2024.02.25 2024.04.01

ドロアスモイストグロッシーシャンプー｜成分解析評価と効果を口コミ

kiririn0830

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

人気シャンプーとしてかなり息の長いドロアスシリーズ。

その名前の通り泥のクレンジング効果に注目をしたシャンプーになっていて、シリーズからは3種類展開されています。

今回はそんなドロアスモイストグロッシーシャンプーの成分解析と使用感を正直にレビューしていきたいと思います！

ドロアスモイストグロッシーシャンプーってどんなシャンプーなの？

ハゲデブ君

ドロアスモイストグロッシーシャンプーってどんなシャンプーなの？

ヤス

ドロアスシリーズの中では使用感が特にいいシャンプーだよ！

価格	1100円
内容量	400ml
コストパフォーマンス評価	B
成分満足度	B-
香りの良さ	B
泡立ちの良さ	A+
指通りの良さ	A+
総合評価	B+

敏感肌

乾燥肌

普通肌

脂性肌

軟毛

クセ毛

乾燥毛

ダメージ毛

ショートヘア

ミディアムヘア

ロングヘア

超シットリ

シットリ

普通

サッパリ

超サッパリ

ドロアスはシリーズを通して様々な特性の泥（クレイ）に着目して製造されたシャンプーです。

今回のモイストグロッシーは「泥の恵みでツヤのあるきらめきすとん髪へ」をテーマにしているものとのこと。

配合成分を確かめてみたところ、確かにツヤを与えるような成分や毛髪を補修保湿することでサラサラな使用感にするような成分も豊富に配合されているように感じました。

一方でシャンプーの命ともいわれる洗浄成分でメインで使われている成分がとても残念なものだったり、センシティブな成分の配合量に懸念があったりと微妙な点もありました。

ただし使用感としてもシリーズの中ではかなり良く、ロングヘアでもシャンプーだけでかなり指通りの良さを感じるような仕上がりになります。

どうしてもシャンプーにおいて重要な部分に懸念があるのでコスパがいい！とは言いづらいですが、シリーズの中ではいい方だと思います。

コストパフォーマンスの評価: （3.5点／5.0点）

ドロアスモイストグロッシーシャンプーの配合成分を確認してみる

配合成分はこちら: 水、オレフィン（Ｃ１４－１６）スルホン酸Ｎａ、コカミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンＮａ、コカミドメチルＭＥＡ、（ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ）ヒドロキシプロピル加水分解ケラチン（羊毛）、クラドシホンノバエカレドニアエ多糖体、クオタニウム－３３、ＤＰＧ、ＢＧ、加水分解シルク、アラニン、アルギニン、グルタミン酸、ペンチレングリコール、加水分解サケ卵巣膜エキス、サクシノイルアテロコラーゲン、ポリクオタニウム－１０、イソステアロイル加水分解コラーゲン、加水分解コラーゲン、ポリクオタニウム－５０、加水分解ケラチン（羊毛）、オレンジラフィー油、シア脂、セラミドＮＧ、セラミドＮＰ、セラミドＡＰ、塩化Ｎａ、イソステアリン酸、カオリン、サンゴ末、ヒドロキシアパタイト、コレステロール、ココイルグルタミン酸ＴＥＡ、オリーブ油ＰＥＧ－７カルボン酸Ｎａ、ポリソルベート２０、クオタニウム－１８、ＰＧ、クエン酸、クエン酸Ｎａ、トコフェロール、ＥＤＴＡ－２Ｎａ、フェノキシエタノール、安息香酸Ｎａ、香料

界面活性剤
保湿成分
コンディショニング補修成分
頭皮ケア成分
植物エキス成分
その他成分
総合成分評価

モイストグロッシーシャンプーはクレイと呼ばれる泥に注目した製品。

実際に配合されている成分はクレイを中心に、サンゴ末やフコダインなど自然由来の成分を豊富に使っていて、こだわりを感じる点も多くあります。

一方で、シャンプーのいのちとも言える洗浄成分に使われている成分がオレフィンというなんとも残念なもの。

ラウリル硫酸Naなどに比べると安全性は高いですが、脱脂力がかなり強いのであまり好まれない成分です。

メンズシャンプーならまだ良いんですが、男性に比べると皮脂量が1/10といわれる女性を中心としている、もしくは乾燥肌の人には不向きな成分です。

また一部保湿成分も人によっては好みが分かれるものも配合されているので、せっかくこだわりの成分も帳消しになってしまうような印象です。。。

界面活性剤

界面活性剤一覧

オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
アニオン系界面活性剤。ヤシ油由来ではあるものの洗浄力や脱脂力は強めなので、乾燥肌の人には不向きな成分。

