無印良品の植物発酵液シャンプーはどっちがオススメ?さらさらとうるおいの2種類の違いを徹底比較!

2025年2月に新発売された無印良品のシャンプー、それが植物発酵液シャンプーです!
今回は全部で2種類展開されており、どちらも植物発酵液がテーマでさらさらとうるおいの仕上がりの違いにより分類されているようです!
ということで今回はその無印良品の植物発酵液シリーズから展開される2種類のシャンプーを使用感と配合成分の観点から比較して、どれが一番オススメなのかレビューをしていきたいと思います!
無印良品の植物発酵液シャンプーは”頭皮ケア”にも着目したシャンプー


植物発酵液による頭皮ケアがテーマのシャンプーだよ!
無印良品 植物発酵液シリーズのシャンプー総合評価 | |
うるおい | さらさら |
今回の無印良品の最新作は植物発酵液をテーマにしたシャンプーです。
植物発酵液とは特定の植物を酵母で発酵させて抽出される液体のことを言いまして、抗酸化作用やコラーゲン生成促進作用などを持つものもあるため、保湿だけではなく頭皮ケアにも期待できる成分でもあります。
今回はそんな頭皮ケアができることを売りにしているわけですが、今回は万人受けのシャンプーというよりかは特定の方向けのシャンプーといった印象を受けました。
また今までの無印良品のシャンプーに比べると人によってはコンディショナーが必須の印象で、コスパ的には魅力が減少してしまっているのも正直なところです。
そのため今までの無印良品のシャンプーよりも点数は低めになっていますが、先ほどお伝えした一部の人にとってはかなりハマるシャンプーになっているように思いますので、評価は人によってだいぶ差はあるのではと思います。
無印良品の植物発酵液シャンプー2種類を配合成分の違いで評価をしてみる


大きな違いは植物エキスのみで、それ以外は大体一緒!
うるおい | さらさら |
水、ココイルメチルタウリンNa、コカミドプロピルベタイン、プロパンジオール、ラウラミドDEA、ソルビトール、コメヌカ発酵液、サッカロミセス/ハトムギ種子発酵液、サッカロミセス/オオムギ種子発酵液、ダイズペプチド、加水分解ダイズタンパク、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解ダイズタンパク、コメ胚芽油、ヤシ油、アルガニアスピノサ核油、ブドウ種子油、メドウフォーム油、キハダ樹皮エキス、スベリヒユエキス、センチフォリアバラ花エキス、ハトムギ種子エキス、リンゴ果実エキス、セラミドNP、アラニン、アルギニン、グルタミン酸Na、セリン、プロリン、ポリクオタニウム-51、ポリクオタニウム-65、グリセリルグルコシド、グリセリン、BG、ペンチレングリコール、エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、ステアリルベタイン、ジラウリン酸PEG-75、ポリソルベート80、ポリクオタニウム-10、クエン酸、クエン酸Na、香料 | 水、コカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンNa、プロパンジオール、ラウラミドDEA、ラウロイルメチルアラニンNa、コメヌカ発酵液、サッカロミセス/ハトムギ種子発酵液、サッカロミセス/オオムギ種子発酵液、ダイズペプチド、加水分解ダイズタンパク、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解ダイズタンパク、アンズ核油、ザクロ種子油、アマナズナ種子油、トウモロコシ胚芽油、バオバブ種子油、ウメ果実エキス、キウイエキス、ビターオレンジ果皮エキス、ユズ果実エキス、レモン果汁エキス、セラミドNP、アラニン、アルギニン、グルタミン酸Na、セリン、プロリン、ポリクオタニウム-51、ポリクオタニウム-65、グリコシルトレハロース、BG、ペンチレングリコール、エチルヘキシルグリセリン、加水分解水添デンプン、カプリル酸グリセリル、ステアリルベタイン、ジラウリン酸PEG-75、ポリソルベート80、ポリクオタニウム-10、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、クエン酸、クエン酸Na、香料 |
さて2種類の配合成分の違いを横並びで見ていきたいと思います!
黄色くラインが引かれている配合成分がそのシャンプーにしか配合されていない成分です。
結論、違いはほとんどが植物エキスで、一部保湿成分に違いがあるくらいでしたね。
ただシャンプーは洗い流す関係で植物エキス個々の特徴はあまり現れないと言われていますので、正直あまり大きな違いにはならないと思われます。
シャンプーの特徴は界面活性剤が大きな影響を及ぼしますが、界面活性剤はほぼ一緒なので製品の品質としては大きな違いはありません。
どちらもタウリンNaとベタインを使っていて、頭皮に優しく刺激性の低い成分で構成しているので頭皮ケアというテーマには非常にマッチしていると思います!
ただどちらもコンディショニング成分がだいぶ少ないので、ロングヘアの人やダメージや乾燥が強めの人だとシャンプーだけでは使用感に違和感が出るのではという懸念があります…。
個人的にはシャンプーの品質にあまり違いはなく、小さな部分での違いになるため、その点は配合成分比較の部分で解説していきます!
無印良品の植物発酵液シャンプー2種類を使用感で評価してみる


