アンドビーのシャンプーはどっちがオススメ?スタンドアップとテイクダウンの違いを配合成分から使用感まで徹底比較!
化粧品で有名な&Bから初めてのヘアケアシリーズが展開されて、そのひとつにシャンプーも展開されました。
中価格帯という激戦区に参入してきた&Bのシャンプーは全部で2種類あり、それぞれにテーマを設定して展開されています。
今回はその&Bブランドから展開される2種類のシャンプーを使用感と配合成分の観点から比較して、どれが一番オススメなのかレビューをしていきたいと思います!
アンドビーのシャンプーは「ボリュームアップ」と「広がり抑制」がテーマの2種類展開
スタンドアップとテイクダウンでそれぞれ逆のテーマが設定されています!
アンドビーシリーズのシャンプー総合評価 | |
スタンドアップ | テイクダウン |
&Bのシャンプーは2種類展開で、ボリュームアップをテーマにしたスタンドアップと、広がりやゴワつき防止をテーマにしたテイクダウンの2種類になります。
まさに真逆のテーマが設定されたシャンプーが2種類展開されていて、実際にそのテーマに沿った成分が豊富に配合されています。
ただテーマだけを見ると真逆の特徴を持つ成分を配合しているかに思えるんですが、ハリコシを出すにしてもボリュームを抑えるにしても保湿成分と補修成分が重要で、これら2種類の成分にこだわりをみせているのが&Bのシャンプーになります。
ではその保湿成分と補修成分にはどういった違いがあるのか、次の配合成分の違いを評価する項目で見ていきましょう!
アンドビーのシャンプー2種類を配合成分の違いで評価をしてみる
2種類でかなり配合内容が変えられていて、ちゃんとシリーズ展開できているのは良い感じですね!
スタンドアップ | テイクダウン |
水、コカミドプロピルベタイン、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、PPG-9ジグリセリル、BG、加水分解コンキオリンタンパク、加水分解ケラチン(羊毛)、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解シルク、加水分解シルク、γ-ドコサラクトン、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-7、加水分解コラーゲンPGプロピルメチルシランジオール、ホホバ種子油、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、フィトステロールズ、セラミドNG、セラミドAP、セラミドAG、セラミドNP、セラミドEOP、ヒマワリ種子油、コカミドメチルMEA、ラウロイルメチルアラニンNa、ポリソルベート20、ジステアリン酸PEG-150、水添レシチン、DPG、クエン酸、水酸化Na、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、安息香酸Na、香料 | 水、コカミドプロピルベタイン、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、塩化Na、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、グリセリン、PPG-3カプリリルエーテル、加水分解コラーゲン、アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウム、ポリクオタニウム-61、ポリクオタニウム-10、アボカド油、アルガニアスピノサ核油、シア脂、塩化アンモニウム、ヘマチン、コカミドメチルMEA、ココイルグルタミン酸TEA、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、ポリソルベート20、ラウリン酸ポリグリセリル-10、メドウフォーム-δ-ラクトン、DPG、BG、エタノール、クエン酸、クエン酸Na、水酸化Na、トコフェロール、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、安息香酸Na、メチルパラベン、香料、カラメル |
黄色の成分がスタンドアップのみに配合されるもので、青色の成分がテイクダウンのみに配合されるものになります。
パッとみてわかる通り8割くらいの成分がそのシャンプーのみに配合されているもので、明確に違いを出すように努力しているのが見てとれます。
シリーズで複数展開していても香りとか植物エキス以外全部一緒だったりするシャンプーもありますので、そういった意味ではしっかりと作り分けしているのは素晴らしいです。
内容的にはどちらも保湿成分と補修成分にこだわりを見せているところは変わりありませんが、中価格帯のシャンプーと比べるとあまり優位性を感じない普通なシャンプーといった印象を受ける内容です。
まずシャンプーの命である洗浄成分がベタインがメインで補助剤のメインがオレフィンという若干安上がりな印象を受ける内容であり、保湿成分と補修成分もめちゃくちゃいいかというとそういうわけではありません。
もちろん悪いシャンプーではなく、この中価格帯のシャンプーは今一番の激戦区なので、そこのシャンプーと比べると見劣りをしてしまうというだけです。
&Bの化粧品シリーズで揃えたいという人であれば使う価値もあると思いますが、特にこだわりを持たない人であれば他に流れてしまう内容だと感じます。
アンドビーのシャンプー2種類を使用感で評価してみる
さてアンドビーのシャンプー2種類を使用感でチェックしていきましょう!
実際に私が成分解析をした評価と、実際に使った上での使用感の評価をここにまとめましたので、まずは軽く目を通してください。
配合成分にこだわりたい:強いていうならテイクダウン
テイクダウンの方が全体的にバランスがいいんですよね!
アンドビーシリーズのシャンプー配合評価 | |
スタンドアップ | テイクダウン |
B- | B |
&Bのシャンプーの中で選ぶとすれば、個人的にはテイクダウンですかね。
&Bシリーズもスタンドアップ、テイクダウンというネーミングを変えている通り、髪の悩みに合わせて配合成分を変えているため万人に「これがいい!」というものは本来シャンプー存在しません。
その前提のもとどちらがいいかを評価すると、個人的にはテイクダウンの方が若干いいかなーと感じています。
シャンプーの命である洗浄成分はほぼ共通なため違いを見出すことが難しく、差別化するとなると保湿成分と補修成分が中心で、頭皮ケア成分とその他成分が最終判断ポイントといった感じです。
まず保湿成分と補修成分ですが、これはどちらもかなり注力されているので両者とも満足なのですが、強いていうのであればテイクダウンの方が全体的なバランスが取れているように思います。
頭皮ケア成分としてトコフェロールも配合されているので、その点も相まってテイクダウンに軍配が上がります。
2種類の配合成分について解説をすると長くなるので、気になる人は個別のレビュー記事を読んでみてください!
