2024.05.12 2024.10.30

アンドハニー（&HONEY）フルールモイストシャンプー｜成分解析評価と効果を口コミ

kiririn0830

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大人気シャンプーとしてロングセラーを記録するアンドハニーシリーズ！

今回はその中でも香りにこだわっているというフルールを購入してみました！

というわけで今回はそんなアンドハニーフルールモイストシャンプーの成分解析と使用感を正直にレビューしていきたいと思います！

ちなみに「シャンプーとは？」「このサイトでのシャンプーの評価の仕方」について理解を深めることで読んだ時の納得値がかなり上がると思うので、まずは会話ベースでポンポン読める以下の記事を読んでみてください！

まずはこちらをチェック！

シャンプーって何？このサイトのシャンプーの評価の仕方について教えるよ

アンドハニーフルールモイストシャンプーってどんなシャンプーなの？

ハゲデブ君

アンドハニーフルールモイストシャンプーってどんなシャンプーなの？

ヤス

アンドハニーシリーズのうち、香りと保湿力にこだわったシャンプーだよ！

アンドハニーフルールモイストシャンプーの評価

69点

価格	1540円
内容量	440ml
コストパフォーマンス評価	B
成分満足度	C+
香りの良さ	A
泡立ちの良さ	A
指通りの良さ	A
総合評価	B-

敏感肌

乾燥肌

普通肌

脂性肌

軟毛

クセ毛

乾燥毛

ダメージ毛

ショートヘア

ミディアムヘア

ロングヘア

超シットリ

シットリ

普通

サッパリ

超サッパリ

アンドハニーシリーズの中でも香りと保湿力にこだわったシャンプーとして展開されているフルールシャンプー。

実際に配合成分をチェックしてみたところ、確かに保湿力と香りにはこだわりを感じる内容になっていたので、毛髪の乾燥やパサつき、うねりなどに悩む人にとってはハマる人もいるんだろうなーと思っています。

一方で毛髪の乾燥はダメージが伴うことが多いのですが、補修成分がどうしても物足りなさを感じてしまうラインナップで、使うことをやめるとまた元に戻ってしまうのではという懸念があります。

結局保湿と補修はセットでやらないとイマイチ毛髪の状態は良くならないので、もう少し補修成分にも力を入れてもらいたかったのが正直なところ。

あとは使う人を選ぶ成分がいくつか配合されていたり、洗浄成分に洗浄力の強いものが使われていたりと、保湿力以外の部分がなんとも残念な仕上がりになっています。

乾かした後の使用感は悪くはないのですが、配合成分的に長続きしないのでは？という懸念が払拭できないのでコスパは微妙と言わざるを得ない感じですね。。。

コストパフォーマンスの評価: （3.0点／5.0点）

アンドハニーフルールモイストシャンプーの配合成分を確認してみる

配合成分はこちら: 水、ラウラミドプロピルベタイン、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ラウロイルメチルアラニンNa、グリセリン、コカミドDEA、シア脂グリセレス-8エステルズ、ハチミツ、ハチミツエキス、モクセイ花エキス、ホホバ種子油、ヒマワリ種子油、カミツレ花エキス、アルガニアスピノサ核油、シア脂、イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解ヒアルロン酸、ポリクオタニウム-10、ローヤルゼリーエキス、プロポリスエキス、セレブロシド、ローヤルゼリー、PPG-7、EDTA-2Na、ヤシ油アルキルグルコシド、イソノナン酸イソノニル、ポリクオタニウム-47、ミリスチルベタイン、ココイルグルタミン酸TEA、塩化Na、キサンタンガム、メントール、水酸化K、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、安息香酸Na、クエン酸、BG、フェノキシエタノール、黄4、黄5、赤227、香料

界面活性剤	
保湿成分	
コンディショニング補修成分	
頭皮ケア成分	
植物エキス成分	
その他成分	
総合成分評価	

全成分を6軸に分類して評価をしています。成分効果の解説は私の知識に基づくものであり、記載の効果効能は公式から正式に公表されているものではありません。

このシャンプーは保湿力と香りに特化したシャンプーとのことらしいのですが、配合成分を確認してみたところ確かにそのこだわりは感じる内容になっていました！

保湿力はハチミツを中心としたラインナップに加えて、頭皮との相性も考えられたこだわりの成分が複数使用されており、保湿力にはかなり期待ができる内容になっています。

また香りについても人工香料だけではなくモクセイ花エキスを使って自然さを演出するこだわりも持ち合わせているようです。

ただいってしまうとそれ以外が微妙すぎるので、全体評価としては残念な評価に。

まずシャンプーの命とも言える洗浄成分と補修成分が微妙なのと、個人的にはシャンプーのこだわりを感じられるその他成分が残念すぎる内容になっています。

正直なところ、この価格であればこれ以上の配合内容であるシャンプーは多く販売されているので、これじゃなくてもいい、になってしまいかねない内容です。

界面活性剤

界面活性剤一覧

ラウラミドプロピルベタイン
両性界面活性剤。ベタイン系洗浄成分。帯電防止効果があり仕上がりをよくするコンディショニング効果がある。

オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
アニオン系界面活性剤。ヤシ油由来ではあるものの洗浄力や脱脂力は強めなので、乾燥肌の人には不向きな成分。

