アンドハニー(&HONEY) ピクシーモイストシルキーシャンプー|成分解析評価と効果を口コミ
大人気シャンプーの一角であるアンドハニーシリーズ。
現在6種類展開されているアンドハニーシリーズの中で、今回のシャンプーは保湿力と指通りにこだわったシャンプーになります。
というわけで今回はそんなアンドハニー ピクシーモイストシルキーシャンプーの成分解析と使用感を正直にレビューしていきたいと思います!
ちなみに「シャンプーとは?」「このサイトでのシャンプーの評価の仕方」について理解を深めることで読んだ時の納得値がかなり上がると思うので、まずは会話ベースでポンポン読める以下の記事を読んでみてください!
アンドハニー ピクシーモイストシルキーシャンプーってどんなシャンプーなの?
アンドハニー ピクシーモイストシルキーシャンプーってどんなシャンプーなの?
アンドハニーシリーズから展開される保湿成分と指通りにこだわったシャンプーだよ!
価格 | 1540円 |
内容量 | 440ml |
コストパフォーマンス評価 | B |
成分満足度 | B |
香りの良さ | A |
泡立ちの良さ | A |
指通りの良さ | A |
総合評価 | B+ |
敏感肌 | 乾燥肌 | 普通肌 | 脂性肌 |
軟毛 | クセ毛 | 乾燥毛 | ダメージ毛 |
ショートヘア | ミディアムヘア | ロングヘア |
超シットリ | シットリ | 普通 | サッパリ | 超サッパリ |
アンドハニーシリーズから販売されるモイストシルキーシャンプー。
その名前の通り、保湿力とサラサラ感をテーマにしたシャンプーで、実際に配合成分と使用感から判断してもテーマ通りの内容になっていると感じました。
配合成分も保湿成分におおよそ注力をしている内容になっていて、シリーズ通してのハチミツ系成分に加えて、シア脂、セレブロシドといった成分が配合されています。
使用感に関してもしっとりで指通りがよく、ロングヘアの妻が使っても絡まりを感じることはなかったみたいですね。
ただ配合成分においては保湿成分はいい感じなのですがそれ以外の点で微妙な点が多いのと、サラサラではあるものの、ダメージの大きい部分は妻曰くパサつきを感じたようです。
やはりシリーズで展開するが故にテーマの成分は配合せざるを得ないので、その分他に予算を割けないのが難点。
正直この価格帯であれば保湿成分だけではなく補修成分にも注力したシャンプーが多く展開されているので、コスパがいいとは言えないです。
- コストパフォーマンスの評価
-
(3.0点/5.0点)
アンドハニー ピクシーモイストシルキーシャンプーの配合成分を確認してみる
- 配合成分はこちら
-
水、ラウラミドプロピルベタイン、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ココイルメチルタウリンNa、コカミドDEA、ハチミツ、ハチミツエキス、加水分解ハチミツタンパク、プロポリスエキス、ローヤルゼリーエキス、アルガニアスピノサ核油、加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)(羊毛)、加水分解シルク、シア脂、セレブロシド、ヒアルロン酸クロスポリマーNa、ゼイン、ヒナギク花エキス、サボンソウ葉/根エキス、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、EDTA-2Na、ポリクオタニウム-10、ヤシ油アルキルグルコシド、ステアリン酸エチルヘキシル、キサンタンガム、イソステアリン酸Na、(ジイソステアリン酸/ポリヒドロキシステアリン酸/セバシン酸)ポリグリセリル-4、グリセリン、安息香酸Na、クエン酸、黄4、黄5、DPG、BG、フェノキシエタノール、香料
界面活性剤 | シリコン | アルコール | |||
合成防腐剤 | 合成香料 | 合成着色料 |
界面活性剤 | |
保湿成分 | |
コンディショニング補修成分 | |
頭皮ケア成分 | |
植物エキス成分 | |
その他成分 | |
総合成分評価 |