さて無印良品の植物発酵液シャンプー2種類を使用感でチェックしていきましょう!
実際に私が成分解析をした評価と、実際に使った上での使用感の評価をここにまとめましたので、まずは軽く目を通してください。
配合成分にこだわりたい:個人的にはうるおい一択


個人的にはうるおいがテーマにメチャクチャ沿っていていいと思います!
無印良品 植物発酵液シリーズのシャンプー配合評価 | |
うるおい | さらさら |
A- | B+ |
配合成分で比較するのであれば、個人的にはうるおい一択かなと思います。
まず大前提ですが、どちらも大きな配合成分の違いはなく、残念ながら同価格帯のシャンプーと比べると見劣りしてしまうラインナップになっています。
その中でも買う価値があるシャンプーはどちらかと考えると、私はうるおい一択かなと思います。
その理由は「徹底的に頭皮ケアにこだわっている製品」であるということ。
頭皮ケアに関わる成分としては保湿成分や各種植物発酵液成分で、これだけだと他社製品とそこまで差別化できるわけではありません。
何がすごいかでいうと、合成防腐剤や合成キレート剤などを極力含まないようにしている無印良品の昔からのこだわりが強みであるということ。
通常のシャンプーはパラベン、安息香酸、フェノキシエタノール、EDTA系の成分が盛り沢山なんですが、無印良品はここら辺の成分を使わないという素晴らしいこだわりがあります。
この点において他社と大きな違いがあり、頭皮にできる限り気遣ったシャンプーを使いたい人にとってはこれ以上ない製品になっていると思います。
実はこの特徴はうるおいもさらさらも一緒なんですが、さらさらにはカチオン系界面活性剤が配合されていたり、柑橘系植物エキスが使われているため、気にする人は気にする成分がちらほら配合されているため、それらが配合されていないうるおい一択かなと判断しました!
香りにこだわりたい:自然系の香りが好きな人であればハマる


男性でも女性でも使いやすい香りだと思います!
無印良品 植物発酵液シリーズのシャンプー香り評価 | |
うるおい | さらさら |
A | A |
うるおい:フローラルシトラスの香り
さらさら:ハーブシトラスの香り
シリーズごとの香りはこんな感じ。
香りの系統としてはどちらも自然系の香りがベースで、そこに柑橘系の香りがブレンドされている感じです。
実際の香りはうるおいの方が自然系(特にウッディ系)の香りが強いため、柑橘とのバランスの良い方が好きであればさらさらがオススメです。
私はウッディ系の香りが強めの方が好きなので、私と好みが同じ人はうるおいの方がオススメです!
泡立ちで選びたい:どちらにもあまり期待しない方がいい…


