エッセンシャル プレミアム うるおいバリアシャンプー グロウ&モイスト|成分解析評価と効果を口コミ
エッセンシャルバリアシャンプーのリニューアル製品のエッセンシャルプレミアム。
今回はエッセンシャルプレミアムシャンプーとして2種類展開されていて、今回購入したのは輝きと保湿をテーマにしているであろうグロウ&モイスト。
今回はそんなエッセンシャルプレミアム うるおいバリアシャンプー シルキー&スムースの成分解析と使用感を正直にレビューしていきたいと思います!
ちなみに「シャンプーとは?」「このサイトでのシャンプーの評価の仕方」について理解を深めることで読んだ時の納得値がかなり上がると思うので、まずは会話ベースでポンポン読める以下の記事を読んでみてください!
エッセンシャル プレミアム うるおいバリアシャンプー グロウ&モイストってどんなシャンプーなの?
エッセンシャル プレミアム うるおいバリアシャンプー グロウ&モイストってどんなシャンプーなの?
人気シャンプーをリニューアルした製品だよ!
価格 | 1320円 |
内容量 | 450ml |
コストパフォーマンス評価 | B- |
成分満足度 | B– |
香りの良さ | A |
泡立ちの良さ | A |
指通りの良さ | A |
総合評価 | B+ |
敏感肌 | 乾燥肌 | 普通肌 | 脂性肌 |
軟毛 | クセ毛 | 乾燥毛 | ダメージ毛 |
ショートヘア | ミディアムヘア | ロングヘア |
超シットリ | シットリ | 普通 | サッパリ | 超サッパリ |
少し前にコスパ抜群のシャンプーとして人気を博したエッセンシャルバリアシャンプーシリーズ。
今回レビューしているのはそのリニューアル版として新発売されたシャンプーなわけですが、なんとも微妙な出来栄えに。。。
簡単に言ってしまうと同社から同時期に発売されたメルトシャンプーの下位互換のような製品で、実際にベースに使われている成分が同じなこともあり、「なぜ一緒に販売してしまったんだ…」と感じざるを得ないシャンプーです。
もちろん決して悪いシャンプーじゃありません。洗浄成分や一部保湿成分には優秀な成分も使われていますし、サラサラ感を実感できるので使用感もいい感じです。
ただそれらの面においてもメルトシャンプー一択といった感じで、価格も400円プラスすれば買えてしまいます。
それに現在のシャンプー市場においてハイクオリティなシャンプーはたくさん出ていて、あと100円出せばもっと優秀な配合成分を持つシャンプーが買えてしまうのが現実です。
これが1000円切るような価格であれば爆売れするんでしょうが、価格と時期が悪かったとしか言いようがないですね。。。
- コストパフォーマンスの評価
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(3.0点/5.0点)
エッセンシャル プレミアム うるおいバリアシャンプー グロウ&モイストの配合成分を確認してみる
- 配合成分はこちら
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水、ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドメチルMEA、ココアンホ酢酸Na、ラウラミドプロピルベタイン、ラウレス-11カルボン酸、ラウレス-23、ラウロイル加水分解シルクNa、ラノリン脂肪酸、加水分解コラーゲン、スクワラン、シア脂油、ヒアルロン酸Na、ローヤルゼリーエキス、アルガニアスピノサ核油、クエン酸、コハク酸、ラウロイルサルコシンTEA、乳酸、オレイン酸PEG-6ソルビタン、PPG-2コカミド、トリイソステアリン酸PEG-160ソルビタン、エチルヘキシルグリセリン、PPG-3カプリリルエーテル、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-52、DPG、ステアロキシプロピルジメチルアミン、ステアリルアルコール、ラウレス-16、フェノキシエタノール、ベンジルアルコール、エタノール、水酸化Na、安息香酸Na、カラメル、香料
界面活性剤 | シリコン | アルコール | |||
合成防腐剤 | 合成香料 | 合成着色料 |
界面活性剤 | |
保湿成分 | |
コンディショニング補修成分 | |
頭皮ケア成分 | |
植物エキス成分 | |
その他成分 | |
総合成分評価 |
さてさてリニューアルされたバリアシャンプーの配合成分ですが、なんとも微妙な内容。。。
シャンプーの命である洗浄成分はアミノ酸シャンプーらしい成分を使っているので悪くないですし、保湿成分でも一部優秀な成分を使っているので、単純な保湿力という意味では期待ができそうです。
一方で補修成分が心許なく、指通りも補修によるものではなく毛髪表面をコーティングすることで良くしている印象を受ける内容です。
