロン酸の保湿力と流れ落ちない吸着力を両立した新しいヒアルロン酸。皮膚や髪はマイナスに帯電しているため、プラス(カチオン化)に荷電させることで吸着し、流した後も肌や髪にとどまり、潤いを持続させる。PPG-3カプリリルエーテル
セラミドに似た構造と効果を持ち、髪や肌を保湿し髪に対してはハリコシを与える成分。コレステロール
CMC成分の一種。キューティクルやコルテックスを接着させる効果や保湿効果に関係する大切な成分。イソマルト
優れた吸湿性を持つ保湿剤として使用される。プロパンジオール
保湿作用、防腐作用のために使用される。製品の保存性を高める静菌効果が中心で、保湿力はそこまで高くないため保湿成分のメインとして使われることはあまりない。BG
保湿成分。製品の品質を維持する効果。フィチン酸
米ぬかや小麦等に含まれる植物由来の成分。高い保湿効果があり肌を柔らかくするエモリエント効果、角質層を保湿することで油分のバランスを整える効果に期待できる。DPG
高い保湿力を持つ。製品の品質を維持する作用も併せ持つ。
えげつないラインナップですね!もちろんいい意味で!
ボトルワークスはブランド問わず保湿力はかなり優秀なことが多いですが、今回もモロッカンオイルがテーマということもあってメチャクチャ保湿成分は優秀です。
配合されている成分が優秀なので何から解説しようか迷うんですが、簡単にいってしまうと毛髪も頭皮もしっかり保湿できる内容になっているのと、持続力にも期待ができるラインナップになっています。
保湿成分としては加水分解シリーズによるアミノ酸各種がNMFと呼ばれる天然保湿因子で、セラミドやコレステロールが毛髪では保湿効果だけではなくキューティクル同士を接着させる役割を持つCMCという組織の主成分で、頭皮では細胞間脂質として保湿に関わる重要な役割があります。
そして通常の加水分解シリーズに加えてリピジュアや、カチオン化させて吸着率と持続力を高めたヒアルロン酸やシルクも配合されているのに加えて、イソマルトなど保水力の高い成分も含まれているので持続力はかなり高そうです。
そしてテーマでもあるモロッカンオイルがエモリメント作用として水分蒸散防止の役割を担ってくれるため、毛髪と頭皮それぞれで保水から蒸散防止まで総合的に保湿効果を発揮してくれそうです!
コンディショニング・補修成分
- コンディショニング成分・補修一覧
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γ-ドコサラクトン + セバシン酸ジエチル
エルカラクトンDES。ヒートケア成分と呼ばれドライヤーなどの熱を利用し髪を補修する。通常のドコサラクトンを毛髪のうねり、絡まり、めくれ上がりを持続的に改善し、ハリコシ改善を強化したもの。ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)
毛髪を柔軟にしダメージの高い部分へ集中的に吸着して補修する。また疎水化することで外部ダメージから保護するとともに内部成分の流出を抑える働きもある。(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解シルク
シルク由来のヒートプロテイン。持続性やコーティング力が高いシルク素材で、感触の改善やツヤ、保護効果が高い。ジラウロイルグルタミン酸リシンNa
ペリセア。ダメージヘアの内部に浸透して髪を補修、ハリコシを与える成分。浸透力が高く約1分ほどで毛髪内部に浸透し補修する優れた浸透作用を持つ。肌に水分を引き寄せる働きがあり、見た目を改善するだけではなく肌にバリアを作り出す皮膜形成剤にも期待される。テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
脂溶性ビタミンC。皮膚への浸透性が高く抗酸化作用の持続力も長いのが特徴。コラーゲン生成の促進効果や皮脂の酸化抑制効果、メラニン生成抑制効果などに期待ができる。(アブラナ種子油/シナアブラギリ種子油)コポリマー
シリコンに代用される皮膜形成効果をもつ成分。指通りがとても良くなる。ポリクオタニウム-92
セラキュート。セラミドを模倣した構造を持ち、使用感としてはベタつかず良質かつ自然なツヤを与える。髪内部に浸透しダメージホールを埋める効果に期待ができる。ゼイン
トウモロコシ由来の非水溶性タンパク質で、髪に皮膜を形成することでハリコシを与え、指通りの良さや艶を与える成分。ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル
光沢性、エモリエント性、コンディショニング性にすぐれた植物由来の成分。ポリクオタニウム-7
コンディショニング効果や帯電防止効果がある。ポリクオタニウム-10
毛髪に対する吸着性があり指通りを良くする効果がある。帯電防止効果もある。ポリクオタニウム-47
毛髪の摩擦を軽減する効果がある。ポリクオタニウム-53
両性コンディショニングポリマー。高いコンディショニング効果が得られる。
こちらもメチャクチャ優秀ですね…ヤバい(いい意味で)!