どちらも気持ち泡立ちが弱めな印象…
無印良品 植物発酵液シリーズのシャンプー泡立ち評価 | |
スムース | モイスト |
B | B |
泡立ちですが、どちらもあまりいい感じではないように思いました。
基本的にいつも比較する際は同量のシャンプー液を使うようにしているのですが、今回も同様の感じの量を使いましたが若干泡立ちが微妙に感じました…。
無印良品のシャンプーは過去作もおおよそ泡立ちが微妙に感じることが多く、昔の製品に比べると改善はされていますがそれでも気持ち弱いように感じます。
ただ少し使用量を増やせばしっかり泡立ってくれますので、大きな懸念ではないですし気づかない人もいるレベルなので、安心してもらえればと思います!
洗い上がりの状態にこだわりたい:強いていうのであればさらさらだけど…

シャンプーだけだと人によっては厳しいと思います
無印良品 植物発酵液シリーズのシャンプー仕上がり評価 | |
うるおい | さらさら |
B- | B |
今回の無印良品の新作ですが、どちらもシャンプーだけだと厳しい人が多いと思います…。
ロングヘアの妻がシャンプーのみを使ってみたところ、引っ掛かりなどはないものの、乾かした後にどちらも広がりを感じてしまい、次の日の寝癖が酷かったようです。
これはコンディショニング成分が少なめがゆえに生じている現象ではないかと思いますが、妻同様にロングヘアの人や乾燥やダメージが強い人だと仮定すると、コンディショナーの使用は必須だと思います。
またうるおいとさらさらを比較すると、さらさらの方がキュッとしたテクスチャーが柔らかかったようで、妻としては使いやすかったみたいです。
ただしショートヘアの人であれば特に違和感なく使えると思いますし、むしろサッパリ系の仕上がりが好きな人はシャンプーだけで十分だと思います。
コストパフォーマンスにこだわりたい:今回のシャンプーはコスパには期待しない方がいいかも

一部の人にとってはめちゃくちゃいいけど…
無印良品 植物発酵液シリーズのシャンプー泡立ち評価 | |
うるおい | さらさら |
B | B |
全体的な評価で見ると、残念ながら今回の新作はコスパがいいとは言えません…。
今までの無印良品のシャンプーはシャンプーだけでも使用感の良さを感じられましたし、全体的にバランスがよく価格も安かったためコスパがめちゃくちゃ良かったんです。
ただ今回の新作は比較的多くの人にとってコンディショナーが必須であることを考えると、コスパとしては微妙と言わざるを得ないかなと思います。
ただし「徹底的に頭皮に気を使ったシャンプーを購入したい」と考えている人にとってはこの上ないシャンプーになっている気もしているので、そういった方からすれば、このクオリティのシャンプーを1300円程度で買えるのは革新的だと思います。
そのため一部の人にとっては素晴らしい製品ではありつつも、一般的にコスパがいい製品とは言いづらい、というのが評価になります。
無印良品の植物発酵液シャンプーの最終判断ポイントはこれ


無印良品の植物発酵液シリーズそれぞれにマッチするであろう人をお伝えしていくよ!
さて最後に無印良品の植物発酵液シャンプーシリーズの3種類を選ぶポイントについてまとめたいと思います!
もし私がこのシリーズを使うのであれば、うるおい一択かなと思います。
頭皮ケアは近年のシャンプー業界でかなり注目されているテーマでもありますし、その中でもうるおいは無印良品のシャンプーだからこそ叶えられるクオリティのシャンプーだと感じたからです。
今回は比較的厳しめなレビューになりましたが、私個人的にはショートヘアということもあり、レギュラーシャンプーとして使ってもいいくらいだと感じています。
気になったシャンプーを見つけて個別記事をチェック!

今回の記事を気に入ってくれたらぜひ個別記事も見てみてください!
さて今回は無印良品の植物発酵液シリーズ2種類を比較評価してみました!
残念ながら万人受けするようなシャンプーではなかったものの、一部の人にとってはこれ以上ないくらいのクオリティのシャンプーに仕上がっていると感じました!
ここでは説明しきれない細かいレビューは個別記事て記載していますので、ぜひ個別のレビュー記事も見てみてくださいね!


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