プラストゥモローのシャンプーはどれがオススメ?モイストとスムースの2種類の違いを徹底比較!
SNSで大人気シャンプーとして流行したプラストゥモローシリーズ。
パッケージデザインも2024年日本パッケージングコンテストで受賞するくらいこだわっているのがこのシリーズの特徴でもあります。
今回はそのプラストゥモローシリーズから展開される2種類のシャンプーを使用感と配合成分の観点から比較して、どれが一番オススメなのかレビューをしていきたいと思います!
プラストゥモローのシャンプーはタンパク質に着目したシャンプー
うーん、テーマと内容のミスマッチがどうしても気になる…
プラストゥモローシリーズのシャンプー総合評価 | |
スムース | モイスト |
プラストゥモローですが「いい髪はタンパク質から」をテーマにしたシャンプーで、パッケージにもこだわりを見せるSNSで大バズりした製品。
確かにタンパク質は毛髪の主成分なのでメチャクチャ重要で、保湿をするにも補修をするにもタンパク質の素となるアミノ酸がとても大切になってくるので、こだわるポイントとしては悪くありません。
一方でこのシャンプーはタンパク質といいながらも、保湿成分にも補修成分にもタンパク質やアミノ酸あたりの成分がそこまで配合されておらず、肩透かしなラインナップになってしまっています…。
それ以外の保湿成分や補修成分も弱めで、同価格帯のシャンプーと比べるとクオリティはどうしても見劣りしてしまいます。
最近の1500円前後のシャンプーはかなり激戦でクオリティの高い製品が多く出回っているので、この配合成分でロングセラーとしていくのは厳しいんじゃないかなと思います。
プラストゥモローのシャンプー2種類を配合成分の違いで評価をしてみる
酷評になりますが、これはシリーズ展開としては雑すぎます…。
スムース | モイスト |
水, ココイルメチルタウリンNa, コカミドプロピルベタイン,ソルビトール, ココイルメチルタウリンタウリンNa, グリセリン,ラウリルベタイン, グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド, ポリクオタニウム-10,リシンHCl, ポリクオタニウム-7,(プロピルトリモニウムクロリドアクリルアミド/ジメチルアクリルアミド)コポリマー, ジラウロイルグルタミン酸リシンNa, メタケイ酸アルミン酸Mg,サッカロミセス溶解質エキス, 加水分解コンキオリン,トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコース,ラウリン酸PG,クエン酸,サリチル酸,EDTA-2Na,PPG-71グリセリル,DPG,BG,トコフェロール,BHT, 安息香酸Na,フェノキシエタノール, 香料 | 水,ココイルメチルタウリンNa,コカミドプロピルベタイン,ソルビトール,ココイルメチルタウリンタウリンNa,ラウリルベタイン,グリセリン,グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド,ポリクオタニウム-10,ポリクオタニウム-7,リシンHCl,(プロピルトリモニウムクロリドアクリルアミド/ジメチルアクリルアミド)コポリマー,ジラウロイルグルタミン酸リシンNa,セリシン,ダイズ種子エキス,メタケイ酸アルミン酸Mg,アセチルヒアルロン酸Na,サッカロミセス溶解質エキス,加水分解コンキオリン,トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコース,ココイルグルタミン酸K,DPG,ラウリン酸PG,クエン酸,サリチル酸,BHT,EDTA-2Na,PPG-70ポリグリセリル-10,BG,ソルビン酸K,トコフェロール,安息香酸Na,フェノキシエタノール,香料 |
黄色にマーカーが引かれている成分がそのシャンプーだけに配合されているものになります。
これは…シリーズ展開として成り立っているんだろうか…。
モイストにはダイズエキスやヒアルロン酸といった保湿成分が追加されているのですが、何に追加されているかというとスムースの配合内容そのままに、それらの保湿成分を追加しただけ。
ぶっちゃけ、これではスムースを使う意味が全く見出せません。
スムースをテーマにするシャンプーは指通りの良さをウリにするために補修成分を追加したり使う洗浄成分を変えたりしますが、スムースに配合されているものはモイストにも配合されています。
これはシリーズ展開としては雑すぎます。
プラストゥモローのシャンプー2種類を使用感で評価してみる
さてプラストゥモローのシャンプー3種類を使用感でチェックしていきましょう!
実際に私が成分解析をした評価と、実際に使った上での使用感の評価をここにまとめましたので、まずは軽く目を通してください。
配合成分にこだわりたい:強いていうならモイスト。ただ…
どうしても選ぶならモイスト一択です。
プラストゥモローシリーズのシャンプー配合評価 | |
スムース | モイスト |
C | B- |
プラストゥモローシリーズの中で選ぶのであれば、モイスト一択です。
先ほども配合成分のところでお伝えしましたが、モイストの配合成分はスムースの配合成分をほぼそのままにプラスで保湿成分を加えた感じの内容になっています。
もちろん配合成分量の違いはあると思いますが、それでも配合種類的にはもはやスムースを使う意味は個人的には感じないのが正直なところです。
さらに同価格帯のシャンプー全体で比較すると、正直配合成分的にはどちらも価格の割に見劣りしてしまいます。
この価格であればサロンシャンプーよりもクオリティの高いシャンプーが多く手に入る市場感になってきているので、配合成分で選ぶのであれば他のシャンプーも検討した方がいいと思います。
香りにこだわりたい:どちらも甘め寄りの香り
甘めなので男性というよりかは女性向けな印象です!