ペリセアやセラキュートなど浸透性に優れる補修成分が複数配合されていて、加水分解系シリーズも含めて内部補修にはかなり期待ができそうです。
毛髪表面もケラチンやペリセア、加水分解コラーゲンやゼインなどによって補修効果に期待ができそうなラインナップになっています。
そして注目すべきはヒートプロテクト成分の豊富さ。
ヒートプロテクト成分はドライヤーやアイロンの熱を利用して毛髪表面に皮膜を形成するため、使い心地がワンランク上がる成分になっています。
個人的には今まで何十本もレビューをしてきましたが、ここまでヒートプロテクト成分が配合されたシャンプーを過去みたことがありません。
保湿成分の優秀さも相まって、使用感や仕上がりは非常に良くなりそうなラインナップです。
頭皮の刺激性が気になるカチオン系界面活性剤の多さが気になりますが、よほど敏感肌でなければ使う価値はある内容だと思います!
頭皮ケア成分
- 頭皮ケア成分一覧
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テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
脂溶性ビタミンC。皮膚への浸透性が高く抗酸化作用の持続力も長いのが特徴。コラーゲン生成の促進効果や皮脂の酸化抑制効果、メラニン生成抑制効果などに期待ができる。トコフェロール
ビタミンE。強い抗酸化作用や血液循環促進などが知られている。発毛や育毛分野においても注目されシャンプーや育毛剤などに配合されることもある。
基本的には保湿成分兼頭皮ケア成分として配合されているものが多い印象です。
セラミドやコレステロール、アミノ酸各種などは細胞間脂質や天然保湿因子として頭皮に存在する成分ということもあり、相性が良い成分になっています。
相性が良いという意味ではコラーゲンやヒアルロン酸は真皮に存在する膠原繊維とその間を埋める基質の主成分なので、こちらも同様の相性の良さがあると思います。
一応ビタミン系成分は頭皮にとってもありがたい成分になるのでピックアップしていますが、毛髪への影響が多くあまり頭皮ケアとして入れているものではないようにも思います。
保湿以外の頭皮ケア効果はあまり期待しない方がいいと思います!
植物エキス成分
- 植物エキス一覧
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アルガニアスピノサ核油
アルガンの木から1リットルしか採取できない貴重なオイル。オレイン酸やリノール酸を豊富に含み、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンEを含む。また高い保湿力を持つ。アルガニアスピノサカルス培養エキス
アルガンノキの新芽から得られるエキスでアルガン幹細胞エキスとも呼ばれる。真皮幹細胞に活力を与えることで、肌のエイジングケアを促す。オプンチアフィクスインジカ種子油
ウチワサボテンから抽出したエキス。皮膚の保護、変質したたんぱく質の補修作用に期待できる。センチフォリアバラ花油
花びらが100枚あるといわれるバラ「センチフォリア」から抽出されたエキス。非常に貴重で精油の中でも最も高価な部類。抗炎症作用・保湿作用・抗酸化作用・収れん作用などに期待できる。
注目すべきはこのシャンプーのテーマでもあるアルガンオイルでしょうか!
アルガンオイルはビタミンやミネラルが豊富なのに加えて、保湿作用の一種であるエモリメント効果に期待ができます。
これ以外にも保湿力の高いサボテンエキスなども配合されているので、保湿力には期待ができそうです。
その他エキス自体には抗酸化作用などを促す成分も配合されていますが、基本的にシャンプーは洗い流してしまう関係で保湿作用以外はあまり期待ができないと思った方がいいでしょう。
その他成分
- その他成分一覧
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イソプロパノール
防腐剤。エタノールよりも刺激性が強いため敏感肌の人は注意したい成分。PG
保湿成分。乳化作用。塩化Na
増粘調整剤。乳化安定剤。クエン酸
キレート剤。pH調整剤。クエン酸Na
pH調整剤。ペンテト酸5Na
キレート剤。カルシウムやマグネシウムなどの金属イオンを吸着する。硝酸Mg
安定化成分。メチルクロロイソチアゾリノン
防腐剤。パラベンの代用で使用されることが多いが刺激性は高く懸念される。安息香酸Na
防腐剤。酸化銀
銀の酸化物。殺菌作用や消臭作用があり、防腐剤として利用されることが多い。EDTA-2Na
キレート剤。フェノキシエタノール
防腐剤。香料
人工香料。
ここが微妙…。
ボトルワークスブランドはなぜかこの項目が微妙に感じることが多く、モロッカンビューティーシリーズも同様です。
御用達の紫外線吸収剤は使っていないみたいですが、それでも他の同価格帯のシャンプーに比べると合成キレート剤や合成防腐剤の数が多いんですよね。
刺激性が懸念される成分は規制に従って配合されているはずなので基本的には問題ないとはいえ、イソプロパノールやメチルクロロイソチアゾリノンあたりはやはり気になりますよねー…。
カチオン系界面活性剤の配合量の多さも相まって、やはり刺激性を気になる人にとってはなんとも微妙なラインナップになっている気がします…。
モロッカンビューティーハイドロリペアシャンプーの使用感についてレビュー
モロッカンビューティーハイドロリペアシャンプーの使用感についてレビューしていきます!
