アンドハニーのシャンプーでオススメはどれ?配合成分から使用感まで全6種類の違いを徹底比較!
アンドハニーシリーズといえば、ハチミツをテーマにしたシャンプーの代表格的製品。
もはやシャンプーに興味がある人でアンドハニーを知らない人はいないんじゃないかと思うくらいシリーズ歴も長いブランドになっています。
今回はそのアンドハニーから展開される6種類のシャンプーを使用感と配合成分を比較して、どれが一番オススメなのかレビューをしていきたいと思います!
アンドハニーはハチミツ成分に着目したシャンプー
アンドハニーはその名前の通り、ハチミツ由来の成分をたくさん配合しているシャンプーだよ!
いう必要もないと思いますが、アンドハニーシリーズはハチミツ系の成分をテーマにしたシャンプーです。
皆さんも「ハチミツは保湿力があるもの」となんとなく知っていると思いますが、ハチミツにはアミノ酸やビタミン、ミネラルといった栄養素が豊富に含まれています。
アミノ酸は毛髪や頭皮に存在するNMFと呼ばれる天然保湿成分の40%を占めるもので、ビタミンやミネラルは毛髪だけではなく頭皮を健やかに保つうえで大切なものになります。
そのためハチミツはヘアケアととても相性のいいものなので、アンドハニーだけではなくハチミツをテーマにしたシャンプーが多く販売されていれるんですね。
そんなハチミツ系シャンプーの中でもアンドハニーは2018年頃から現在に至るまで6種類ものシャンプーと展開されるまでになっています。
今回は展開されるその6種類のハンドハニーシリーズを比較していきたいと思います!
アンドハニーのシャンプー6種類を配合成分の違いで評価をしてみる
ハチミツ系成分と洗浄成分は共通するものが多くて、あとはシャンプーごとに少しだけこだわりの成分が配合されています!
ディープ | メルティ | クリーミー | フルール | ピクシー | カラー |
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黄色でマーカー引いた部分が、そのシャンプーのみに配合されているものになります。
共通部分から分析をすると、テーマであるハチミツ系成分、洗浄成分であるベタイン系やオレフィンあたりは大体どのシャンプーも共通して配合されています。
なのでどのシャンプーもハチミツ由来の保湿効果に期待ができますが、洗浄成分も共通してオレフィンという洗浄力のかなり強い成分が配合されているので、洗浄力や脱脂力が高い可能性があります。
あとは細かい話ですが、防腐剤や人工香料はいいにしても、一部シャンプーには紫外線吸収剤や人工着色料まで配合されており、正直あまりこだわりのある配合内容とはいえません。。。
あとはシャンプーごとに設定しているテーマに合わせて、保湿成分、補修成分、植物エキスあたりが追加で配合されている感じです。
その追加成分によってそれぞれのシャンプーに特徴が生まれている感じですが、全体的に何か大きな違いがあるかというと、シリーズ展開ということもあってあまり差はありません。
その違いを踏まえつつどのシャンプーがオススメかお伝えしていきたいと思います!
アンドハニーのシャンプー6種類を使用感で評価してみる
さてアンドハニーのシャンプー6種類を使用感でチェックしていきましょう!
実際に私が成分解析をした評価と、実際に使った上での使用感の評価をここにまとめましたので、まずは軽く目を通してください。
配合成分にこだわりたい:メルティかクリーミーがいい感じ
全体のバランスを考えるとこの2種類がいい感じですかねー
大前提、アンドハニーシリーズの中で「この配合成分はすごい!」となるようなものはありませんでした。
テーマ設定をしてシリーズ展開するシャンプーにはありがちなんですが、アンドハニーもハチミツというテーマにこだわるが故に全体的に中途半端になってしまっている印象を受けます。
アンドハニーシリーズの多くは補修成分が少なめで補修力にはあまり期待できないものが多いのですが、その中でいうとメルティとクリーミーにはヒートプロテクト成分など補修成分がしっかり配合されているように思います。
洗浄成分や保湿成分といったシャンプーの要になるものがおおよそ共通なので大きな差はないと考えると、補修力に少しでも期待ができるメルティとクリーミーが配合成分的には優秀なのかなーと思います。
ただ残念ながら、この価格であればもっと優れた配合成分のシャンプーが多く販売されているので、シャンプー全体で見ると配合成分のクオリティは微妙です。
香りにこだわりたい:ハニー系+好みの香りで選ぼう!
ハニー系の甘い香りはどれも共通だよ!