特に内部補修についてはPPT系洗浄成分以外のものがイマイチ見当たらないので、ダメージを感じる方でシャンプーに補修効果を期待している人にはあまり合わなそう。
このシャンプーであれば、同じ花王さんから販売されているメルトシャンプーがこのシャンプーの上位互換にあたるので、私だったらそちらを選ぶかなといった感じです。
界面活性剤
- 界面活性剤一覧
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ココイルメチルタウリンNa
アニオン系界面活性剤。アミノ酸系洗浄成分。程よい洗浄力から泡立ちまでバランスの良い成分。ベビーシャンプーなどにもよく使われる。ラウロイルメチルアラニンNa
アニオン界面活性剤。アミノ酸系洗浄成分。泡立ちから洗浄力までバランスのいい成分。サッパリ系の仕上がりになりやすい。コカミドメチルMEA
ノニオン系界面活性剤。気泡力補助剤として使用される。ココアンホ酢酸Na
両面界面活性剤。低刺激であり洗浄補助剤として使われることが多く、指通りをよくするコンディショニング効果にも期待できる。ラウラミドプロピルベタイン
両性界面活性剤。ベタイン系洗浄成分。帯電防止効果があり仕上がりをよくするコンディショニング効果がある。ラウレス-11-カルボン酸
アニオン界面活性剤。酸性石けん系洗浄成分。肌に低刺激で使用感がさっぱり系。石けんと違い酸性側でも安定して洗浄効果、起泡性を得られる。ラウレス-23
ノニオン界面活性剤。乳化剤。ラウロイル加水分解シルクNa
アニオン系界面活性剤。PPT系洗浄成分。泡立ちがしっかりしていてコンディショニング効果が高い。程よい洗浄力で優秀な洗浄成分である反面高価であるというデメリットがある。ラウロイルサルコシンTEA
アニオン系界面活性剤。アミノ酸系洗浄成分。ただし脱脂力が強く殺菌力もあるため敏感肌の人にはあまり向かない成分。オレイン酸PEG-6ソルビタン
ノニオン界面活性剤。乳化剤。PPG-2コカミド
ノニオン界面活性剤。コカミドDEAと比較して泡の安定性、増粘、起泡、洗浄性が優れる。トリイソステアリン酸PEG-160ソルビタン
ノニオン界面活性剤。乳化作用・増粘効果。ステアロキシプロピルジメチルアミン
カチオン界面活性剤。帯電防止剤。ラウレス-16
ノニオン界面活性剤。乳化剤。
洗浄力としては強すぎず弱すぎずで、程よい洗浄力に仕上がっていると思います。
メインで使われている洗浄成分はタウリンNaとアラニンNaというアミノ酸シャンプーでは良くある組み合わせで、刺激性は低く洗浄力だけではなく泡立ちもバランスがよく仕上がる配合内容です。
一部洗浄力や刺激性が強い成分が配合されていますが、緩衝材であるベタインも一定配合されているので影響は少ないように思いますね。
後は加水分解シルクNaですかね!これはPPT系洗浄成分といって洗浄効果だけではなく毛髪ダメージを補修する効果もあるので、ダメージ毛にはありがたい成分です。
保湿成分
- 保湿成分一覧
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加水分解コラーゲン
高い保湿力を持つ。肌や毛髪の表面でしなやかな保護膜を作り、コンディショニング効果を高めます。スクワラン
保湿成分。サメの肝臓や植物油から抽出されたスクワレンを水添して安定化させたもの。保湿力に優れ皮脂膜を形成することで乾燥から守る効果があり、ベビーシャンプーにも用いられる成分。シア脂油
シアバター。皮脂に近い性質で髪や頭皮への馴染みがよく保湿効果がある。ベビーシャンプーにもよく使われる。ヒアルロン酸Na
保湿成分。肌から水分が蒸発するのを防ぐ効果がある。ローヤルゼリーエキス
保湿成分。ミツバチが分泌する女王蜂のためのエサから抽出されるエキスで、皮膚細胞活性作用が知られており、エイジングケア製品に配合されることが多い。乳酸
グリセリン同様に高い保湿効果がある。NMFの12%を占める。エチルヘキシルグリセリン
グリセリン同様の保湿力と防腐補助効果もある。ポリクオタニウム-52
リピジュア。ソフケア。洗浄後のつっぱり感やきしみを抑制する作用に期待される。髪にしっとり感を与えきしみを減らし、なめらかな感触を付与する。
優秀な保湿成分が配合されていることもあり、保湿力には期待ができそうです。
数が多いので、リピジュア、加水分解コラーゲン、乳酸、スクワランあたりを説明したいと思います。
まずはリピジュアですが保湿力に優れた成分として有名で、ヒアルロン酸の2倍の保湿力があると言われている成分です。
続いて加水分解コラーゲンですが、コラーゲンはヒトの頭皮(というか皮膚)の深いところに位置する真皮に存在する膠原繊維の主要素であるため、毛髪だけではなく頭皮の保湿にも相性がいいと言われています。
乳酸は毛髪や頭皮の表面に存在する天然保湿因子の一種で、乳酸はその12%を占める大切な成分になります。
