ウェルシア イッツのシャンプーでオススメはどっち?メディカルとダメージリペアの違いを配合成分から使用感まで徹底比較!
2024年6月1日にウェルシアという薬局から展開された独自ブランド、それがイッツです。
研究所と共同で製造したというシャンプーで、スカルプとダメージリペアの2種類が展開されています。
今回はそのウェルシアのイッツから展開される2種類のシャンプーを使用感と配合成分の観点から比較して、どれが一番オススメなのかレビューをしていきたいと思います!
イッツは「大切なものは中身」をテーマにしたシャンプー
その名前の通り、中身にとことんこだわりを見せたシャンプーみたいだね!
It’sシリーズのシャンプー総合評価 | |
スカルプ | ダメージリペア |
ウェルシアから展開されるイッツのシャンプーの正式名は「ITʼS WHATʼS INSIDE THAT MATTERS.(イッツ ワッツ インサイド ザット マターズ)」ということで、和訳すると「大切なものは中身」を意味します。
ネイチャーラボの研究開発部門と共同開発したシャンプーで、ターゲットに合わせて2種類のシャンプーが展開されています。
30歳〜40歳の頭皮に悩む女性をターゲットにした医薬部外品のスカルプシャンプーと、20代前半〜30前半をターゲットにした化粧品のダメージリペアの2種類です。
スカルプシャンプーは医薬部外品のため頭皮や毛髪の悩みにアプローチできる有効成分が配合されていますし、ダメージリペアシャンプーは毛髪補修成分が多く配合されています。
同じシリーズではあるものの、明確に使い道が違うものなので、悩みに合わせて選びやすくなっているのはありがたいですよね!
イッツのシャンプー2種類を配合成分の違いで評価をしてみる
先ほどもお伝えした通り、ターゲットが明確に違うので、配合成分も大きく違います!
スカルプ | ダメージリペア |
【有効成分】イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸ジカリウム 【その他の成分】ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、トリメチルグリシン、乳酸ナトリウム液、L-ピロリドンカルボン酸、DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液、L-アルギニン、L-アスパラギン酸、水酸化ナトリウム、グリシン、L-アラニン、L-セリン、L-バリン、L-プロリン、L-スレオニン、L-イソロイシン、L-ヒスチジン、L-フェニルアラニン、アルテアエキス、カモミラエキス(1)、ゴボウエキス、セージエキス、シャクヤクエキス、BG、サフラワー油(2)、ホホバ油、ラウリン酸ジエタノールアミド、無水クエン酸、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液、ポリオキシエチレンアルキル(12〜14)スルホコハク酸二ナトリウム液、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン液、ジプロピレングリコール、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース、エデト酸二ナトリウム、安息香酸ナトリウム、フェノキシエタノール、香料、水 | 水、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、ラウラミドDEA、コカミドメチルMEA、ココイルメチルタウリンNa、エチルヘキシルグリセリン、BG、イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛)、セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク、加水分解ケラチン(羊毛・カシミヤヤギ)、マレイン酸、ラウラミノプロピオン酸Na、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン(羊毛)、PCA-Na、アルギニン、アスパラギン酸、PCA、グリシン、アラニン、セリン、バリン、イソロイシン、トレオニン、プロリン、ヒスチジン、フェニルアラニン、メドウフォーム-δ-ラクトン、ケイ酸Na、ユズ果実エキス、スイゼンジノリ多糖体、イソノナン酸イソノニル、グリセリン、ポリクオタニウム-10、PPG-3カプリリルエーテル、塩化Na、乳酸Na、ココアンホ酢酸Na、ポリソルベート20、PEG-3コカミド、DPG、クエン酸、クエン酸Na、トコフェロール、ペンテト酸5Na、フェノキシエタノール、香料、カラメル |
青色の成分がスカルプシャンプーのみに配合されるもので、黄色の成分がダメージリペアシャンプーのみに配合されるものになります。
見てもらうとわかるとおり、同じシリーズでもターゲットが明確に違うので、配合成分にはかなり差があるのがわかると思います。
まず大きな違いはスカルプシャンプーは医薬部外品シャンプーなので、頭皮や毛髪に対して効果効能を謳える有効成分が配合されているため、ふけやかゆみ、頭皮や毛髪の汗臭に悩む人はこちら一択だと思います。
一方でダメージリペアシャンプーは通常の化粧品シャンプーなので有効成分はなく、補修成分に注力をした配合内容になっている印象です。
洗浄成分はどちらもおおよそ同じものが使われているため、洗浄力についてはどちらも弱〜中と言った感じで女性が使うものとしては悪くはありません。
それぞれターゲットが異なるため配合成分で力を入れているところも違うので、「毛髪ダメージが気になるならダメージリペア」、「ふけ、かゆみ、汗臭に悩むならスカルプ」と選び方はとてもシンプルでありがたいです。
ただスカルプシャンプーについては懸念もあったりするので、それは配合成分比較のところで説明していきたいと思います!