プラストゥモローシリーズのシャンプー香り評価 | |
スムース | モイスト |
B | A- |
スムース :フレッシュフローラル(甘め〜サッパリ)
モイスト :スイートフローラル(甘め)
2種類の香りはこんな感じです!
スムースもモイストもどちらも甘めよりの香りで、男性よりかは女性の方がマッチしている印象を受ける仕上がりになっています。
個人的な感覚ですがスムースの方が強い甘さというよりかはサッパリさも感じる香りで、モイストの方はスイートという名前もあって結構甘めな香りに仕上がっています。
ただムスクのような甘ったるい香りではなく、フローラルベースの香りなので甘すぎる香りが苦手な人でも使えるんじゃないかなとは思います。
泡立ちで選びたい:モイストがオススメ!
感覚的にですがモイストの方がいい気がしました!
プラストゥモローシリーズのシャンプー泡立ち評価 | |
スムース | モイスト |
B- | A- |
泡立ちで選ぶのであればモイストの方がいい気がします!
使っている洗浄成分はほぼ一緒なのでそこまで違いはないと思いますが、私と妻が使った感じだとモイストの方が泡立ちが良かったように感じました。
とはいえ大きな違いはないと思いますし、少しシャンプー液を多めに使えば泡立ちは良くなりますので、そこまで気にする必要はないと思います。
洗い上がりの状態にこだわりたい:モイスト一択!
保湿成分が強いモイスト一択ですねー!
プラストゥモローシリーズのシャンプー仕上がり評価 | |
スムース | モイスト |
B | A- |
仕上がりの状態で選ぶのであればモイスと一択になると思います。
配合成分のところでもお伝えしましたが、スムースに配合されている成分はほぼ全てモイストにも配合されていて、モイストにはいくつか保湿力の優秀な成分が追加で配合されています。
そのため仕上がりで比較をした時もロングヘアの妻的にはモイスと一択と感じたようで、スムースを選ぶ意味はあまりないように感じました…。
スムースも悪くはないんですが妻が使ったところ若干キシみを感じたらしく、モイストはどうシチュエーションで使ってもキシみは感じなかったようです。
ショートヘアであればどちらを使っても大差はないと思いますが、一定ダメージや乾燥が気になる人はモイスト一択だと思います。
しかし繰り返しになりますが同価格帯のシャンプーに比べると保湿力も補修力も弱く感じてしまうので、ダメージが強い人や乾燥による広がりやゴワつきが気になる人は他のシャンプーも検討したほうがいいと思います。
コストパフォーマンスにこだわりたい:プラストゥモローならモイスト一択
正直スムースがモイストに勝てる部分がない…
プラストゥモローシリーズのシャンプーコスパ評価 | |
スムース | モイスト |
C- | C |
ここまで繰り返しお伝えしてきましたが、あらゆる面でモイストの方が優れている印象なので、価格が同じということもあって、コスパ観点でもモイスト一択なのかなと思います。
配合成分に関してはスムースに配合されているものはモイストにも配合されていますし、使用感に関してはモイストの方がテクスチャーの良さを実感できます。
ただモイストもシャンプー市場全体で見た時にコスパがいいかというと、決していいとはいえません。
配合成分ラインナップの微妙さに対して価格が若干高かったりと気になるところが多々あるので、コスパ的にはモイストでも評価は高くないですね。
プラストゥモローシリーズの最終判断ポイントはこれ
プラストゥモローシリーズそれぞれにマッチするであろう人をお伝えしていくよ!
さて最後にプラストゥモローのシャンプーシリーズの3種類を選ぶポイントについてまとめたいと思います!
繰り返しになりますが、プラストゥモローを使いたい人であればモイスト一択なのかなと感じています。
配合成分的にも使用感的にもモイストの方が優れている印象なので、残念ながらスムースを使うシチュエーションがあまり思いつきません…。
もしスムースというテーマでいくのであれば、もう少し補修成分に力を入れてモイストには配合されていない成分を使う等のこだわりを見せた方がいいと思います。
あとは同価格帯のシャンプー全体で見るとプラストゥモローはクオリティ的に劣って感じてしまうので、高い保湿力や補修力に期待をしたい人は他のシャンプーも見たほうがいいと思います。
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さて今回はプラストゥモローのシャンプーシリーズ3種類を比較評価してみました!
今回2種類を比較してみて改めて感じたのが、シリーズ展開として売り出すには配合成分の差分が少なすぎてあまり意味を感じづらかったところです。
先にはなると思いますが、大幅リニューアルで配合成分に力を入れてシリーズごとにこだわった配合成分を使ってもらえるといいなーと感じました。
ここでは説明しきれない細かいレビューは個別記事て記載していますので、ぜひ個別のレビュー記事も見てみてくださいね!
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