アンドハニーピクシーは保湿力とサラサラ感にこだわりを持ったシャンプーとのこと。
実際に配合成分を確認してみたところ、確かに保湿成分にはこだわりを感じる内容になっていました。
シリーズ統一で配合されているハチミツ系保湿成分に加えて、今回はシア脂、セレブロシドといった優秀な保湿成分を追加配合しています。
ただそれ以外の要素については取り分けてすごいというものがなく、補修成分も含めて至って普通といった感じ。
補修成分についても同様で、確かにゼインが配合されているのでサラサラにはなるんですが、内部補修力が物足りないのと、その他成分が微妙すぎるので全体評価としては中の中といった感じですかね。
界面活性剤
- 界面活性剤一覧
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ラウラミドプロピルベタイン
両性界面活性剤。ベタイン系洗浄成分。帯電防止効果があり仕上がりをよくするコンディショニング効果がある。オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
アニオン系界面活性剤。ヤシ油由来ではあるものの洗浄力や脱脂力は強めなので、乾燥肌の人には不向きな成分。ココイルメチルタウリンNa
アニオン系界面活性剤。アミノ酸系洗浄成分。程よい洗浄力から泡立ちまでバランスの良い成分。ベビーシャンプーなどにもよく使われる。コカミドDEA
ノニオン系界面活性剤。増粘作用。気泡力補助作用。ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル
ノニオン界面活性剤。とても高いコンディショニング効果に期待される。ヤシ油アルキルグルコシド
ノニオン系界面活性剤。乳化剤。(ジイソステアリン酸/ポリヒドロキシステアリン酸/セバシン酸)ポリグリセリル-4
乳化剤。
使われている洗浄成分はオーソドックスで、洗浄力は気持ち強めかも?といった感じです。
メインで使われている洗浄成分はベタインで洗浄力は弱いですが、補助剤として使われている洗浄成分がオレフィンで配合量も比較的多いはずなので、洗浄力は若干強めだと推察します。
脱脂力や洗浄力についてはベタイン系成分で緩和されているとは思いますし、次いでの補助剤として使用されているタウリン系はバランスの良い成分が使われています。
私はあまり気にならないですが、これはアミノ酸系シャンプーと言っていいものなのか、と感じる洗浄成分のラインナップなので、気になる人は気になるかもしれないです。
保湿成分
- 保湿成分一覧
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ハチミツ
保湿成分。ミツバチが花の蜜を中心に集めたものを精製したもの。保湿力に優れる成分。ハチミツエキス
保湿成分。ハチミツから抽出されるエキス。プロポリスエキス
保湿成分。プロポリスはハーブ系植物の樹液や新芽などをミツバチが巣に持ち帰り自身の分泌物と固めたもの。抗菌力などを持つ。ローヤルゼリーエキス
保湿成分。ミツバチが分泌する女王蜂のためのエサから抽出されるエキスで、皮膚細胞活性作用が知られており、エイジングケア製品に配合されることが多い。加水分解シルク
フィブロインというタンパク質を加水分解してできる成分。10種類以上のアミノ酸を含むため保湿だけではなく毛髪のツヤだしやダメージ部分に吸着しハリコシを与える。シア脂
シアバター。皮脂に近い性質で髪や頭皮への馴染みがよく保湿効果がある。ベビーシャンプーにもよく使われる。セレブロシド
天然セラミドと呼ばれる馬の脳や脊髄から得られるセラミドの一種。セラミドはヒト型セラミド、植物性セラミドなどがあるが、セレブロシドは肌なじみの良さや保湿力の高さですぐれている。高価なため配合される場合は少量なことが多い。ヒアルロン酸クロスポリマーNa
ヒアルロン酸の高い保湿力はそのままで、保湿持続力を向上させた成分。網目状の構造になっているためコーティング力が高い一方で分子量が大きいので浸透性は低い。グリセリン
吸水性が高い非常に優れた保湿作用を持っている。
結構良い感じですね!