ラウロイルメチルアラニンNa
アニオン界面活性剤。アミノ酸系洗浄成分。泡立ちから洗浄力までバランスのいい成分。サッパリ系の仕上がりになりやすい。

コカミドＤＥＡ
ノニオン系界面活性剤。増粘作用。気泡力補助作用。

シア脂グリセレス-8エステルズ
ノニオン系界面活性剤。シア脂由来の洗浄成分。乳化作用。

ヤシ油アルキルグルコシド
ノニオン系界面活性剤。乳化剤。

ミリスチルベタイン
両面界面活性剤。帯電防止。

ココイルグルタミン酸ＴＥＡ
アニオン系界面活性剤。アミノ酸系洗浄成分。シットリした仕上がりになりやすくコンディショニング効果が高い。ただし泡立ちは弱め。

洗浄成分としてはなんとも微妙な感じのラインナップ。

最も配合量の多い洗浄成分はベタインで、ついで配合量の多いのがオレフィンという洗浄力や脱脂力のかなり強い洗浄成分。

ベタインがメインなので一定緩和されているとは思いますが、それでも洗浄力は強いことが予想されます。

それ以外の成分は特に特筆するものもなく、アミノ酸系シャンプーではなくオレフィン系シャンプーの傾向が強いシャンプーです。

保湿成分

保湿成分一覧

グリセリン
吸水性が高い非常に優れた保湿作用を持っている。

ハチミツ
保湿成分。ミツバチが花の蜜を中心に集めたものを精製したもの。保湿力に優れる成分。

ハチミツエキス
保湿成分。ハチミツから抽出されるエキス。

シア脂
シアバター。皮脂に近い性質で髪や頭皮への馴染みがよく保湿効果がある。ベビーシャンプーにもよく使われる。

加水分解ヒアルロン酸
保湿成分。ヒアルロン酸を小さく分解したもので、ヒアルロン酸Naと同様の保湿力に加えて、水に溶けやすい性質を持つ。

ローヤルゼリーエキス
保湿成分。ミツバチが分泌する女王蜂のためのエサから抽出されるエキスで、皮膚細胞活性作用が知られており、エイジングケア製品に配合されることが多い。

プロポリスエキス
保湿成分。プロポリスはハーブ系植物の樹液や新芽などをミツバチが巣に持ち帰り自身の分泌物と固めたもの。抗菌力などを持つ。

セレブロシド
天然セラミドと呼ばれる馬の脳や脊髄から得られるセラミドの一種。セラミドはヒト型セラミド、植物性セラミドなどがあるが、セレブロシドは肌なじみの良さや保湿力の高さですぐれている。高価なため配合される場合は少量なことが多い。

ローヤルゼリー
保湿成分。ミツバチが分泌する女王蜂のためのエサから抽出されるエキスで、皮膚細胞活性作用が知られており、エイジングケア製品に配合されることが多い。

結構いい感じですね！

テーマであるハチミツ系保湿成分に加えて、シア脂、ヒアルロン酸、セレブロシドといった頭皮にとっても相性のいい保湿成分を使っている点にこだわりを感じます。

ハチミツ系保湿成分の優れているところは保湿力だけではなく、アミノ酸やビタミンといった栄養素も豊富に含んでいるところです。

アミノ酸やビタミンは頭皮を健やかに保つ上でも重要で、アミノ酸は毛髪や頭皮に存在している天然保湿成分と呼ばれる成分の40%を占める大切な成分です。

シア脂は頭皮の皮脂と似た成分なので相性がよく、セレブロシドはセラミドの一種でセラミドは毛髪のキューティクルを接着させる役割を持つCMC、頭皮の細胞間脂質と呼ばれる保湿に関わる成分の主成分です。