さて続いて実際にモロッカンビューティーハイドロリペアシャンプーで頭皮や髪を洗ってみて感じた感想をレビューしていきたいと思います。
チェックポイントは以下の通り。
シャンプーの香り
泡立ちの良さ
洗い上がりの状態
モロッカンビューティーハイドロリペアシャンプーがオススメの方
シャンプーの香り:甘めなフローラルベースの香り!
香りとしては甘めよりの香り!
モロッカンビューティーハイドロリペアシャンプーはプリズムローズの香り。
系統としては甘めベースの香りで、ベースはバラの香りに仕上がっているようです。
個人的にはあまりバラ感は強くなく、フローラルとフルーティがバランスよくブレンドされているような印象です。
特徴的な香りではなく、よくある甘めなフローラルベースの香りといった感じなので、甘い香りが好きな人であればハマる人も多いんじゃないかなと思います。
- 香りの評価
-
(4.0点/5.0点)
泡立ちの良さ:泡立ちはかなりいい感じ!
最近は泡立ちのいいアミノ酸シャンプーも増えてきましたね!
泡立ちはかなりいい感じで、通常のアミノ酸シャンプーよりもボリューム感のある泡立ちになるような気がします!
通常アミノ酸シャンプーは泡立ちは控えめになることが多いですが、今回のシャンプーは特にそういったことを感じることはなく、泡立ちもいい感じに感じました。
おそらく補助剤にカルボン酸や気泡力補助剤などが配合されているので、純粋なアミノ酸系シャンプーに比べると泡立ちが良く調整されているんでしょうね。
泡立ち重視の人でも満足のいく泡立ちになるんじゃないかと思います。
- 泡立ちの評価
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(4.5点/5.0点)
洗い上がりの状態:ロングヘアの妻が満足の仕上がりに!
保湿力と補修力が優秀なだけありますね!
ここではロングヘアの妻が使った感想をお伝えできればと思います!
妻の髪質としてはロングヘアで低頻度ではあるもののカラーをしているため、ある程度のダメージを感じる(特に毛先)質感になっています。
そんな妻が実際に使ってみたところ、洗い流す最中から乾かすまで一貫して指通りの良さを実感できたようです!
配合成分のところでも解説した通り、保湿力と補修力には期待ができる内容になっているので、ある程度のダメージであってもテクスチャーの良さは実感できそうな使い心地ではありました。
洗い流すときのイヤなヌルヌル感もそこまでないですし、乾かした後のまとまり感もかなり良かったようなので、仕上がり評価は妻としてはかなり高評価みたいでしたね!
- 洗い上がりの評価
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(5.0点/5.0点)
モロッカンビューティーハイドロリペアシャンプーと相性が良い人と悪い人をチェック!
モロッカンビューティーハイドロリペアシャンプーと相性の良い人と悪い人についてお伝えしていきます!
ここまでは実際に使った使用感をレビューしてきましたが、ここからは購入を考えている皆さんがモロッカンビューティーハイドロリペアシャンプーと相性が良いか悪いかを判断してもらうための情報をお伝えします!
さすがモロッカンビューティーシリーズといった感じで、わかる人にはわかると思いますが、保湿力も補修力もかなりクオリティが高いラインナップになっています。
実際の使用感としても優秀で、指通りやまとまり感重視の人であればかなり満足できる逸品に仕上がっているんじゃないかと思います。
ただしカチオン系界面活性剤やその他成分の多さが気になるため、敏感肌が気になる人はまずはパウチから試してみるといいかもしれません。
モロッカンビューティーハイドロリペアシャンプーのまとめ評価
さて今回はモロッカンビューティーハイドロリペアシャンプーについてレビューをしてきました!
いやーやっぱりいいですねモロッカンビューティーシリーズ!
配合成分としては王道的に優秀な成分をとにかく多く配合しているので、シャンプーオタクとしてもかなり満足度の高いシャンプーになっています!
コストパフォーマンスの良さ | |
成分満足度 | |
香りの良さ | |
泡立ちの良さ | |
洗い上がりの状態 | |
総合評価 |
\\よく相談される悩み事!//
シャンプーを変えても”髪がペタンとする”とか”髪がまとまらない”のはビルドアップが原因かも!
ビルドアップとは?
髪に汚れや成分が付着して落ちなくなってしまった状態のこと。
その状態を解決するための秘策があります!
気になる方はこちらの記事をチェックしてください!