マツキヨココカラのコンクレッドシャンプーはどっちがオススメ?ハイモイスチャーとハイダメージメンテナンスの2種類の違いを徹底比較!

2025年4月に新発売されたマツキヨココカラブランドのシャンプー、それがコンクレッドです!
コンクレッドシリーズからはハイモイスチャーとハイダメージメンテナンスの2種類が展開されており、保湿と補修にテーマが設定されているようです。
ということで今回はそのマツキヨココカラのコンクレッドシリーズから展開される2種類のシャンプーを使用感と配合成分の観点から比較して、どれが一番オススメなのかレビューをしていきたいと思います!
「どのシャンプーを使っていいか悩んでいる…」「長く使い続けられるシャンプーを探している…」なんて人はいませんか?
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マツキヨココカラのコンクレッドシャンプーは”頭皮ケア”にも着目したシャンプー


とことんアミノ酸の濃度と種類にこだわったシャンプーです!
マツキヨココカラ コンクレッドシャンプーシリーズの総合評価 | |
ハイモイスチャー | ハイダメージメンテナンス |
マツキヨココカラの新製品であるコンクレッドですが、アミノ酸の濃度と種類にとことんこだわったシャンプーです!
アミノ酸は天然保湿因子と呼ばれる毛髪や頭皮どちらにも存在する保湿にとって重要な成分で、その天然保湿因子の40%を占める成分でもあります。
そして今回マツキヨココカラは乾燥とダメージにより流出するアミノ酸の種類を特定し、テーマに沿って4種類ずつアミノ酸を濃度高く配合しているのがこのシャンプーの特徴です。
さらにCMC系成分(セラミドとコレステロール)も配合量が多い印象で、これらの成分は毛髪ではキューティクル同士を接着させる役割や内部のコルテックスとキューティクルを接着させる役割があったりします。CMC成分にこだわっているのも素晴らしいポイント。
ただし良くも悪くもアミノ酸濃度にこだわっており、アミノ酸濃度が高い代わりにそれ以外の成分が心もとなく、シャンプーだけでケアを完成させるのは難しい印象…。
それと価格も高めなのでトリートメントも一緒に使わないといけないとなるとコスパの面でも微妙な感じで、個人的な総評としてはあまり魅力に感じる点は多くないのが正直なところでした。
マツキヨココカラのコンクレッドシャンプー2種類を配合成分の違いで評価をしてみる


アミノ酸以外は全て共通です!
ハイモイスチャー | ハイダメージメンテナンス |
水、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドDEA、グルタミン酸、グリシン、アスパラギン酸、セリン、セラミドNP、セラミドNG、セラミドAP、コレステロール(羊毛)、フィトスフィンゴシン、ポリクオタニウム-10、ココイルグルタミン酸TEA、グリコシルトレハロース、デシルグルコシド、加水分解水添デンプン、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、クエン酸、EDTA-2Na、クエン酸Na、フェノキシエタノール、安息香酸Na、塩化Na、べへニルアルコール、ステアロイルラクチレートNa、香料 | 水、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルメチルタウリンNa、コカミドDEA、アルギニン、トリプトファン、リシンHCl、アスパラギン酸、セラミドNP、セラミドNG、セラミドAP、コレステロール(羊毛)、フィトスフィンゴシン、ポリクオタニウム-10、ココイルグルタミン酸TEA、グリコシルトレハロース、デシルグルコシド、加水分解水添デンプン、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、クエン酸、EDTA-2Na、クエン酸Na、フェノキシエタノール、安息香酸Na、塩化Na、べへニルアルコール、ステアロイルラクチレートNa、香料 |
黄色のマーカーを引いているのがそのシャンプーのみに配合されている成分です。
見てわかる通り、なんと違いはアミノ酸のみ。
今回コンクレッドシャンプーの制作過程で、乾燥により流出するアミノ酸は「グルタミン酸、グリシン、アスパラギン酸、セリン」、ダメージにより流出するアミノ酸は「アルギニン、トリプトファン、リシン、アスパラギン酸」になることを発見しました。
それによりハイモイスチャーでは「グルタミン酸、グリシン、アスパラギン酸、セリン」、ハイダメージメンテナンスでは「アルギニン、トリプトファン、リシン、アスパラギン酸」を高濃度で配合しています。
そしてCMC系成分もアミノ酸に次いで多く配合していて、毛髪にとっても頭皮にとっても非常にありがたい設計になっています。
一方でそれ以外の成分は一部の配合順が違うだけで、ほぼ全く一緒に成分が使われています。
どちらもシャンプーだけでは補修力にはあまり期待できず、あくまでもアミノ酸を中心とした保湿成分を毛髪に補給することを目的としているようです。
なので、シャンプーだけでケアをある程度完成させたい人には不向きな印象です。