ディープ :ハチミツ+ピオニー(弱)
メルティ :ハチミツ+ローズ(中)
クリーミー:ハチミツ+ベリー(強)
フルール :ハチミツ+金木犀(中)
ピクシー :ハチミツ+デイジー(中)
カラー :ハチミツ+ミュゲ(中)
香りをまとめるとこんな感じです。
ハチミツ系の香りは全て共通で、そこにプラスアルファでこだわりの香りがブレンドされている感じですね。
ちなみに弱・中・強と書いてあるのは私と妻が感じた香りの強さで、ディープは弱めでほんのり香る程度で、クリーミーはメチャクチャ甘い香りが強く、それ以外は大体一緒といった感じです。
ただ中とは書いてありますが、他のシャンプーに比べると強めではあるので、あまり強い香りが得意ではない人はディープ一択じゃないかなーと思います。
甘い香りも強めの香りも好き!という人であれば、あとは好みのワンセンテンスでどれを選ぶかだと思うので、上記を参考にしつつ決めてみてください!
泡立ちで選びたい:クリーミーがベスト!
どれも悪くないですが泡質ではクリーミーがベストな気がします!
泡立ちはアンドハニーシリーズ全体的に悪くはありません!
洗浄成分でオレフィンや気泡補助剤を使っていることもあって、多少毛髪にスタイリングがついていたとしても泡立ちはいい感じでキープしてくれます。
その中でもクリーミーはクリーミーというだけあって、泡質がキメ細く最も弾力あるテクスチャーを感じました。
大きな差があるわけではないですが、私も妻も実際に使ってみてクリーミーの泡質は実感できたものなので、泡質で選ぶのであればクリーミーが頭ひとつ抜けてるかなーという感じです。
洗い上がりの状態にこだわりたい:妻はメルティとクリーミーがいい感じとのこと!
毛髪の状態にもよりますが、妻はこの2種類がいいといっていました!
今回は妻が実際に使った感想を中心に伝えていきますが、妻はメルティとクリーミーが最も仕上がりの良さを実感できたそうです!
妻はロングヘアでカラーやパーマを数ヶ月に1回実施しているので一定ダメージがあり、毛先に向かって徐々にダメージが強くなるような毛質です。
毛髪の長さは人それぞれだと思いますが、近年の女性の毛髪事情を考えるとダメージは一定あるように思うので、それであれば補修成分が一定配合されているメルティやクリーミーが妻同様に仕上がりの良さを実感できるように思います。
ちなみにカラーも人によっては悪くはない仕上がりになると思いますが、若干扱いが難しいようにも思います。
カラーに含まれる補修成分であるレブリン酸は酸熱成分といって、毛髪内部に架橋を作ることで毛髪にハリコシを出す成分で、美容院でトリートメントをやってもらっている人は聞いたことがある人も多いと思います。
ただ美容院でやる処置と個人がドライヤーで実施する処置は大きく扱いが違うので、サロンで仕上げてもらうような綺麗なストレートにはならず偏りが生じるように多います(実際に妻も逆に変なウェーブがついてました笑)
それ以外のシャンプーはどれもおおよそ一緒で指通りはどれも良くなりますが、ただ補修力があまり高くないので、補修による指通りの良さ改善ではないように思います。
コストパフォーマンスにこだわりたい:メチャクチャいい!というものはない
正直「これは最高だわ!」というものはありません!
酷評っぽくなってしまうのですが、コスパ最強と呼べるようなシャンプーはアンドハニーシリーズの中では見つかりませんでした。
これもテーマ系シャンプーの宿命みたいなものなので仕方ないのですが、悪くはないけどメチャクチャいいというわけでもない、というのが感想です。
その中でも強いて選ぶのであれば、結局使用感の良いメルティかクリーミーになってしまうんですが、それでも大差はないかなと思います。
繰り返しになりますがシャンプーの要である洗浄成分や保湿成分が「メチャクチャいい!」というわけではないですし、補修成分も全体的に弱めで、その他成分も人を選ぶような内容になっているものが多いです。
最近はシャンプー市場全体がインフレしていて価格に対してのクオリティがかなり上がってきているので、それに比べてしまうと微妙というのが印象です。
アンドハニーシリーズの最終判断ポイントはこれ
アンドハニーシリーズそれぞれにマッチするであろう人をお伝えしていくよ!
さて最後にアンドハニーのシャンプーシリーズの6種類を選ぶポイントについてまとめたいと思います!
アンドハニーのシャンプーはハチミツをテーマにしていることもあり、どのシャンプーも保湿力には期待ができますし、指通りはどれも良かったので使用感も大きく違うわけではありません。
あとは「補修力も欲しいか」「香りはどれを選ぶか」が選ぶポイントになってくると思いますので、そこを好みで選びながら購入するシャンプーを選ぶと良いと思います!
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さて今回はアンドハニーのシャンプーシリーズ6種類を比較評価してみました!
アンドハニーシリーズは保湿力と指通りの良さは共通して感じることができたので、その点をシャンプーで重視している人にとっては良いと思います!
アンドハニーシリーズを好きで使っている人は色々使い分けられるのでありがたい一方で、他のシャンプーも含めて比べると、やっぱり配合成分や使用感で劣って感じてしまう部分があるのも正直なところです。
ここでは説明しきれない細かいレビューは個別記事て記載していますので、ぜひ個別のレビュー記事も見てみてくださいね!
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