ヒリツ バランスリペアシャンプー オーロラ|成分解析評価と効果を口コミ
人気ヒリツシャンプーから新しく展開されたオーロラシャンプー。
発売早々、品薄で手に入りづらくなっているという噂のこのシャンプーですが、その魅力ポイントはどこなんでしょうか。
というわけで今回はヒリツのオーロラシャンプーの成分解析と使用感を正直にレビューしていきたいと思います!
ちなみに「シャンプーとは?」や「このサイトでのシャンプーの評価の仕方」を知っておくとこのサイトのレビュー記事を読んだ時の納得値がとても上がると思うので、まずは会話ベースでポンポン読める以下の記事を読んでみてください!
ヒリツのオーロラシャンプーってどんなシャンプーなの?
ヒリツのオーロラシャンプーってどんなシャンプーなの?
間違いなく今年を代表するシャンプーの1本になるだろうね!
価格 | 1650円 |
内容量 | 410ml |
コストパフォーマンス評価 | S- |
成分満足度 | S |
香りの良さ | A- |
泡立ちの良さ | A |
指通りの良さ | S |
総合評価 | S |
敏感肌 | 乾燥肌 | 普通肌 | 脂性肌 |
軟毛 | クセ毛 | 乾燥毛 | ダメージ毛 |
ショートヘア | ミディアムヘア | ロングヘア |
超シットリ | シットリ | 普通 | サッパリ | 超サッパリ |
人気シャンプーのヒリツシリーズから新発売されたオーロラシャンプー。
タンパク質、油分、水分の比率(バランス)を考えて作られているというのはシリーズ通して同じ設計ですが、今回のシャンプーはそこに「艶髪」というテーマを取り入れています。
結論から言ってしまうと、おそらく2024年を代表する人気シャンプーになると思います!
艶髪になるためには髪の補修とプラスアルファ輝くように見えるエッセンスが重要になってくる訳ですが、このシャンプーはどちらの面でも徹底的なこだわりを見せている凄まじいシャンプーです!
保湿成分と補修成分は優秀な成分のオールスターといった感じで、もし私が乾燥やダメージに悩んでいる髪質だったら間違いなく使いたくなるラインナップになっています。
毛髪内外からの徹底的な保湿&補修に期待ができる設計になっていて、そこに加えてダイヤモンド末やコンキオリン、植物エキス等の艶髪エッセンスがしっかり配合されています。
このクオリティにも関わらず価格と容量はそこらへんの市販シャンプーと変わらないため、これ以上にコスパがいいシャンプーはあるのか?と言いたくなるくらいのクオリティです。
- コストパフォーマンスの評価
-
(5.0点/5.0点)
ヒリツのオーロラシャンプーの配合成分を確認してみる
- 配合成分はこちら
-
水、ココイルメチルタウリンNa、コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドメチルMEA、ラウリミノジプロピオン酸Na、ラウロイル加水分解シルクNa、ココイル加水分解コラーゲンK、加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)、加水分解エンドウタンパク、加水分解ローヤルゼリータンパク、加水分解コメタンパク、加水分解ダイズタンパク、加水分解シルク、イソステアロイル加水分解シルク、イソステアロイル加水分解コラーゲン、ヘマチン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、ダイヤモンド末、タマリンドガム、カラギーナン、メドウフォーム-δ-ラクトン、γ-ドコサラクトン、ポリクオタニウム-92、クオタニウム-33、コレステロール、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAP、セラミドAG、セラミドEOP、ゼイン、ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-65、フラーレン、グリチルリチン酸2K、加水分解コラーゲン、加水分解ヒアルロン酸、アセチルヒアルロン酸Na、加水分解卵殻膜、加水分解コンキオリンタンパク、PCA-Na、乳酸Na、アルギニン、アスパラギン酸、PCA、グリシン、アラニン、セリン、バリン、プロリン、トレオニン、イソロイシン、ヒスチジン、フェニルアラニン、アルガニアスピノサ核油、ホホバ種子油、ワサビノキ種子油、コカミドMEA、アセチルペンタペプチド-35、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ラウリン酸PG、ジステアリルジモニウムクロリド、キサンタンガム、安息香酸Na、EDTA-2Na、BG、DPG、PG、PVP、エタノール、リンゴ酸、クエン酸、塩化Na、トコフェロール、フェノキシエタノール、香料
界面活性剤 | シリコン | アルコール | |||
合成防腐剤 | 合成香料 | 合成着色料 |
界面活性剤 | |
保湿成分 | |
コンディショニング補修成分 | |
頭皮ケア成分 | |
植物エキス成分 | |
その他成分 | |
総合成分評価 |
ヒリツシリーズのオーロラですが、これはおそらくこの先ロングセラー商品として人気を博すであろう圧倒的な配合成分クオリティになっています…!