パサつきケアということもあって、シリーズの中でも保湿成分には注力していることが伺える内容になっています。
テーマであるハチミツ系成分に加えて、シア脂、セレブロシド、ヒアルロン酸などの保湿成分が追加配合されています。
まずハチミツ系成分ですがハチミツにはビタミン、ミネラル、アミノ酸などが豊富に含まれているため、毛髪だけではなく頭皮の保湿や頭皮を健やかに保つための栄養素がしっかり配合されています。
特にアミノ酸は毛髪の主成分でもありますし、毛髪や頭皮に存在する天然保湿因子と呼ばれる保湿力に関わる重要な成分の40%を占める重要な成分なので相性がいいんですね。
そしてシア脂は頭皮に存在する皮脂と構造が似ていることから相性がよく、セレブロシドは天然セラミドと呼ばれるもので非常に馴染みがよく保湿力も高い成分です。
セラミドは頭皮(細胞間脂質の成分)と毛髪(CMCの成分)どちらにも存在する成分で、頭皮では頭皮の保湿に、毛髪ではキューティクル同士を接着させ内部流出を防ぐのに役立っている成分です。
セレブロシドはおそらく配合量がそこまで多くないので大きな効果には期待ができないように思いますが、ヒアルロン酸も配合されていますので、単純な保湿力には一定期待ができそうです。
コンディショニング・補修成分
- コンディショニング成分・補修一覧
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加水分解ハチミツタンパク
保湿成分。ハチミツに含まれるアミノ酸を抽出したものでハニーテインとも呼ばれる。加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)(羊毛)
カシミヤヤギと羊毛由来。髪の主成分であるケラチンを加水分解して作られたもので、髪のダメージ部分に浸透し補修することで髪にハリコシを与える作用がある。ゼイン
トウモロコシ由来の非水溶性タンパク質で、髪に皮膜を形成することでハリコシを与え、指通りの良さや艶を与える成分。ポリクオタニウム-10
毛髪に対する吸着性があり指通りを良くする効果がある。帯電防止効果もある。
補修成分に関しては普通ですね。
テーマであるハチミツ由来のハチミツタンパクと加水分解ケラチンで内部補修をしつつ、ゼインで表面をコーティングしキューティクルの保護と内部流出を防ぐ効果に期待できます。
組み合わせとしては内部補修と表面補修なのでいい感じなのですが、個人的にはちょっと物足りない印象。
もちろん補修はしてくれるのですが、補修力と補修持続力という観点では最近のシャンプーに配合されているヒートプロテクト成分やペリセアと比べると劣るんですよね。
悪くはないんですが、ガチガチに補修したい人にとってはちょっと物足りなく感じる人もいると思います。
頭皮ケア成分
- 頭皮ケア成分一覧
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なし
ザ・頭皮ケア成分といったものは特に見当たりませんでしたね。
保湿成分に含まれているハチミツ系成分やシア脂、セレブロシドなどは頭皮の保湿にとってもありがたい成分なので、いってしまうと頭皮ケア成分に該当すると思っています。
スカルプシャンプーではないので別に配合されていなくてもいいのですが、最近の市販シャンプーでは頭皮ケアにも着目して頭皮ケア成分を配合しているシャンプーもかなり多いです。
配合するしないはブランドによりますが、今の市場的に配合しないシャンプーは見劣りしてしまうのが現実です。
植物エキス成分
- 植物エキス一覧
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アルガニアスピノサ核油
アルガンの木から1リットルしか採取できない貴重なオイル。オレイン酸やリノール酸を豊富に含み、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンEを含む。また高い保湿力を持つ。ヒナギク花エキス
ヨーロッパ原産デイジーの花由来のエキス。サポニン、ポリフェノール、多糖類を多く含んでいるため保湿効果に期待できる。サボンソウ葉/根エキス
ヨーロッパ原産のナデシコ科サボンソウ属の根、葉から抽出されるエキス。保湿作用だけではなく高い泡立ちと滅菌性に期待されて配合されることが多い。肌を傷めずに皮脂や角質汚れを落とす作用に期待される。
配合は3種類ほどで、厳選したものが使用されている感じですね。
アルガンオイルはビタミンや脂肪酸などの栄養が豊富ですし、サボンソウエキスは頭皮を掃除するのに役立つ作用に期待ができます。
ただしシャンプーに配合される植物エキスは少量なのと、洗い流すとおおよそ流れ落ちてしまうため、大きな期待はできませんので注意しましょう!
その他成分
- その他成分一覧
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EDTA-2Na
キレート剤。金属イオンを不活性化させる代表成分。ステアリン酸エチルヘキシル
油性基剤。サッパリしたエステルオイル。キサンタンガム
増粘剤。イソステアリン酸Na
イソステアリン酸を水酸化ナトリウムで中和したセッケンで気泡力、洗浄力がある。安息香酸Na
防腐剤。クエン酸
pH調整剤。黄4
人工着色料。黄5
人工着色料。DPG
高い保湿力を持つ。製品の品質を維持する作用も併せ持つ。BG
保湿成分。製品の品質を維持する効果。フェノキシエタノール
防腐剤。香料
人工香料。
いやーもう人工着色料はやめません???
まず防腐剤に関してはパラベンは使われていないですが、その他合成防腐剤が使われているといういつものパターンです。
その他キレート剤なんかも使われていますが、シャンプーの品質維持には必要なものなので、この価格帯の市販シャンプーなら配合されていても仕方ありません。
ただ個人的に「なし」なのが人工着色料。これはもういらないでしょ絶対。
シャンプー液の色なんて風呂場のライトの色で見え方変わりますし、今回も使っている割には色薄いんですよ。。。なら配合しなくていいと思います。
ここのその他成分にはシャンプーへのこだわりが見えるのでいつも評価していますが、このシャンプーにおいてはこだわりは見えないですね。
アンドハニー ピクシーモイストシルキーシャンプーの使用感についてレビュー
続いてはアンドハニー ピクシーモイストシルキーシャンプーの使用感についてレビューしていきます!