スクワランは皮脂という頭皮を守る役割をする物質に含まれるスクワレンを安定化させたものなので、頭皮ケアという観点で相性のいいものになりますね。
いい感じのものが多く配合されていますが、最近のトレンドに比べると物足りなさがあります。
できれば細胞間脂質やCMC系のセラミドやコレステロール、天然保湿成分の主要素であるアミノ酸あたりももう少し配合していると良かったかなと思います。
コンディショニング・補修成分
- コンディショニング成分・補修一覧
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ラノリン脂肪酸
18-メチルエイコサン酸(18-MEA)とよばれる分岐脂肪酸を含む唯一の天然油脂。キューティクルの柔軟性を助け、キューティクルの損傷を防いだり滑らかな感触を付与したり、毛髪表面を疎水性に整えるなどのコンディショニング効果が期待できる。ポリクオタニウム-10
毛髪に対する吸着性があり指通りを良くする効果がある。帯電防止効果もある。PPG-3カプリリルエーテル
花王が開発したシリコーン由来の合成ポリマー。肌や髪への吸着力が強く、シリコーンが持つサラサラ感やしっとり感、ツヤ感を高め、さらに持続させる働きがある。コハク酸
毛髪表面を柔らかくし柔軟性を上げる効果がある。
補修というよりかは毛髪表面をコーティングすることで指通りをよくしている感じですかね。
PPT系洗浄成分が配合されていますが、内外ともにダメージを補修するような成分があまり見当たらないため、補修力は弱いように思います。
18-MEAというキューティクルの表面に存在する物質があるのですが、その物質へのケア成分は配合されているもののキューティクルそもそもが剥がれやすく自然には回復しないので、表面だけではなく内部補修に関わるようなCMC系の成分が配合された方が理想的です。
もちろん配合成分一覧だけでは全てを判断することはできませんが、補修を期待する人には不向きなように思います。
頭皮ケア成分
- 頭皮ケア成分一覧
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なし
いわゆるな頭皮ケア成分はないみたいですね。
頭皮ケア成分としてはグリチルリチン酸2Kが有名ですが、クレイ系シャンプーに配合されているようなフルボ酸、植物エキスでいうとキャピシキルやリデンシルといった成分が優秀な成分として挙げられます。
それ以外にも保湿成分のところで紹介したセラミドやコレステロール、天然保湿因子であるアミノ酸や乳酸、PCAなんかもここに当たります。
今回一部保湿成分や植物エキスで頭皮ケアにあたるものもありますが、残念ながらあまり潤沢とは言えないですねー。。。まあ価格的にしゃーないですが。
植物エキス成分
- 植物エキス一覧
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アルガニアスピノサ核油
アルガンの木から1リットルしか採取できない貴重なオイル。オレイン酸やリノール酸を豊富に含み、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンEを含む。また高い保湿力を持つ。
ひとつだけ配合されていますが、優秀なアルガンオイル。
これは毛髪の保湿だけではなく頭皮にとっても大切なビタミンや脂肪酸が含まれているので、とてもありがたい成分。
植物エキスにはメリットデメリットがあるので、たくさん配合されていればいいというわけではありません。
今回のように数は少なくても優秀な成分が配合されている方が個人的にはいいと思っています。
その他成分
- その他成分一覧
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クエン酸
キレート剤。pH調整剤。DPG
高い保湿力を持つ。製品の品質を維持する作用も併せ持つ。ステアリルアルコール
乳化剤。フェノキシエタノール
防腐剤。ベンジルアルコール
防腐剤。エタノール
防腐作用。清涼作用。植物エキスの抽出溶媒など多岐にわたる。水酸化Na
pH調整剤。安息香酸Na
防腐剤。カラメル
糖類を加熱して分解させて作られる褐色の液体。着色料として使用されることが多い。香料
人工香料。
うーん、市販シャンプーならではの残念な配合内容。
防腐剤やキレート剤などはシャンプーの品質を維持するために重要な成分ですし、私もこれらを悪とするつもりは全くないです。
ただこだわりを感じるかどうかで考えるとまた別の話で、クオリティの高いシャンプーだと合成防腐剤などを使わない製品も存在します。
価格的に難しいのでしょうが、それらと比べるとこだわりは感じないですね。
エッセンシャル プレミアム うるおいバリアシャンプー グロウ&モイストの使用感についてレビュー
続いてはエッセンシャルプレミアム うるおいバリアシャンプー シルキー&スムースの使用感についてレビューしていきます!