その他成分を除く、界面活性剤、保湿成分、補修成分、頭皮ケア成分、植物エキスが全て優秀で、優秀さの「ヒリツ」が凄まじい製品になっています。
オーロラは艶出しをテーマにしたシャンプーですが、表面だけを適当にコーティングするなんちゃって艶出しとは訳が違って、毛髪内外の補修をちゃんとした上で表面のコーティングも抜かりなくやる本気の艶出し設計になっています。
配合種類が多いので個々の成分がどれだけ配合されているかは不明ですが、ラインナップを見る限り保湿成分と補修成分は過去私が見てきたシャンプーの中でも最高峰と言えるレベルに仕上がっています。
多分これ以上のシャンプーはなかなか出てこないんじゃないかなと思います。
界面活性剤
- 界面活性剤一覧
-
ココイルメチルタウリンNa
アニオン系界面活性剤。アミノ酸系洗浄成分。程よい洗浄力から泡立ちまでバランスの良い成分。ベビーシャンプーなどにもよく使われる。コカミドプロピルベタイン
両面界面活性剤。ベタイン系洗浄成分。増粘作用や帯電防止作用、高いコンディショニング効果を持つ。また洗浄力や刺激性の強い洗浄成分の緩和のために配合されることも多い。ラウラミドプロピルベタイン
両性界面活性剤。ベタイン系洗浄成分。帯電防止効果があり仕上がりをよくするコンディショニング効果がある。ラウロイルメチルアラニンNa
アニオン界面活性剤。アミノ酸系洗浄成分。泡立ちから洗浄力までバランスのいい成分。サッパリ系の仕上がりになりやすい。コカミドメチルMEA
ノニオン系界面活性剤。気泡力補助剤として使用される。ラウリミノジプロピオン酸Na
アニオン界面活性剤。アミノ酸系と両性系成分の長所を併せ持ち、頭皮刺激が非常に少ないといわれている。ダメージ髪やカラーリングをしている髪と相性がいい。ラウロイル加水分解シルクNa
アニオン系界面活性剤。PPT系洗浄成分。泡立ちがしっかりしていてコンディショニング効果が高い。程よい洗浄力で優秀な洗浄成分である反面高価であるというデメリットがある。ココイル加水分解コラーゲンK
アニオン系界面活性剤。コラーゲン素材のPPT系洗浄成分。補修効果やハリコシ、艶出し効果に優れ、使用感も良い高級成分。クオタニウム-33
カチオン界面活性剤。髪にしなやかさと艶を与える効果がある。18-MEAという髪のキューティクルを美しく保つのに必須の成分が含まれている。コカミドMEA
ノニオン界面活性剤。増粘作用や気泡補助剤として使われる。ジステアリルジモニウムクロリド
カチオン界面活性剤。マイナスに帯電している毛髪に吸着し、柔軟性や静電気防止などの効果に期待できる。肌刺激性が強いため髪のみに使うことが推奨される。
ベースの洗浄成分はかなり良い感じ!