香りにこだわりたい:どちらも同じ香り!
どちらも同じ香りなので比べる要素はありません!
アンドビーシリーズのシャンプー配合評価 | |
スタンドアップ | テイクダウン |
A | A |
&Bのシャンプーはどちらも同じ香りに仕上がっているので、比べる要素はありません。
一応全てのシャンプー比較記事で言及しているので記載はしていますが、&bシャンプーは同じなので特にいうことは無しですね。
どちらもアロマ店舗などでよく香るハーバル系の香りで、普段からそういった香りを愛用している人にはたまらない香りなんじゃないかと思います。
今までのシャンプーにはありそうでなかった香りで、個人的にもすごい好きな香りなのでハマる人にはとことんハマるんじゃないかと思います!
泡立ちで選びたい:どちらも違いは感じない
洗浄成分がほとんど一緒のためか泡立ちに違いは感じませんでした!
アンドビーシリーズのシャンプー泡立ち評価 | |
スタンドアップ | テイクダウン |
B+ | B+ |
&Bのシャンプーは泡立ちはほぼ同じで違いは感じませんでした。
先ほどもお伝えした通り、使っている洗浄成分がほとんど同じなので泡立ちにおいてもほとんど違いは感じませんでした。
どちらもベタインがメインで補助剤にオレフィンと気泡補助剤といった組み合わせで同じです。
ベタイン系のシャンプーは泡立ちに不安を感じることが多いのですが、このシャンプーはオレフィンが補助剤に使われているためか泡立ちは悪くありませんでした。
どちらかというとアミノ酸系シャンプーに近い使い心地で、泡立ちは控えめではあるものの泡密度は比較的濃いので洗い心地は悪くありません。
洗い上がりの状態にこだわりたい:ロングならテイクダウン一択
ショートならどれでも問題ないですが、ロングならテイクダウンがいいかも!
アンドビーシリーズのシャンプー配合評価 | |
スタンドアップ | テイクダウン |
A- | A- |
今回&Bのシャンプー2種類を私とロングヘアの妻が実際に使い比べてみたので、その感想をお伝えしていきます。
まずショートヘアの私はどちらも使い心地は悪くなく、乾かした後も違和感は感じることはありませんでした。
一方ロングヘアかつ若干のダメージをもつ妻が使ってみたところ、テイクダウンの方が使い心地は良かったみたいです。
スタンドアップはキシむまではいかないものの若干キュッとした仕上がりになるのと、まとまり感をあまり感じられなかったとのことです。
テイクダウンは特にそういった違和感はなく、まとまり感も良かったようなので全体的な使い心地としてはテイクダウンに軍配が上がるかもしれません。
ただ繰り返しになりますが、毛髪の悩みによって使い心地は変わってきますので一参考程度にとどめてくださいね!
コストパフォーマンスにこだわりたい:あまり差はないけどテイクダウンがいいかも
&Bの中ではテイクダウンがいいかな!ただ…
アンドビーシリーズのシャンプー配合評価 | |
スタンドアップ | テイクダウン |
B | B+ |
&Bの中でコストパフォーマンスで比べるのであればテイクダウンがいいかなと思います。
まずこの2種類は価格と容量が一緒なことを前提とすると、配合成分と使い心地で若干優位なテイクダウンの方がシャンプーの質的には高い印象なため、テイクダウンの方がいいように思います。
一方で中価格帯のシャンプー全体で比べるとやはり見劣りしてしまう印象で、このシャンプーじゃないとだめ!というポイントが見当たりません。
今やこの価格帯で勝ち残るためにはかなり大変な印象なので、ヘアケア初参入ということも考慮して、今後のバージョンアップに期待したいですね。
アンドビーシリーズの最終判断ポイントはこれ
アンドビーシリーズそれぞれにマッチするであろう人をお伝えしていくよ!
さて最後にアンドビーのシャンプーシリーズの2種類を選ぶポイントについてまとめたいと思います!
このシャンプーを選ぶ人がいるとすれば、「&Bブランドが好きな人」これ一択だと思います。
繰り返しになりますが、この価格帯では他のシャンプーでもクオリティがかなり高いものが出回っているので、このシャンプーじゃないといけない理由が私個人的には見当たりません。
もちろん悪いシャンプーではないですが、なかなか強みを見出せないのが辛いところです。
気になったシャンプーを見つけて個別記事をチェック!
今回の記事を気に入ってくれたらぜひ個別記事も見てみてください!
さて今回は&Bのシャンプーシリーズ2種類を比較評価してみました!
&Bは初めてのヘアケア参戦ということでしたが、個人的には若干残念な結果に終わってしまった気がします。
このクオリティで中価格帯で勝負するのは難しいのでクオリティアップを図るか、3000円の高価格帯は中価格帯ほど激戦区ではないのでそこまで内容も価格も引き上げて勝負をするかの方がいい気がしますね。
\\よく相談される悩み事!//
シャンプーを変えても”髪がペタンとする”とか”髪がまとまらない”のはビルドアップが原因かも!
ビルドアップとは?
髪に汚れや成分が付着して落ちなくなってしまった状態のこと。
その状態を解決するための秘策があります!
気になる方はこちらの記事をチェックしてください!