グリセリンの配合量も多いことを考えると、頭皮や毛髪との相性も非常にいいものを使っていますし単純な保湿力も高いように思います。

コンディショニング・補修成分

コンディショニング成分・補修一覧

イソステアロイル加水分解ケラチン（羊毛）
イソステアリン酸クロリドと加水分解ケラチンの縮合物。毛髪に素早く馴染み、高い補修性能効果をもたらす。

ポリクオタニウム－１０
毛髪に対する吸着性があり指通りを良くする効果がある。帯電防止効果もある。

イソノナン酸イソノニル
クレンジング性能に優れ、べとつかせたくない場合に重宝されるエステルオイル。

ポリクオタニウム-47
毛髪の摩擦を軽減する効果がある。

悪くはないんですが、ちょっと物足りない内容。

毛髪の補修は内部補修と表面補修が中心になりますが、内部補修についてはハチミツのアミノ酸しかり、イソステアロイル系ケラチンが配合されているので、期待はできるように思います。

一方で、表面の補修については若干心もとないイメージで、キューティクルの接着に関わるセラミド系成分は配合されているものの、もう少し表面を補修するようなものがあっても良かったのかなと思います。

コンディショニング作用のある界面活性剤やポリクオタニウム系も配合されているので指通りはいい感じになると思いますが、補修力はもう一歩というイメージです。

頭皮ケア成分

頭皮ケア成分一覧: 特になし

アンドハニーシリーズは共通してここはあまり力を入れていないみたいです。

まあスカルプシャンプーではないので、テーマに沿っているといえば沿っているのですが、最近は何かしら頭皮ケアにつながるような成分を配合していることが多いので、少しだけ残念。

ただし保湿成分は頭皮にとっても相性の良いものを使っていますので、植物エキスの内容も相まって全体感としては悪くないと思います。

植物エキス成分

植物エキス一覧

モクセイ花エキス
モクセイの花から抽出されるエキス。香料や保湿作用に期待される。ポリフェノールを多く含むとも言われている。

ホホバ種子油
シムモンドシア科の植物ホホバの種子から抽出される成分で、角層内の水分の蒸発を防ぎ保湿する効果がある。

ヒマワリ種子油
ヒマワリの種子から抽出されるエキス。リノール酸が7割ほど占めるオイルで保湿作用や抗酸化作用のビタミンEを含む成分。

カミツレ花エキス
キク科ローマカミツレの花から抽出されるエキス。抗炎症作用、皮膚代謝促進作用、抗菌作用に期待される。

アルガニアスピノサ核油
アルガンの木から1リットルしか採取できない貴重なオイル。オレイン酸やリノール酸を豊富に含み、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンEを含む。また高い保湿力を持つ。

保湿力の優れる植物エキスを中心に使用していますね。

アルガンオイルやヒマワリ種子油など、脂肪酸やビタミンなどを豊富に含むものが使用されていて、厳選配合しているような印象を受けます。

あとは香りにこだわっているという点にもつながると思いますが、人工香料だけではなくキンモクセイの香りに自然さを出すためにモクセイ花エキスも使用されています。

植物エキスは一長一短なので多く配合すれば良いというわけではありません。

そのため無駄に多く配合するのではなく、テーマにあったものを少しだけ配合する点は素晴らしいと思います。

その他成分

その他成分一覧

PPG-7
保湿剤や乳化剤として配合されることが多い。弱めながらも皮膚毒性があるので注意が必要。

EDTA-2Na
キレート剤。金属イオンを不活性化させる代表成分。

塩化Na
増粘調整剤。乳化安定剤。

キサンタンガム
増粘剤。

メントール
清涼感を与える成分。

水酸化K
pH調整剤。

メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
紫外線吸収剤。UVB波の吸収に優れている。

ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
紫外線吸収剤。UVA波の吸収に優れている。

安息香酸Na
防腐剤。

クエン酸
pH調整剤。

ＢＧ
保湿成分。製品の品質を維持する効果。

フェノキシエタノール
防腐剤。

黄4
人工着色料。

黄5
人工着色料。

赤227
人工着色料。

香料
人工香料。

残念の一言。

合成防腐剤はいいとしても、紫外線吸収剤は使わないいほうがいいんじゃないかなーというのと、人工着色料はマジでいらん。

紫外線吸収剤はその名前の通り、紫外線から頭皮を守るために使われる成分ですが、刺激性が懸念される成分なので敏感肌の人には不向きな成分です。

そして人工着色料。まだ使うシャンプーあるんだといった印象。

シャンプーを選ぶ基準で「シャンプーの色！」なんていう人絶対いないと思うんですよね。人工着色料だけは本当になんの意味もないので、使わないでほしい成分です。

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アンドハニーフルールモイストシャンプーの使用感についてレビュー