アミノ酸系洗浄成分がメインで使われており、補助剤としてもベタインを中心とした構成になっているので頭皮や毛髪へも優しいラインナップになっています。
また内容的にはタウリンNaやアラニンNaといった比較的洗浄力がしっかりしている成分が中心なので、頭皮の汚れはちゃんと落としてくれる印象を受けます。
さらに補修効果にも期待ができるPPT系成分も配合されており、洗浄だけではなく補修まで期待ができる優秀な設計になっています。
ただ気になるのがカチオン界面活性剤とビルドアップの心配ですかね。
カチオン界面活性剤は吸着力が強いので毛髪のダメージ部分に吸着して手触りをよくしてくれるんですが、頭皮への刺激性が懸念されるため敏感肌の人にとっては微妙な成分。
あとはスタイリング剤など難溶性成分を落としてくれるようなノニオン界面活性剤が配合されていないので、使い続けることでペタンとした使用感になってしまう可能性はあります。
その場合はプレシャンプーとしてカウンセリングのプレシャンプーを1週間に一度くらいシャンプー前に使うと良いと思います。(めっちゃ安いのに優秀なんですよね)
保湿成分
- 保湿成分一覧
-
加水分解シルク
フィブロインというタンパク質を加水分解してできる成分。10種類以上のアミノ酸を含むため保湿だけではなく毛髪のツヤだしやダメージ部分に吸着しハリコシを与える。コレステロール
CMC成分の一種。キューティクルやコルテックスを接着させる効果や保湿効果に関係する大切な成分。セラミドNG
CMCや細胞間脂質の主成分。肌や毛髪の水分保持能力に関係する大切な成分。セラミド2と表現されることもある。セラミドAG
CMCや細胞間脂質の主成分。肌や毛髪の水分保持能力に関係する大切な成分。セラミド5と表現されることもある。セラミドNP
CMCや細胞間脂質の主成分。肌や毛髪の水分保持能力に関係する大切な成分。セラミド3と表現されることもある。セラミドAP
CMCや細胞間脂質の主成分。肌や毛髪の水分保持能力に関係する大切な成分。セラミド6Ⅱと表現されることもある。セラミドEOP
CMCや細胞間脂質の主成分。肌や毛髪の水分保持能力に関係する大切な成分。セラミド1と表現されることもある。ポリクオタニウム-65
リピジュア。ヒアルロン酸の2倍の保湿効果を持ち、髪だけではなく肌への馴染みもいい保湿成分。加水分解コラーゲン
高い保湿力を持つ。肌や毛髪の表面でしなやかな保護膜を作り、コンディショニング効果を高めます。加水分解ヒアルロン酸
保湿成分。ヒアルロン酸を小さく分解したもので、ヒアルロン酸Naと同様の保湿力に加えて、水に溶けやすい性質を持つ。アセチルヒアルロン酸Na
保湿成分。ヒアルロン酸Naと同様の保湿力を持つと同時に、構造として持つアセチル基によって肌や毛髪への付着性にも優れる成分。角質柔軟効果にも期待できる。加水分解卵殻膜
卵の内側にある薄膜を加水分解したもの。肌でのコラーゲンの生成促進やシスチンを含む18種類あのアミノ酸を含む。PCA-Na、PCA
NMFと呼ばれる天然保湿成分の一種。天然保湿因子の12%を占める。コンディショニング効果にも期待ができる。乳酸Na
グリセリン同様に高い保湿効果がある。NMFの12%を占める。アルギニン、アスパラギン酸、グリシン、アラニン、セリン、バリン、プロリン、トレオニン、イソロイシン、ヒスチジン、フェニルアラニン
アミノ酸。NMFと呼ばれる天然保湿成分の一種。天然保湿因子の40%を占める。トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル
エモリメント成分。肌や髪の表面を薄く覆うことで水分の蒸散を防ぎ保湿する効果を持つ。BG
保湿成分。製品の品質を維持する効果。DPG
高い保湿力を持つ。製品の品質を維持する作用も併せ持つ。
ラインナップとしては過去最強クラスの保湿力…!
私は今まで保湿成分には色々種類があるとお伝えしてきましたが、このシャンプーはその色々ある保湿成分をかなり網羅している凄まじいラインナップになっています。
まず毛髪や頭皮に天然で存在している保湿成分としてNMFと呼ばれる成分があるのですが、その上位を占めるアミノ酸、乳酸、PCAがしっかりと配合されています。
そしてセラミドとコレステロールですが、毛髪ではCMCという保湿に関わる組織の主成分であり頭皮では細胞間脂質の主成分で、どちらにも重要な成分になっています。
このセラミドはこの価格帯では1〜3種類が配合されることが多いですが、私が過去レビューした化粧品シャンプーの中で使われる最大種類の5種類が配合されています。
さらに毛髪や頭皮で保水効果を発揮するヒューメクタント成分としてコラーゲンやヒアルロン酸各種、水分蒸散を防ぐエモリメント成分として植物エキス(アルガンオイル)などが配合されています。
このラインナップはマジで優秀すぎて過去同価格帯のシャンプーを置き去りにするレベルです。
コンディショニング・補修成分
- コンディショニング成分・補修一覧
-
加水分解ケラチン(羊毛)