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マツキヨココカラのコンクレッドシャンプー2種類を使用感で評価してみる


さてマツキヨココカラのコンクレッドシャンプー2種類を使用感でチェックしていきましょう!
実際に私が成分解析をした評価と、実際に使った上での使用感の評価をここにまとめましたので、まずは軽く目を通してください。
配合成分にこだわりたい:どちらもほぼ一緒


どちらも保湿力は強いけど、どちらも補修力が弱点…
マツキヨココカラ コンクレッドシャンプーの配合成分評価 | |
ハイモイスチャー | ハイダメージメンテナンス |
B | B |
配合成分の比較ですが、先ほどもお伝えした通りアミノ酸の種類が違うだけでそれ以外は全く一緒なので、評価は一緒です。
なのでここでは統一の評価をお伝えすると、いい意味でも悪い意味でもアミノ酸に特化したシャンプーといった感じです。
いい意味でいうとアミノ酸は天然に存在する保湿成分の中でも非常に重要で、天然保湿因子の40%を占めていて、頭皮にとっても毛髪にとっても重要な成分になります。
統一して配合されているCMC系成分も優秀で、毛髪ではキューティクルやコルテックスを接着させ水分や内部栄養素が流出しないようにしてくれる役割のある大切な成分になります。
なので保湿成分は結構良い感じなのですが、残念ながら補修成分が少なくシャンプー1本だけでケアまでし切ることができないのではと感じてしまうのが残念な点。
最近のシャンプーはシャンプー1本で補修ケアまでできるものも多いため、それに比べるとラインナップは若干物足りない…。
あとはシャンプーの命である洗浄成分のメインがオレフィンなのも残念。
洗浄力や脱脂力が非常に強い成分のため、乾燥やダメージと相性が悪く、保湿や補修をテーマにするシャンプーとは相性が悪いはず…。
せっかく優秀な保湿成分を使用してもオレフィンがメインじゃチグハグな仕上がりになってしまう気がします。全体的に気になるところが多い印象です。
香りにこだわりたい:どちらも一緒


男性でも女性でも使いやすい香りだと思います!
マツキヨココカラ コンクレッドシャンプーの香り評価 | |
ハイモイスチャー | ハイダメージメンテナンス |
A | A |
ハイモイスチャー:ラディアントブルームノートの香り
ハイダメージ :ラディアントブルームノートの香り
コンクレッドのシャンプーはどちらも同じ香りで、ラディアントブルームノートの香り!
トップ:ピオニー、ペアー
ミドル:ハニーサックル、ホワイトローズ
ラスト:ムスク、アンバー
香りはこんな感じで、洋梨やハニー、ムスクなど全体的に甘さが目立つタイプの香りですね。
実際も甘めの香りに仕上がっていて、男性よりかは女性の方がマッチする香りに仕上がっています。
ただ甘すぎるわけではないので、超甘い香りが苦手な人でも使える香りなんじゃないかと思います!
泡立ちで選びたい:どちらも泡立ちが遅い…?