コカミドプロピルベタイン
アニオン系界面活性剤。ベタイン系洗浄成分。増粘作用や帯電防止作用、高いコンディショニング効果を持つ。また洗浄力や刺激性の強い洗浄成分の緩和のために配合されることも多い。

コカミドメチルMEA
ノニオン系界面活性剤。気泡力補助剤として使用される。

ココイルグルタミン酸ＴＥＡ
アニオン系界面活性剤。アミノ酸系洗浄成分。シットリした仕上がりになりやすくコンディショニング効果が高い。ただし泡立ちは弱め。

オリーブ油ＰＥＧ－７カルボン酸Ｎａ
ノニオン界面活性剤。指通りを良くする効果があり、クレンジング効果も高い。

ポリソルベート20
ノニオン界面活性剤。乳化剤。

オレフィンがメインの洗浄成分です。残念すぎる。

オレフィンは脱脂力がかなり強いので、乾燥肌や皮脂が少ない女性には不向きな成分と言わざるを得ません。

メンズスカルプシャンプーとかに使用をされているのであればまだしも、プロモーションを見る限り女性向けなはずなので、相性が悪いと思っています。

これはシリーズ統一してですが、クレイやその他自然系成分を使用したクレンジング効果をうたっているのに、これだけ洗浄力の強い成分使ったら意味ねーじゃんと私は思っています。

保湿成分

保湿成分一覧

ＤＰＧ
高い保湿力を持つ。製品の品質を維持する作用も併せ持つ。

ＢＧ
保湿成分。製品の品質を維持する効果。

アラニン、アルギニン、グルタミン酸
保湿成分。毛髪の主成分であるケラチンを構成するアミノ酸。

ペンチレングリコール
保湿作用。製品の保存性を高める効果もある。

サクシノイルアテロコラーゲン
コラーゲンの末端にあるアレルゲンを除去したもの。肌に張り付くような感触で保湿効果を付与。少量の配合で高い保湿力を発揮し、増粘剤的な垂れにくいテクスチャーにすることができる。

シア脂
シアバター。皮脂に近い性質で髪や頭皮への馴染みがよく保湿効果がある。ベビーシャンプーにもよく使われる。

セラミドＮＧ
細胞間脂質に含まれるセラミドの一種で肌の保湿やバリア機能の強化、エイジングケアなど様々な美容効果が期待される。

セラミドＮＰ
高い保湿力を持つ。肌や毛髪の表面でしなやかな保護膜を作り、コンディショニング効果を高めます。

セラミドAP
細胞間脂質であるセラミドの一種。強い結合の膜を作ることで皮膚バリア強化や角質代謝作用に期待できる。

クラドシホンノバエカレドニアエ多糖体
フコダイン。もずくから抽出されるエキス。コーティング効果、細胞賦活作用、抗アレルギー作用、ヒアルロン酸産生の促進作用などに期待される。

コレステロール
重要な生体成分の一種で保湿効果や乳化安定剤としても使われる。

ヒドロキシアパタイト
皮膚や髪の保護効果のほか、汚れに吸着して除去するような清浄効果などを付与。

ＰＧ
保湿成分。乳化作用。

悪くはない！が、懸念もあります。

まず保湿成分は配合量的にほぼほぼクラドシホンノバエカレドニアエ多糖体がメインな感じですね。

この成分は毛髪への保湿力が優れているだけではなく頭皮にとっても良い働きをしますし、アミノ酸やCMC系保湿成分（セラミドやコレステロール）が使用されている点は評価が高いです。

一方でBGの配合量が多い気がするので、気にする人は気にするはずです。

BGは安全性は高いと言われているものの、配合量によってはアレルギーなどが懸念として上がってくる成分なので、防腐剤のパラベン同様に使わないに越したことはないと思っています。

こだわりを感じるのか感じないのか、チグハグな配合内容になっています。

コンディショニング・補修成分

コンディショニング・補修成分一覧

クオタニウム－３３
髪にしなやかさと艶を与える効果がある。

ポリクオタニウム－１０
毛髪に対する吸着性があり指通りを良くする効果がある。帯電防止効果もある。

ポリクオタニウム－５０
洗浄剤に混合され、シリコーンのような潤滑性を毛髪に与える。帯電防止剤、皮膜形成剤。

（ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ）ヒドロキシプロピル加水分解ケラチン（羊毛）
ケラチン由来のヒートプロテイン。熱に反応して毛髪に保護膜を形成しコーティングを強化する。毛髪や皮膚への吸着性が高く毛髪や皮膚へ保湿効果やツヤ出し効果を発揮する。