髪の主成分であるケラチンを加水分解して作られたもので、髪のダメージ部分に浸透し補修することで髪にハリコシを与える作用がある。加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)
カシミヤヤギ由来。髪の主成分であるケラチンを加水分解して作られたもので、髪のダメージ部分に浸透し補修することで髪にハリコシを与える作用がある。加水分解エンドウタンパク
エンドウ豆由来のタンパク質を加水分解したもの。ダメージ髪に吸着し補修することで髪にハリコシを与える。加水分解ローヤルゼリータンパク
ローヤルゼリーを加水分解して得られる成分。分子量が小さくなることで皮膚刺激性が緩和されている。コラーゲン産生促進作用を呈する。加水分解コメタンパク
米由来のタンパク質を加水分解して得られた数平均分子量400のコメタンパク質ペプチド。毛髪ダメージを補修し、毛髪につるつるしたなめらかさを与えるのが特徴的。加水分解ダイズタンパク
ダイズ由来のタンパク質を酵素分解してできたペプチド混合物。分子量が小さいため毛髪へ高い補修力、保湿力が期待でき、ハリとコシに期待ができる。イソステアロイル加水分解シルク
アシル化シルクペプチド。毛髪にタンパク質と脂肪酸を同時に補充することでダメージを補修。毛髪の内部構造体であるCMC(細胞膜複合体)に類似した構造を持つ。イソステアロイル加水分解コラーゲン
傷んだ毛髪にタンパク質と脂肪酸を同時に補充することでダメージを補修。毛髪の内部構造体であるCMC(細胞膜複合体)に類似した構造を持ち、CMC同様の働きをする成分。ヘマチン
髪の主成分であるケラチンと結びつく性質があり、ダメージ部分への補修効果によりハリコシを与える。また酸素を運ぶ作用も持つため髪を健やかな状態を維持するために役立つ。コラーゲン産生作用、抗酸化作用等にも期待できる。ジラウロイルグルタミン酸リシンNa
ペリセア。ダメージヘアの内部に浸透して髪を補修、ハリコシを与える成分。浸透力が高く約1分ほどで毛髪内部に浸透し補修する優れた浸透作用を持つ。肌に水分を引き寄せる働きがあり、見た目を改善するだけではなく肌にバリアを作り出す皮膜形成剤にも期待される。ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)
毛髪を柔軟にしダメージの高い部分へ集中的に吸着して補修する。また疎水化することで外部ダメージから保護するとともに内部成分の流出を抑える働きもある。ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)
セラミド様作用により皮膚上で保湿やバリア機能に期待される。毛髪に対しては、CMC様の作用を持ちダメージを補修しなめらかな髪を保つ。ダイヤモンド末
頭皮のクレンジング効果や毛髪に艶感を出す効果に期待できる。メドウフォーム-δ-ラクトン
ヒートプロテクト成分。ドライヤーの熱を利用して毛髪表面を保護しハリコシを与える成分。γ-ドコサラクトン
ヒートケア成分と呼ばれドライヤーなどの熱を利用し髪を補修する。うねり、まとまり、ハリコシなどの優秀な補修効果を与える。ポリクオタニウム-92
セラキュート。セラミドを模倣した構造を持ち、使用感としてはベタつかず良質かつ自然なツヤを与える。髪内部に浸透しダメージホールを埋める効果に期待ができる。ゼイン
トウモロコシ由来の非水溶性タンパク質で、髪に皮膜を形成することでハリコシを与え、指通りの良さや艶を与える成分。ポリクオタニウム-7
コンディショニング効果や帯電防止効果がある。ポリクオタニウム-10
毛髪に対する吸着性があり指通りを良くする効果がある。帯電防止効果もある。加水分解コンキオリンタンパク
真珠貝の貝殻から抽出される成分。髪に艶を与える効果のほかにもコラーゲン産生促進や天然保湿因子と構造が似ていることから保湿力にも期待される。20種類ものアミノ酸を含む。PVP
ポリビニルピロリドン。皮膜形成剤で肌や髪にハリコシを与える目的で配合される。リンゴ酸
リンゴなどの果実に多く含まれている有機酸。髪の表面を潤滑させるだけではなく毛髪内部の穴埋めや補修にも役立つ。
補修成分も過去最高レベルのラインナップ…!
まず何がすごいかって加水分解系成分の種類の多さ。化粧品シャンプーに配合される加水分解系成分のほとんどを配合しているんじゃないですかね。
加水分解系成分はポリペプチドというアミノ酸がいくつか合体した成分を毛髪や頭皮へ補給する効果は一緒ですが、その元となる成分によってそのポリペプチドの内容も変わってきます。
詳細は一覧を見ていただければと思いますが、ケラチンを中心にコラーゲン、シルク、ダイズタンパク、エンドウタンパク、コメタンパク、ローヤルゼリーエキスなど凄まじい数が配合されています。
それだけではなくペリセアというそれら補修成分の浸透性を助ける成分が配合されていたり、ヒートプロテクト成分という熱を利用して毛髪を保護する成分も2種類配合されています。
あとは女性には嬉しいダイヤモンド末やコンキオリンタンパク。これらは髪に艶感を出すのに役立つと言われているので、使い続けることで艶のある髪を実現できる可能性があります。
色々な髪質に満足してもらうことを考え抜いた素晴らしい設計だと思います!