さて続いて実際にエッセンシャルプレミアム うるおいバリアシャンプー シルキー&スムースで頭皮や髪を洗ってみて感じた感想をレビューしていきたいと思います。
チェックポイントは以下の通り。
シャンプーの香り
泡立ちの良さ
洗い上がりの状態
エッセンシャル プレミアム うるおいバリアシャンプー グロウ&モイストがオススメの方
シャンプーの香り:残りすぎない甘めの香り
フローラルな香りで強く残りすぎないですね!
エッセンシャル プレミアム うるおいバリアシャンプー グロウ&モイストはガーデニア&ジャスミン 咲きわたるフローラルリュクスの香り。
個人的には「咲きわたる」とかいるのかなと思いつつ、簡単にいってしまうとフローラルな香りです。
系統としてはサッパリではなく甘め寄りなので、男性よりも女性の方が好きな人が多そうな印象を受けます。
香りはそこまで強く残らないので、強い香りが苦手な人でも使いやすいんじゃないかなと思いますね。
- 香りの評価
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(4.0点/5.0点)
泡立ちの良さ:とても弾力のある泡質で洗いやすい!
泡質が特徴的ですが泡立ちもいい感じ!
公式が「とろふわスフレ泡」と謳っている通り、泡質がいい感じのシャンプーです。
通常のアミノ酸系シャンプーに比べると、モッチリとした密度の濃い泡質になるので洗っていてとても気持ちのいいテクスチャーになります。
泡立ち自体も悪くなく、通常スタイリング剤をあまり使わない妻はもちろんのこと、ガチガチに使う私でもあまり泡立ちの悪さを感じることなく使うことができました。
めちゃくちゃ泡立ちや泡質が特徴的かというとそういうわけではないですが、使いやすい泡立ちであることは間違いないですね。
- 泡立ちの評価
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(4.0点/5.0点)
洗い上がりの状態:サラサラ感の実感値は高そう!
サッパリな洗い上がりで乾かした後はサラサラ!
乾かしたあとの指通りはとてもよく、まとまりのある髪になります!
これは一定毛髪ダメージのあるロングヘアの妻が実際に使った感想なのですが、シャンプーだけでもサラサラな指通りになったそうです。
ちなみに洗い流した際はシットリというよりかはツルッとした仕上がりになるので、サッパリな感じに仕上がります。
コーティング系成分が多いこともあり指通りはよくなりますが、補修観点ではどうしても弱さを感じるので、若干減点としました。
- 洗い上がりの評価
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(4.5点/5.0点)
エッセンシャル プレミアム うるおいバリアシャンプー グロウ&モイストと相性が良い人と悪い人をチェック!
さてここではエッセンシャル プレミアム うるおいバリアシャンプー グロウ&モイストと相性の良い人と悪い人についてお伝えしていきます!
ここまでは実際に使った使用感をレビューしてきましたが、ここからは購入を考えている皆さんがエッセンシャル プレミアム うるおいバリアシャンプー グロウ&モイストと相性が良いか悪いかを判断してもらうための情報をお伝えします!
コーティング成分が多いこともあって、仕上がりとしてはサラサラでまとまりのある指通りになるので、できる限り価格を抑えた上で感触の良くなるシャンプーを使いたい人にはマッチすると思います。
一方でダメージケアになるような成分が少ないので、補修力に期待してシャンプーを使いたい人や頭皮ケアも併せてしたい人にはあまり向かないかもしれません。
逆に言ってしまえばあまり普段カラーやパーマをしていない人はダメージも少ないはずなので、このシャンプーで満足できるかもしれないです。
エッセンシャル プレミアム うるおいバリアシャンプー グロウ&モイストのまとめ評価
さて今回はエッセンシャル プレミアム うるおいバリアシャンプー グロウ&モイストについてレビューをしてきました!
このシャンプーを一言で言ってしまうと「価格をなるべく抑えてサラサラ感を手に入れたい人向けシャンプー」という感じですかね。
ただどうしても配合成分と価格を見ると、花王さんから販売されているメルトのシャンプーの方がいいんじゃないかなーと思っちゃうんですよねー。。。
同時期に発売するシャンプーということもあり、どうせなら配合成分や価格面でもう少し差別化してほしかったです。
コストパフォーマンスの良さ | |
成分満足度 | |
香りの良さ | |
泡立ちの良さ | |
洗い上がりの状態 | |
総合評価 |
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