さて続いて実際にアンドハニー ピクシーモイストシルキーシャンプーで頭皮や髪を洗ってみて感じた感想をレビューしていきたいと思います。
チェックポイントは以下の通り。
シャンプーの香り
泡立ちの良さ
洗い上がりの状態
アンドハニー ピクシーモイストシルキーシャンプーがオススメの方
シャンプーの香り:甘めのフローラルな香り
傾向としては結構甘めの香り!
アンドハニー ピクシーモイストシルキーシャンプーはシャンパンフルールハニーの香り。
シリーズ通してハチミツの香りはベースで使用されており、そこにこだわりの香りがブレンドされる感じになっています。
今回はデイジーの香りがブレンドされていますが、人工香料を使うだけではなく、植物エキスを使うところにこだわりを感じますね。
香りはベースが一緒なので甘めの香りであることは代わりないですが、ムスクのように甘すぎるというわけではないので、比較的使いやすいんじゃないかなと思います。
- 香りの評価
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(4.0点/5.0点)
泡立ちの良さ:汚れていてもしっかり泡立つ!
オレフィンが配合されているので泡立ちはいい感じ!
泡立ちはとてもいい感じです!
オレフィンが2番目に配合量が多いこともあって、安定して泡立ちの良さを感じました。
正直アミノ酸シャンプーというよりかはメンズシャンプーのような配合内容になっていることもあって、泡立ちはいい感じだと思います。
毛髪にスタイリング剤がついていてもあまり泡立ちが悪くなることなく泡立ってくれたので、泡立ち重視の人にはありがたいかもしれないですね。
- 泡立ちの評価
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(4.0点/5.0点)
洗い上がりの状態:しっとりした仕上がりで指通りもいい感じ!
アンドハニーの指通りの良さは健在!
さてここではロングヘアの妻が使った感想を中心にお伝えできればと思いますが、指通りはとてもサラサラで引っ掛かりも感じなかったようです!
保湿成分が多いこともあって、洗い流している最中からシットリしたテクスチャーで、指通りもよく感じたそうです。
アンドハニーの指通りの良さは健在ですが、まとまりにおいてはダメージの大きい毛先などは若干パサつく感じがあったようです。
ロングヘアの毛先は特に痛みがひどいことが多いので、ダメージがひどい場合は若干微妙に感じる人もいるかもしれないです。。。
- 洗い上がりの評価
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(4.5点/5.0点)
アンドハニー ピクシーモイストシルキーシャンプーと相性が良い人と悪い人をチェック!
さてここではアンドハニー ピクシーモイストシルキーシャンプーと相性の良い人と悪い人についてお伝えしていきます!
ここまでは実際に使った使用感をレビューしてきましたが、ここからは購入を考えている皆さんがアンドハニー ピクシーモイストシルキーシャンプーと相性が良いか悪いかを判断してもらうための情報をお伝えします!
ピクシーモイストシャンプーは保湿成分に力を入れているシャンプーなので、毛髪の乾燥が気になっている人は一度チェックしてもらいたいシャンプーです。
あとはアンドハニーシリーズ共通の指通りの良さは健在なので、サラサラ感が欲しくて、その中でも保湿に注力しているシャンプーが好みの人にはマッチするかもしれないですね。
ただ補修成分が心許ないので、ロングヘアの人やハイダメージの人だと仕上がりに「うーん…」と感じる人もいるかもしれません。
アンドハニー ピクシーモイストシルキーシャンプーのまとめ評価
さて今回はアンドハニー ピクシーモイストシルキーシャンプーをレビューしてきました。
アンドハニーシリーズの中で保湿成分に特化しているだけあって、保湿力にはかなり期待ができそうなシャンプーでした。
シリーズ展開としてはうまくやっているなーとは思いつつも補修成分が心許ないため、せっかくの保湿成分もありがたみも少なくなってしまっている感じ。
難しいとは思いますが、もう少し補修成分にも力を入れられると良かったのかなーとは思います!
コストパフォーマンスの良さ | |
成分満足度 | |
香りの良さ | |
泡立ちの良さ | |
洗い上がりの状態 | |
総合評価 |
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