頭皮ケア成分
- 頭皮ケア成分一覧
-
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
脂溶性ビタミンC。皮膚への浸透性が高く抗酸化作用の持続力も長いのが特徴。コラーゲン生成の促進効果や皮脂の酸化抑制効果、メラニン生成抑制効果などに期待ができる。フラーレン
活性酸素を吸着することで酸化を防ぐ強い抗酸化力を持つ。安定性に優れビタミンCの抗酸化力の100倍以上の効果が期待できる。グリチルリチン酸2K
甘草の根や茎から抽出したグリチルリチン酸を水に溶けやすくしたもの。強い消炎効果があり育毛剤などにも使われる。アセチルペンタペプチド-35
寿命をコントロールするサーチュイン遺伝子を模倣したもので、老化防止やDNA保護作用に期待されている。細胞活性化や新陳代謝促進効果にも期待される。トコフェロール
ビタミンE。強い抗酸化作用や血液循環促進などが知られている。発毛や育毛分野においても注目されシャンプーや育毛剤などに配合されることもある。
めちゃくちゃ良いですね!
最近の毛髪界隈のトレンドをしっかり理解していると感じさせるラインナップで、頭皮ケアにも期待ができる成分が多く配合されています。
近年では頭皮環境が育毛に影響を与えると考えられていて、頭皮ケアをすることが健康な毛髪を育てるという研究が進められています。
各種ビタミン系成分とフラーレンという優秀な抗酸化作用に期待ができるものが配合されていることに加えて、スカルプシャンプーでは王道のグリチルリチン酸も配合されています。
そしてエイジングケアをテーマとした化粧品では配合されることの多いアセチルペンタペプチド-35。
シャンプーは洗い流してしまう性質上、どこまでこれらの効果に期待できるかは不明瞭ではありますが、頭皮環境へのこだわりは感じられる素晴らしい内容です。
植物エキス成分
- 植物エキス一覧
-
アルガニアスピノサ核油
アルガンの木から1リットルしか採取できない貴重なオイル。オレイン酸やリノール酸を豊富に含み、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンEを含む。また高い保湿力を持つ。ホホバ種子油
シムモンドシア科の植物ホホバの種子から抽出される成分で、角層内の水分の蒸発を防ぎ保湿する効果がある。ワサビノキ種子油
ワサビノキの種子から抽出されるエキス。薄い油膜となるため保湿効果に期待ができ、抗酸化作用にも期待されエイジングケア製品や薄毛・抜け毛対策の頭皮ケア商品にも配合される。
少数ではありますが、使われている成分は優秀です。
どれも植物性オイルで、脂肪酸を頭皮や毛髪に補給する優秀な成分になっています。
保湿成分のところでも解説しましたが、植物エキスは毛髪や頭皮の表面で水分蒸散防止効果を発揮してくれるため、保湿成分として優秀な成分になります。
保湿成分以外の効果についてはあまり強く期待はできないですが、ラインナップとしては良い感じです。
その他成分
- その他成分一覧
-
タマリンドガム
天然増粘剤。カラギーナン
乳化液や懸濁液の安定効果を兼ねた親水性増粘剤。ラウリン酸PG
優れた増粘効果を発揮し洗浄力を向上させる。すすぎ時の潤滑性を向上。キサンタンガム
増粘剤。安息香酸Na
防腐剤。EDTA-2Na
キレート剤。エタノール
防腐作用。清涼作用。植物エキスの抽出溶媒など多岐にわたる。クエン酸
キレート剤。pH調整剤。塩化Na
増粘調整剤。乳化安定剤。フェノキシエタノール
防腐剤。香料
人工香料。
価格帯的にしゃーないですが、ちょい微妙。
シャンプーの品質維持の関係上、合成防腐剤やキレート剤は致し方なしですが、気にする人がいるとすればエタノールですかね。
ただエタノールはおそらく植物エキスの抽出剤として使っているだけだと思うので、そこまで気にする必要はないかなと思います。
ヒリツのオーロラシャンプーの使用感についてレビュー
続いてはヒリツのオーロラシャンプーの使用感についてレビューしていきます!