加水分解コラーゲン
高い保湿力を持つ。肌や毛髪の表面でしなやかな保護膜を作り、コンディショニング効果を高める。

イソステアロイル加水分解コラーゲン
傷んだ毛髪にタンパク質と脂肪酸を同時に補充することでダメージを補修。毛髪の内部構造体であるCMC（細胞膜複合体）に類似した構造を持ち、CMC同様の働きをする成分。

加水分解ケラチン（羊毛）
髪の主成分であるケラチンを加水分解して作られたもので、髪のダメージ部分に浸透し補修することで髪にハリコシを与える作用がある。

加水分解シルク
保湿効果や皮膜形成効果があり、髪のダメージ部分に吸着しハリコシを与える。

こちらはかなり良いですね。

ポリクオタニウムシリーズやPPT系補修成分に加えて、ケラチンを使用したヒートプロテクト成分も配合されています。

さらにこのヒートプロテクト成分ですが、洗浄成分の次に記載がされているので配合量も多く、かなり贅沢な配合内容になっているように思います。CMC様の働きをする成分が配合されている点も個人的には高評価です。

仕上がりにはかなり期待ができそうな配合内容ですね！

頭皮ケア成分

頭皮ケア成分一覧

加水分解サケ卵巣膜エキス
マリンプラセンタと呼ばれる鮭卵巣膜から抽出されたプラセンタエキス。肌の水分保持能力を高め、エキス中に含まれる成分が皮膚のコラーゲンやエラスチンの生成を促進させるという報告ある。抗酸化作用にも期待される。

オレンジラフィー油
深海魚のオレンジラフィーの皮下脂肪から抽出された油。エイコサペンタエン酸（EPA）やドコサヘキサエン酸（DHA）といった不飽和脂肪酸を豊富にくふむ。肌の弾力を高め、ハリやツヤを与える効果があるとされています。抗酸化作用や抗炎症作用にも期待される。

カオリン
カオリナイトを主成分とする花崗岩が熱水分解されて形成された天然粘土鉱物。毛穴の汚れや余分な角質を吸着・除去するクレイとしても使われる。

サンゴ末
豊富なミネラルを含む多孔性のサンゴの粉末。吸着作用、清浄作用を付与。

めちゃくちゃ良いですね！

クレイや海産物系の自然由来の成分がたくさん使われていて、クレンジング効果だけではなく頭皮への良い影響もかなり期待ができそうな配合内容になっています。

今回公式ではゴールデンクレイやゴールデンイエロークレイと記載がされていますが、洗浄成分できれいにするだけではなく細かい毛穴の汚れまでしっかり取ってやろうという意気込みが感じ取れます。

グリチルリチン酸2Kだけ、といったものよりも個人的には好みの配合内容です。

植物エキス成分

植物エキス成分一覧: なし

特に配合なしですね。

別シリーズでは海産物系の植物エキスが配合されていますが、モイストグロッシーでは特になしでしたね。

強いていうのであれば頭皮ケア成分のところで記載したサンゴ末くらいだと思います。

植物エキスについては好みが分かれますし、大量に配合されているとアレルギーの心配も出てくるので個人的には配合されていなくても良いかなーと思ってます。

植物エキスを防腐剤の代用にして使うシャンプーもあるので、そういうのはかなり素晴らしいなとは思いますが！

その他成分

その他成分一覧

塩化Na
増粘調整剤。乳化安定剤。

イソステアリン酸
天然系の乳化剤。

クエン酸
キレート剤。pH調整剤。

クエン酸Na
pH調整剤。

EDTA-2Na
キレート剤。金属イオンを不活性化させる代表成分。

フェノキシエタノール
防腐剤。

安息香酸Ｎａ
防腐剤。

香料
人工香料。

残念です。

まあこれくらいの価格帯の市販シャンプーでは当たり前ですが、キレート剤や防腐剤が複数配合されています。

パラベンフリーと記載されていますが、防腐剤はパラベンだけではないです。

もちろん配合されている=ダメというわけではなく、むしろ品質を維持するためには重要だったりするので否定はしません。

が、今回はBGなどの配合量がかなり多いということもあり、全体的には残念と言わざるを得ません。

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ドロアスモイストグロッシーシャンプーの使用感についてレビュー