イッツのシャンプー2種類を使用感で評価してみる
さてイッツのシャンプー2種類を使用感でチェックしていきましょう!
実際に私が成分解析をした評価と、実際に使った上での使用感の評価をここにまとめましたので、まずは軽く目を通してください。
配合成分にこだわりたい:バランスがいいのはダメージリペア
シャンプーとしての区分が違うので比較しづらいですが、個人的にはダメージリペアかなーと感じてます!
It’sシリーズのシャンプー成分評価 | |
スカルプ | ダメージリペア |
B- | A |
繰り返しになりますが、スカルプシャンプーは医薬部外品で、ダメージリペアは化粧品なので、商品としての前提に違いがあります。
医薬部外品には有効成分が入っているので、化粧品にはない具体的な効果効能に期待することができます(今回はフケやカユミを防ぎ、毛髪や頭皮の汗臭を防ぐという効果)。
その点を一旦おいておいたときに、配合成分全体のバランスでいうと、私はダメージリペアをオススメします。
今回は2パターンの女性ターゲットに合わせて展開をしていると思いますが、現代の女性の悩みとして共通しているのは毛髪ダメージだと私は思っています。
ダメージリペアにはその名前の通り補修成分が豊富に配合されていますが、スカルプにはほぼ配合されていない印象を受けます。
それ以外の洗浄成分や保湿成分はおおよそ共通のものを使用している気がするので、全体的なバランスでいうとダメージリペアが優秀だと私は思います。
ちなみにダメージリペアは化粧品シャンプー全体で比べても比較的優秀だと思うので、使い続ける価値のあるシャンプーだと個人的には感じています!
香りにこだわりたい:強いていうならダメージリペアかな?
香りは違いますが、どちらも爽やかな香りに仕上がっています!
It’sシリーズのシャンプー香り評価 | |
スカルプ | ダメージリペア |
A | A |
イッツのシャンプーはどちらも爽やかなサッパリ系の香り!
スカルプシャンプーはフローラルをベースにハーブ系の香りがブレンドされたような香りで、ダメージリペアはフローラル&フルーティな香りに仕上がっています。
どちらもサッパリ系の香りが好きな人であれば相性はいいと思いますが、強いていうならダメージリペアの方が私と妻は好きな香りでした!
香りの強さ的にスカルプは若干弱めで、ダメージリペアはちょうどいい強さという印象を受けたんですよね。
香り自体も柔軟剤を思わせるようなとてもいい香りなので、男女ともに好きな人の多い香りなんじゃないかなーと思います!