ヤス

続いてはアンドハニーフルールモイストシャンプーの使用感についてレビューしていきます！

さて続いて実際にアンドハニーフルールモイストシャンプーで頭皮や髪を洗ってみて感じた感想をレビューしていきたいと思います。

チェックポイントは以下の通り。

チェックポイント4カ条

シャンプーの香り
泡立ちの良さ
洗い上がりの状態
アンドハニーフルールモイストシャンプーがオススメの方

シャンプーの香り：キンモクセイブレンドの香り

ヤス

ハチミツの香りがベースなのは変わらないよ！

アンドハニーフルールモイストシャンプーはキンモクセイハニーの香り。

これはかなりイメージしやすいんじゃないかなーと思うんですが、ベースはハチミツの甘い香りで、そこにキンモクセイの香りがブレンドされた仕上がりになっています。

割合としては6:4でハニーの香りが強い感じなので、キンモクセイの香りが単独で全面的に香ってくるわけではありません。

ただいい感じにブレンドされているので、個人的にはこの香りは好きだなーーと感じました！

香りの評価: （4.0点／5.0点）

泡立ちの良さ：通常量でしっかり泡立つ！

ヤス

やっぱりオレフィンの効果は強いですね！

泡立ちですが結構いい感じです！

メインの洗浄成分はベタインではありますが、ついで配合量が多いのが泡立ちの強いオレフィンですので、泡立ちは結構いい感じになります。

オレフィン以外にも気泡力補助剤も配合されていますので、泡立ちに関しては特に違和感ないですね。

たださすがに毛髪にスタイリング剤が付着していると泡立ちは弱くなる気がしたので、少し多めにシャンプー液を使ったほうがいいと思います。

泡立ちの評価: （4.0点／5.0点）

洗い上がりの状態：妻は仕上がりの良さを実感！

ヤス

ロングヘアの妻曰く、結構使い心地はいいみたいです！

さてここではロングヘアの妻が使った感想を中心にお伝えできればと思いますが、指通りもまとまりもいい感じになったようです！

妻の毛髪はロングヘアということもあって、毛先に向かってダメージが強くなっていく感じですが、ブリーチやカラーを頻繁にしているわけではないのでダメージが強すぎるわけではないです。

そんな妻が使ってみたところ指通りはサラサラで、乾かした後のまとまりの良さも一定感じられたとのことです。

ただ補修成分のラインナップを見るとおそらく補修による指通りの良さではなくコンディショニング成分によるものだと思うので、補修による効果ではない気がします。

そういった意味ではダメージの大きい人は使用感の良さを実感できない可能性もあるなーと思っています。

洗い上がりの評価: （4.5点／5.0点）

アンドハニーフルールモイストシャンプーと相性が良い人と悪い人をチェック！

ヤス

さてここではアンドハニーフルールモイストシャンプーと相性の良い人と悪い人についてお伝えしていきます！

ここまでは実際に使った使用感をレビューしてきましたが、ここからは購入を考えている皆さんがアンドハニーフルールモイストシャンプーと相性が良いか悪いかを判断してもらうための情報をお伝えします！

相性のいい人

・アンドハニーシリーズが好きな人
・乾燥が気になっている人
・指通りやサラサラ感重視の人
・ミディアムくらいまでの人

相性の悪い人

・ハイダメージの人
・ロングヘアの人

アンドハニーシリーズのシャンプーは大体同じ感じの内容になってしまうんですが、保湿力は共通していい感じのラインナップなので、毛髪の乾燥や、乾燥に伴う癖毛に悩んでいる人は一度チェックしてもらってもいいと思います！

一方でやはり補修力が若干心もとないので、ハイダメージの人やロングヘアの人も毛先ダメージが強い人が多いと思うので、マッチしない可能性があるのかなーと思っています。

アンドハニーフルールモイストシャンプーのまとめ評価

さて今回はアンドハニーフルールモイストシャンプーをレビューしてきました。

保湿力にはかなり力を入れていて、最近の優秀なシャンプーにも負けず劣らずの内容だっただけに、それ以外の成分が残念さが際立ってしまっている印象です。

個人的にはいくらアンドハニーブランドといえど、今のシャンプー市場では勝ち続けることは難しいと思っているので、もう少し全体的にこだわってもいいのかなーと思います。

まあシリーズ系のシャンプーはそれができないのがデメリットなのはわかっているんですけどね。。。

界面活性剤		シリコン		アルコール
合成防腐剤		合成香料		合成着色料

アンドハニー（&HONEY）フルールモイストシャンプー｜成分解析評価と効果を口コミ

アンドハニーフルールモイストシャンプーってどんなシャンプーなの？