ヤス

続いてはドロアスモイストグロッシーシャンプーの使用感についてレビューしていきます！

さて続いて実際にドロアスモイストグロッシーシャンプーで頭皮や髪を洗ってみて感じた感想をレビューしていきたいと思います。

チェックポイントは以下の通り。

チェックポイント4カ条

シャンプーの香り
泡立ちの良さ
洗い上がりの状態
ドロアスモイストグロッシーシャンプーがオススメの方

シャンプーの香り：柑橘系寄りのフルーティの香り

ヤス

サッパリする柑橘系に近い香り！

ドロアスモイストグロッシーシャンプーはクラシックフルーティーの香り。

直訳をするとすれば古き良き果物の香りといった感じですかね。

確かに香りとしてはトリッキーではなく万人受けするような柑橘系よりの香りに仕上がっており、男性女性問わず使える香りになっています。

柑橘系なのでイメージはできると思いますが、香りはサッパリ系で爽やかな香りです。

香りの評価: （4.0点／5.0点）

泡立ちの良さ：泡質が結構良い感じ！

ヤス

泡立ちもですが泡質がいい感じですね！

泡立ちはしっかりいい感じです。

「これだと量少ないかな？」と思う量でも結構しっかり泡立ってくれますし、運動後など頭皮が汚れた状態でも問題なくちゃんと泡立ってくれます。

また泡質も弾力がありきめ細かいものが出来上がるので、洗い心地は結構いいように思います。

泡立ちの評価: （5.0点／5.0点）

洗い上がりの状態：ロングヘアでもシャンプーだけでイケる！

ヤス

シャンプーだけでかなり仕上がり良くなります！

髪の長さ関係なくシャンプーだけでかなり仕上がりは良くなります。

洗い流している最中も過剰にヌメることなく、程よくシットリしつつキシまない洗い上がりになります。

またヒートプロテクト成分も豊富に配合されているためか、乾かした後の毛先のまとまりや指通りもかなりいい！とロングヘアの妻からは聞いています。

同シリーズの中にはキシキシするものもありましたが、モイストグロッシーはかなり仕上がりはいいように思いますね！

洗い上がりの評価: （5.0点／5.0点）

ドロアスモイストグロッシーシャンプーと相性が良い人と悪い人をチェック！

ヤス

さてここではドロアスモイストグロッシーシャンプーと相性の良い人と悪い人についてお伝えしていきます！

ここまでは実際に使った使用感をレビューしてきましたが、ここからは購入を考えている皆さんがドロアスモイストグロッシーシャンプーと相性が良いか悪いかを判断してもらうための情報をお伝えします！

相性のいい人

・強い洗浄力が好みの人
・毛髪の乾燥や広がりが気になる人
・毛髪のダメージが気になる人
・運動後の使用を考えている人

相性の悪い人

・乾燥肌の人
・とことん配合成分にこだわりたい人

今回の製品はシャンプーだけでもかなり仕上がりが良くなりますし、泡立ちも良い感じなので、使用感においてはほとんど懸念はありません。

一方で見えない部分でいうと、洗浄力がかなり強い成分を使用しているので、乾燥肌の人は頭皮ケアを忘れないようにしましょう。BGの配合量も多いのでその点が気になる人も注意しましょう。

ドロアスモイストグロッシーシャンプーのまとめ評価

さて今回はドロアスモイストグロッシーシャンプーをしてきました。

私の感想としては、使用感はいいのに配合成分が残念でならん！という感じですね。

繰り返しになりますがやっぱりメインの洗浄成分や一部保湿成分の配合量が気になってしまうので、もう少し価格が高くなってもいいのでリニューアルしてもいいのかなと思っています。

洗浄力をカバーするためのベタインが配合されているので一定問題ないとは思いますが、とはいえ女性が使うことを想定すると冬など乾燥しやすい季節は避けつつ、夏や運動後など頭皮が汚れやすいシーンで使用するのがいいのかなーと思っています。

ドロアス3種類を比較した記事も書いていますので、是非チェックしてみてください！

界面活性剤		シリコン		アルコール
合成防腐剤		合成香料		合成着色料

ドロアスモイストグロッシーシャンプー｜成分解析評価と効果を口コミ

ドロアスモイストグロッシーシャンプーってどんなシャンプーなの？