香りは好みなので、可能であればテスターやパウチで試してみるといいかもしれません。
泡立ちで選びたい:ダメージリペア一択!だけど…
泡立ちで選ぶならダメージリペアだけど、めちゃくちゃ良い!というわけではないんですよねー笑
It’sシリーズのシャンプー泡立ち評価 | |
スカルプ | ダメージリペア |
C | A |
泡立ちで選ぶのであれば、ダメージリペア一択だと私は思います。
当たり前ですがどちらも実際に使って確かめてみたのですが、スカルプシャンプーはスカルプシャンプーなのに泡立ちが悪いという残念な感じに…。
脂性肌の私だけかと思って妻にも聞いたところ同じ感想が返ってきたので、あまり肌質は関係ないように思います。
なのでダメージリペア一択なわけですが、実はダメージリペアもめちゃくちゃ良いかというとそんなことはなく、アミノ酸系シャンプーの中では中の下くらいの印象です。
泡立ち重視でシャンプーを選ぶ人はあまりいないかもしれませんが、もしいた場合はどちらも満足できない可能性は高いです。
洗い上がりの状態にこだわりたい:ダメージリペア一択!
妻が「このシャンプーはボトルで買いたい!」というくらいの仕上がりに!
It’sシリーズのシャンプー仕上がり評価 | |
スカルプ | ダメージリペア |
B- | S |
今回は妻が実際に使った感想を中心に伝えていきますが、妻は圧倒的にダメージリペアシャンプー推しでした。
まあ妻はふけやかゆみ、汗臭などに悩んでいるわけではないですし、ロングヘアなので補修成分が豊富に配合されているダメージリペアの方が相性がいいのは当たり前なのかなとも思いますが。笑
ただ普段そこまで言わない妻が、「このシャンプーはボトルで買ってもいいくらい!デザインも可愛いし」とのことだったので、かなりいい感じの仕上がりを実感できたみたいですね。
洗い流している最中は程よくシットリで、だけど嫌なヌルヌル感はなく、乾かしたらしっかりとサラサラ感を実感できてまとまりもいい、とのこと!
妻はロングヘアでカラーやパーマを数ヶ月に1回実施しているので一定ダメージがあり、毛先に向かって徐々にダメージが強くなるような毛質です。
同じくらいのダメージ感の人であれば、同じように仕上がりの良さを実感できる人も多いんじゃないかなと思います。
コストパフォーマンスにこだわりたい:ダメージリペアがオススメ
ダメージリペアは化粧品の中でも上位のクオリティ!
It’sシリーズのシャンプーコスパ評価 | |
スカルプ | ダメージリペア |
B | A |
ここまで見てもらった人ならわかると思いますが、全体的にダメージリペアの方が優秀なので、コスパ面でもダメージリペアの方が優秀です。
もちろんスカルプシャンプーがダメというわけではなく、ダメージリペアシャンプーが優秀すぎるといった方が正しいと思います。
ダメージリペアシャンプーは他の化粧品シャンプーと比較してもかなり優秀な部類だと私は感じているので、シャンプー市場の中で見てもコスパはいい方だと思います。
ちなみにダメージは感じてないけど、ふけ、かゆみ、汗臭には悩みを抱えているという人であればスカルプシャンプーも十分に使えるクオリティです。
イッツのスカルプシャンプーは補修は期待できないものの指通りは悪くありませんし、使っている洗浄成分もいい感じです。
通常の医薬部外品のシャンプーは使用感があまり良くないものが多いので、他の医薬部外品のシャンプーを使うのであればイッツのスカルプシャンプーはオススメです。
イッツシリーズの最終判断ポイントはこれ
イッツシリーズそれぞれにマッチするであろう人をお伝えしていくよ!
さて最後にイッツのシャンプーシリーズの2種類を選ぶポイントについてまとめたいと思います!
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さて今回はイッツのシャンプーシリーズ2種類を比較評価してみました!
共同開発しているだけあって、どちらもこだわりを感じるシャンプーではありました。
結果としてダメージリペアを推すような感じになってしまいましたが、スカルプシャンプーも他の医薬部外品に比べると悪くないですよ!
どちらもターゲットが明確になっている分とても選びやすいので、健全なシリーズ展開になっている気がします!
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