さて続いて実際にヒリツのオーロラシャンプーで頭皮や髪を洗ってみて感じた感想をレビューしていきたいと思います。
チェックポイントは以下の通り。
シャンプーの香り
泡立ちの良さ
洗い上がりの状態
ヒリツのオーロラシャンプーがオススメの方
シャンプーの香り:甘めよりのフローラルフルーティな香り!
香りとしては女性向けな印象だね!
ヒリツのオーロラシャンプーはカシス&パチュリの香り。
トップノートとしてはフルーティな香りがベースになっていて、ミドルノートにフローラル系、ラストノートにムスクやバニラといったものが感じられます。
洗っている最中はフルーティさの中にも甘さを感じるブレンドになっているため、男性というよりかは女性向けの香りになっているんじゃないかと思います。
香りは若干強めな気がするので、香りが気になる人はまずはパウチで試してみると良いかもしれません。
- 香りの評価
-
(4.0点/5.0点)
泡立ちの良さ:泡立ちはとても良い感じ!
一般的なアミノ酸シャンプーよりも良い感じの泡立ち!
泡立ちは通常のアミノ酸シャンプーよりも若干いい感じの手触り感になります!
アミノ酸系洗浄成分とはいっても色々あって、今回使われている成分は泡立ちとしても比較的優秀な成分が使われているので、一般的なアミノ酸系シャンプーよりかは泡立ちはいいように思います。
ただしスタイリング剤が付着していたり、頭皮が皮脂や汗でかなり汚れていたりすると泡立ちが弱くなってしまう可能性があります。
その際はシャンプー液を多めに使うようにしましょう!
- 泡立ちの評価
-
(4.0点/5.0点)
洗い上がりの状態:シットリでサラサラな仕上がりに!
やはり配合成分だけではなく仕上がりも良い感じですね!
今回はいつも通り、ロングヘアの妻に使ってもらった感想をお伝えできればと思います!
結論としては、妻的にはメチャクチャ良かった!とのことです。
洗っている最中から乾かすまで一貫して指通りの良さを実感できたのと、まとまり感の良さも実感できたみたいですね。
実際に私も使ってみましたが、使い心地としてはシットリですが嫌なヌルヌル感はなく、程よい質感を残してくれます。
これだけの保湿成分と補修成分ですから、妻のようなダメージが軽めの人からブリーチをしているような重い人まで使用感の良さは実感できるんじゃないかと思います。
- 洗い上がりの評価
-
(5.0点/5.0点)
ヒリツのオーロラシャンプーと相性が良い人と悪い人をチェック!
さてここではヒリツのオーロラシャンプーと相性の良い人と悪い人についてお伝えしていきます!
ここまでは実際に使った使用感をレビューしてきましたが、ここからは購入を考えている皆さんがヒリツのオーロラシャンプーと相性が良いか悪いかを判断してもらうための情報をお伝えします!
繰り返しになりますが保湿成分と補修成分がかなり優秀なので、基本的には現代の多くの女性にマッチするシャンプーだと思っています。
配合成分的にダメージが軽い人から重い人まで使える設計だと思いますし、使用感も実際に良かったのでまずは一度チェックしてもらいたいです。
強いていうならダメージがない人だと重くなってしまったり、ビルドアップによって髪がペタンとしてしまう可能性はあるかなと思っています。
ヒリツのオーロラシャンプーのまとめ評価
さて今回はヒリツのオーロラシャンプーについてレビューをしてきました!
このシャンプーは今まで発売されてきた同価格帯の多くを過去のものにしてしまった印象を受けるような凄まじい内容になっています。
とはいえ配合成分の組み合わせと頭皮環境によって合う合わないはありますし、それはこのシャンプーにおいても変わらないのですが、ただダメージが気になる人はぜひチェックしてもらいたいです!
コストパフォーマンスの良さ | |
成分満足度 | |
香りの良さ | |
泡立ちの良さ | |
洗い上がりの状態 | |
総合評価 |
\\よく相談される悩み事!//
シャンプーを変えても”髪がペタンとする”とか”髪がまとまらない”のはビルドアップが原因かも!
ビルドアップとは?
髪に汚れや成分が付着して落ちなくなってしまった状態のこと。
その状態を解決するための秘策があります!
気になる方はこちらの記事をチェックしてください!