どちらも泡立ちは微妙な印象…
マツキヨココカラ コンクレッドシャンプーの泡立ち評価 | |
ハイモイスチャー | ハイダメージメンテナンス |
B | B |
泡立ちですが、ちょっと微妙な印象。
私はいつも泡立ちのレビューをするときは必ず同量を使用するようにしているのですが、コンクレッドのシャンプーはちょっと物足りない感じ…。
最終的な泡立ちはそこまで悪くないんですが、通常よりも泡立ちが遅く「あれ?泡立たない?」と一瞬感じてしまう感じです。
あた泡立ちもそこまで良いというわけではないため、泡立ち重視の人であれば少しいつもより多めにシャンプー液を使ったほうがいいかもしれません。
洗い上がりの状態にこだわりたい:どちらもほぼ変わらない

ハイダメージだとちょっと微妙かも…
マツキヨココカラ コンクレッドシャンプーの仕上がり評価 | |
ハイモイスチャー | ハイダメージメンテナンス |
A- | A- |
こちらも配合成分がほぼ一緒なので、洗い上がりの評価も変わりません。
ロングヘアの妻に使ってもらったところ、使用感としては悪くはないようです!
ただしめちゃくちゃいい!といわけでもなかったようで、良くもなく悪くもなくという仕上がり感だったようです。
妻の場合、髪が長いので毛先に向けてパサついたりカラーや摩擦でのダメージが蓄積しているのですが、そこまで重くはないのでシャンプーだけでも使い心地に違和感はなかったのかもしれません。
ただ配合成分のところでもお伝えしましたが、補修成分が少ないのが使用感にどう影響出るかが気になるところ…。
ハイダメージや乾燥が強い人だとシャンプーだけでは厳しい気がするので、補修ケアをしたいのであればトリートメントは必須になるんじゃないかなと思います。
コストパフォーマンスにこだわりたい:どちらも微妙

残念ながらどちらも微妙です…
マツキヨココカラ コンクレッドシャンプーのコスパ評価 | |
ハイモイスチャー | ハイダメージメンテナンス |
B- | B- |
残念ながら今回のコンクレッドシャンプーはコスパ面は微妙です。
配合成分のところで詳しくお伝えしましたが、保湿成分以外が微妙で肝心な洗浄成分や補修成分が残念なところがあるわけなんですが、価格は通常の中価格帯よりも数百円高いんです…。
これで数百円安ければトリートメントも使うかーとなるんですが、高いしトリートメントもケアには必須となると、正直コスパ的にいいとは言いづらいです。
アミノ酸やCMC系成分を高濃度で配合しているとはいえ、シャンプーの価格はおおよそ洗浄成分で決まるので、メインがオレフィンということを考えるともう少し安くできたんじゃないかなと思ってしまいます。

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マツキヨココカラ コンクレッドシャンプーの最終判断ポイントはこれ


マツキヨココカラのコンクレッドシャンプーシリーズそれぞれにマッチするであろう人をお伝えしていくよ!
さて最後にマツキヨココカラのコンクレッドシャンプーシリーズの2種類を選ぶポイントについてまとめたいと思います!
繰り返しになりますが、違いはアミノ酸の種類のみです。
なので乾燥が気になるなら乾燥によって流出するアミノ酸を補給できるハイモイスチャーを、ダメージが気になるならダメージによって流出するアミノ酸を補給できるハイダメージメンテナンスを使用する、でいいので非常にわかりやすいです。
ただし乾燥、ダメージ問わずしっかりとケアをしたい人はシャンプーだけではなくトリートメントも使った方がいいと思います。コスパ的に微妙ですけどね…。
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さて今回はマツキヨココカラのコンクレッドシャンプーシリーズ2種類を比較評価してみました!
アミノ酸濃度を高くしたり、乾燥やダメージにより流出するアミノ酸を特定したりする点は非常に面白かったのですが、シャンプーだけではケアしきれない印象のラインナップにちょっと残念な気持ちになりました…。
もちろん本質的なクオリティはメーカーにしかわからないですが、配合成分や価格だけを見るとあまり魅力は感じないのが正直なところです。


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